2012-10-20 Sat

1997年制作 独
監督:トーマス・ヤーン
≪キャッチコピー≫
『天国じゃ、みんなが海の話をするんだぜ。』
≪ストーリー≫
病院で余命幾許もないと診断された二人の男。
自暴自棄になっているところ、ひょんなことから海の話題に。
海を見たことがないので二人は病院を脱走し、車を盗み海へと走り出した・・・。
車を盗まれたギャングと警察に追われながら二人は海へと向かう。
≪感想≫
「死」というテーマがセンチメンタルな空気をかもし出すかと思えばそうではない。
テンポ良く流れていく二人の旅路は、イカしていてカッコいいんです。
適度なドタバタ感の中に不安はなく安心感が漂う。
ピンチになっても、きっとこいつらなら巧く切り抜けるんだろうなぁなんて思わせてくれる。
昔、一度観たんだけどそのかっこよさを再確認。
エンターテイメント性が十分に満ちた良作。
この作品、最高です!!
≪点数≫
10点
(11.04.07鑑賞)

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2012-10-20 Sat

2006年制作 アイルランド
監督:ジョン・カーニー
≪キャッチコピー≫
『ふたりをつなぐ、愛より強いメロディ』
≪ストーリー≫
アイルランドの首都ダブリン。
ストリートミュージシャンとして毎日街角に立つ男。
ある日、彼を観客として見に来ていたチェコ系移民の女性と知り合い仲良くなる。
彼女がピアノの才能があることを知った男は2人で曲を作ろうと持ちかける。
≪感想≫
87分という短い時間にちりばめられた音を通してのメッセージ。
音楽が持つ表現力のすごさを改めて思い知らされた。
二人の微妙な距離感。
想いが詞になり歌になる。
歌も映像も雑なんだけど澄んでいるんだよなぁ・・・。
ラブストーリーと思ってちょっと身構えてしまいましたが、上質な音楽映画でした。
オススメです!!
(12.10.23追記)
今作のレビューを読み返すとふとある歌の歌詞を思い出した。
『君の好きな歌を口ずさんでみる
少し距離が縮まった気がした
君と僕を繋ぐ不思議なメロディー
大空に響いてどこまでも飛んでけ!』
良い歌詞だなぁ。
≪点数≫
9点
(11.03.31鑑賞)
こちらはBank Bandの「沿志奏逢 3 」。
思い出したある歌とは「奏逢 ~Bank Band のテーマ~ 」の一節。
名曲です。

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