fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.428 『アートスクール・コンフィデンシャル』
No428 『アートスクール・コンフィデンシャル』

2006年制作 米
監督:テリー・ツワイゴフ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
小さいころから絵ばかりを描いていた冴えない青年ジェロームは、とあるアートスクールへ入学する。
変わった仲間や環境、そして自分の才能の無さにに右往左往しながら学生生活を過ごしていた。
そんな中、彼の周りでは謎の連続殺人事件が起こっていた・・・。

≪感想≫
今作、例えば美大生や芸術家の皆さんが観たらもっと楽しめるんでしょうね。
きっと、あるあるなシーンがたくさんあってそんなシチュエーションを皮肉たっぷりに描かれていたようなので。

最後のオチなんてすっごいブラック。
本末転倒なんだけど本人にとっちゃあそれが幸せのカタチな訳で・・・。
うーん何だかなぁ・・・。

結構、思い返すと色々考えさせられる良い作品だったかな。

≪点数≫
  5点
                                           (11.03.21鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.427 『ハリー・ポッターと賢者の石』
No427 『ハリー・ポッターと賢者の石』

2001年制作 米
監督:クリス・コロンバス

≪キャッチコピー≫
『史上最強のファンタジーがやってくる。』

≪ストーリー≫
赤ん坊のころに両親が亡くなり親戚のダーズリー一家に育てられたハリー・ポッター。
ダーズリー一家に散々虐げられて育てられたハリーは11歳の誕生日に自分の本当の正体を知ることになる。
それは自分が本当は魔法使いで、とてつもない宿命を背負っていること。
そしてこれからホグワーツ魔法学校に入学して魔法を学ぶことが許されているということ。
大魔法使いハリー・ポッターの冒険が今始まろうとしていた・・・。

≪感想≫
今シリーズの感想は最終作にて。

≪点数≫
  8点
                                           (11.03.20鑑賞)



こちらは原作。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.426 『木曜組曲』
No426 『木曜組曲』

2001年制作 邦
監督:篠原 哲雄

≪キャッチコピー≫
『みんなで殺した?』

≪ストーリー≫
有名作家・重松時子は4年前、謎の薬物死を遂げた。
それから毎年、時子を偲び、時子の館に集う5人の女たちがいた。
そして今年も5人の女が集う。
血の繋がった3人の親類、血の繋がらない1人、そして編集者の1人。
5人の女は重松時子の死因について語り始める・・・。

≪感想≫
原作は恩田陸の小説。
恩田陸の小説は結構読み明かしているのでちょっとハードルを高くして観てしまったかな。
もっと「アッ!!」っと言わせて欲しかったです。

ちょっと物足りなさを感じてしまい・・・。
ストーリーや結論についても納得いかなかったのが本音です。
文字で読んだらもっと面白かったかも。

まぁ、観た後のあの何とも言えない余韻は半端なかったんですけどね。

≪点数≫
  4点
                                           (11.03.19鑑賞)



こちらは原作本。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.425 『マルコヴィッチの穴』
No425 『マルコヴィッチの穴』

1999年制作 米
監督:スパイク・ジョーンズ

≪キャッチコピー≫
『入ってみる?』

≪ストーリー≫
人形師のクレイグと、ペットショップ店員の妻ロッテ。
人形師だけでは稼ぎも少ないためクレイグは定職に就こうと、天井が低くて立つことのできない
7階と8階の間=7と1/2階にある会社 に事務員として就職する。
そこでクレイグは不思議な穴を見つける。
その穴は俳優ジョン・マルコヴィッチの頭の中へ通じる不思議な穴だった・・・。

≪感想≫
まずこの奇天烈なストーリーを発想できただけでもう◎でしょう。
かといって不思議な展開ではなく、ちゃんとしっかりした物語になっていて最後まで楽しめました。

出演者ってあんな人やこんな人が演じていたんですね。
ジョン・キューザックは途中まで誰だか分かんなかったし、キャメロン・ディアスもいつもとは違い
野暮ったい感じで良かったです。
ハゲてしまったチャーリー・シーンも、出てきただけで笑ってしまいました。

≪点数≫
  8点
                                           (11.03.10鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(1) | コメント(2)
No.424 『ベスト・キッド』
No424 『ベスト・キッド』

2010年制作 米/中
監督:ハラルド・ズワルト

≪キャッチコピー≫
『最高の師匠がくれたもの──それは、逃げずに立ち向かう勇気。』

≪ストーリー≫
小さい頃に父親を亡くし、母親とアメリカから中国・北京に移住することになったドレ少年。
転校先の学校ではいまいちなじめず、地元のカンフー少年には因縁をふっかけられ、いじめられる始末。
この日も、少年たちに追いかけられていると、引っ越し先の管理人ハンに助けられる。
ハンがカンフーの達人と知ったドレは強くなるためにカンフーを教えてくれとせがむが・・・。

