2012-10-04 Thu

2007年制作 邦
監督:筧 昌也
≪キャッチコピー≫
『生き方はお任せします。最期はお任せください。』
≪ストーリー≫
死神の千葉の仕事は、不慮の事故で亡くなる予定の人物のところに7日前に現れ、
その人を1週間観察し、その生死を判断すること。
雨男の彼はその日も雨の中、7日後に死を迎えるはずの27歳の会社員一恵が現れるのを待っていた。
やがてメーカーの苦情係として働き、疲れ果てて仕事を終えた彼女が姿を見せ……。
≪感想≫
死神の仕事はその対象者の前に現れ、交流しその人の生死を判定する。
今回の対象者は27歳の女性、40歳の男性、そして70歳の老女。
3つの話が繋がったオムニバス映画。
大大大好きな伊坂幸太郎の小説を映画化。
原作は6つの短編連作で、文句なしに面白かったです。
じゃあ映画は・・・??
むむむ・・・まぁ良かったかなって感じ。
ただ、今作、原作を知っているから映画の面白さも4割増しぐらいになったのかな。
映画では省かれてしまっている死神の色々なルールや設定も原作には描かれているので
納得する部分もあったので。
原作を読んでいない人には、「???」な場面もあるかもね。
今作を観たい人はぜひ原作から読んでみてください!!
≪点数≫
7点
(11.01.21鑑賞)
こちらは原作。
素敵な作品でした。

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2012-10-04 Thu

2008年制作 米
監督:ジョン・パトリック・シャンレイ
≪キャッチコピー≫
『神聖なはずのカトリック学校で、何が起こったのか?』
≪ストーリー≫
1960年代ニューヨークのカトリック系教会学校。
校長であるシスターアロイシスは、その厳格な性格で子ども達に恐れられていた。
一方、温和で人当たりの良いフリン神父は子ども達にも慕われていた。
ある日、シスターアロイシスはフリン神父が一人の黒人の男子生徒に特別な感情を
持っているのではないかと疑念を抱く。
≪感想≫
実直で厳格なシスターと柔軟で和を重んじる神父。
何が本当で誰が正しいのか。
「疑う」という事はどういうことか、一度疑い出した時の人間の心理。
鑑賞中も鑑賞後も心情がぐらぐらぐらぐら・・・。
以前鑑賞した邦画「ゆれる」を観た後に感じた余韻と物凄く近い。
観終わった後も作品についてあーだこーだお話できる秀作でした。
名役者、メリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマンの会話劇は圧巻の一言。
≪点数≫
8点
(11.01.19鑑賞)

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