≪感想≫
1984年上映の作品のリメイク。
当時めちゃくちゃ人気があってちょっとしたブームになったらしい。
もちろん僕も作品は何度も観ていてミヤギ先生とダニエル少年にやられてしまった一人だったりするわけで。

それを踏まえて今作を鑑賞。
大・大・大好きなジャッキーが先生!?
時代を感じますなぁ・・・。

原作は空手だったのに対し今作はカンフーを教えてもらうという設定。
空手も良いんだけど、やっぱカンフーもカッコいい!!
なのでこの設定変更はアリでしょう。

少年たちのアクションシーンはもちろんのこと、ジャッキーの抑えたアクションも◎。
最高に楽しめました。

≪点数≫
  10点
                                           (11.03.09鑑賞)



こちらは元となった作品。
懐かしー。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(0)
No.423 『キトキト!』
No423 『キトキト!』

2006年制作 邦
監督:吉田 康弘

≪キャッチコピー≫
『母ちゃんって、不死身なんだと思ってた──』

≪ストーリー≫
富山県の田舎に住む優介は父親を早くに亡くし、いわゆる「キトキト(活きがいい)」な母親に
女手一つで育てられた。
そんなたくましい母親に反発し自立するため優介は上京することに決めたのだった。

≪感想≫
田舎者が都会に出るということ。
その大都会の風景に何もしなくても何かが起こるという無根拠なワクワクと、
自分が住んでいた環境とのギャップにドキドキが止まらない。
実際に僕もそうだったもんなぁ・・・。

19歳の時、初めて東京でスーパードライホールのモニュメントを見て
「あっ、う○ちだ・・・。」
なんて思ったりしたもんなぁ・・・。
そして都庁ビルを見て「巨大ロボみたいだなぁ・・・。」なんても思ったりもしたし・・・。
あらあらストーリーの主軸とは関係ないお話。

作品の主軸は普遍的な親と子の繋がり。
シンプルだけどジンとくるその形はやっぱりあたたかい。

あの展開はあまり好きじゃないけど、やっぱりじ・じ・じ・じぃーーーん・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (11.03.09鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.422 『アイアン・ジャイアント』
No422 『アイアン・ジャイアント』

1999年制作 米
監督:ブラッド・バード

≪キャッチコピー≫
『約束して、僕のことずっと忘れないって。』

≪ストーリー≫
小さな村に飛来してきた、全身が鉄で出来た謎の巨人。
記憶の無い鉄人は1人の少年ホーガースと出会い、すぐに仲良くなる。
見つかるとまずいので誰にもばれないように過ごしていた彼らだが、
巨人の噂を聞きつけ国の捜査官が村へ訪れ・・・。

≪感想≫
シンプルでスタンダードな良作。
無駄を省いて物凄く分かりやすく仕上がっていて子どもにはもってこい。
と言うか、大人では物足りなさを感じる人もいるかと思うので、子ども、
特に小学校3,4年生あたりの子どもにみせてあげたい。
絶対に感動して元気になるから!!

僕的には最後の終わり方が良いですねぇ。
なんとも粋な感じがして。

≪点数≫
  9点
                                           (11.03.08鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.421 『トラフィック』
No421 『トラフィック』

2000年制作 米
監督:スティーヴン・ソダーバーグ

≪キャッチコピー≫
『闘わなければ、呑み込まれる』

≪ストーリー≫
オハイオ州の麻薬撲滅をうたう大統領補佐官のロバート・ウェークフィールド判事。
カリフォルニア州南部の麻薬密輸の仲介を一手に担うルイス・アヤラとその妻ヘレーナ。
そのカリフォルニアで、麻薬密輸を撲滅すべく一心不乱に任務を遂行する麻薬取締捜査官二人。
メキシコ最北端の都市・ティファナで、州警察の麻薬捜査官として働くハビエル・ロドリゲスとマノーロ・サンチェス。
オハイオ・カリフォルニア・そしてメキシコとそれぞれの場所で麻薬に関わる人たちの物語が進んでいく・・・。

≪感想≫
今作、10年ぐらい前に一度鑑賞。物凄く面白かった印象が残っていたので再鑑賞。
初めて観たときほどの衝撃は受けませんでしたがやっぱりしびれる良い作品でした。

やっぱデル・トロはめちゃくちゃカッコいい。
今作と「21g」っていう作品を観てそのたたずまいにしびれてしまったんだよなぁ。
ちなみに今作でデル・トロはアカデミー助演男優賞を受賞。
良いですね!!

2度目の鑑賞なので、ちょっと突っ込みどころを見つけてしまいましたが、ストーリーも構成もやっぱ秀逸で良作でした。
大好きです。

≪点数≫
  7点
                                           (11.03.05鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.420 『純喫茶磯辺』
No420 『純喫茶磯辺』

2008年制作 邦
監督:吉田 恵輔

≪キャッチコピー≫
『喫茶店はじめたくらいじゃ、人生変わらないと思っていた・・・。』

≪ストーリー≫
奥さんと別れ、高校生になる娘と暮らしている磯部は父親が亡くなりちょっとした遺産が手に入り、
純喫茶を始めることにする。
いわばダメ人間の気まぐれで始めた喫茶店はやっぱり流行る訳でも無かったが、
アルバイトの素子が入ることで彼女目的の客が増え始めるのだった。
ダメおやじの磯部、その娘咲子、そして素子の喫茶店物語。

≪感想≫
何気にいい作品でした。
なんといってもキャスティングが絶妙でしょう!!
宮迫氏のキャラクターはリアリティ抜群で観ていて面白い。
きっと、こんな親父いるよなぁーーって。

今作、会話にも特徴が。
やたらと「アレ」という言葉が多い。
それでも会話が成り立っているのは、はっきりと言わずになんとなくで通じるような
コミュニケーションが当たり前の社会になっているからなんだろうなぁ。
現代人のボキャブラリーの少なさなのか、言動に責任を持ちたくない消極的な性格なのか。
はたまた逆に人の心を思いやる優しさからの対話なのか。
何はともあれそこにすごい面白みを感じました。

後味、スッキリの良作。
お勧めです!!

≪点数≫
  8点
                                           (11.03.04鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.419 『湖のほとりで』
No419 『湖のほとりで』

2007年制作 伊
監督:アンドレア・モライヨーリ

≪キャッチコピー≫
『真実は深く、そして美しく眠っている』

≪ストーリー≫
イタリアの田舎町。
田舎町だけに人々はみな顔見知りで隠し事なんてすぐばれてしまう。
ある日、町のはずれの「湖のほとり」で若い女性の死体が発見される。
そこから、町の人たちの見えていない生活が浮き彫りになっていく。

≪感想≫
とりあえずボーっと眺めていたらいつの間にか終わっていたというのが正直な所。
途中途中で登場人物達の生活の匂いや、心の一片に触れたような気がして「おっ。」と感じるも
消化不良気味。
もっとドラマチックなものを期待してしまっていたのかな。
反省・・・。

余談ですが、時折流れてくる音がすごく異質で作品とマッチしていなかったような・・・。
パソコンで観ていたんだけど音が鳴ったとき
「あれ!?パソコンが壊れちゃったかな??」
なんてびっくりしてしまいました。

≪点数≫
  5点
                                           (11.03.02鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.418 『夜のピクニック』
No418 『夜のピクニック』

2006年制作 邦
監督:長澤 雅彦

≪キャッチコピー≫
『特別なこの日だから 私は秘密の賭けをする』

≪ストーリー≫
全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事「歩行祭」。
ラストイヤーの貴子は、最後の歩行祭を前に、自分の中で賭けをした。
それは、クラスメイトの西脇融に声を掛けるということ。
恋とは違う事情から誓ったある賭けに、勝つことはできるのか・・・。
貴子たちの最後の「歩行祭」が始まりを告げた。

≪感想≫
原作は恩田陸の「夜のピクニック」。
最近、この本を読んで物凄く良かったので、それでは映画版をと鑑賞。

一日を友達やクラスメイトとひたすら歩きとおす。
僕がそこにいたらどんな思い出になっただろう・・・。
うだ話をしたり、歩き疲れたと愚痴ったり、悩みを話したり、好きな人の話をしたりしてたんだろうか。
そして数年後、思い出しては「あんときは青春してたなぁ」なんて懐かしんだりして。
良いですねぇ・・・。

その時はただ一生懸命過ごしているだけで、振り返ると彩づいた日々。
青春とはそんなもんだ。

映画は映画で良かったのですが、今作、原作もかなりお勧めです!!

そういえば今作、2ヵ所だけこれはいらないだろうという演出が・・・。
1つは救護車の隊員がKISSのメイクして登場するシーン。
もう一つは、終盤の爆撃機の映像を差し込むシーン。
あの二つが無かったらもっとよかったのになぁ・・・。

≪点数≫
  9点
                                           (11.02.26鑑賞)



こちらは原作。
素敵な作品。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.417 『ドラゴン・キングダム』
No417 『ドラゴン・キングダム』

2008年制作 米
監督:ロブ・ミンコフ

≪キャッチコピー≫
『無敵の帝国<キングダム> 呪いを解けるのは奴らだけ──』

≪ストーリー≫
カンフー映画オタクのジェイソンはチャイナタウンの質屋で、ある棍棒を見つける。
その棍棒を手にしたジェイソンは古代中国に似た異世界キングダムに飛ばされてしまう。
ジェイソンの異世界での旅が始まった・・・。

≪感想≫
カンフー映画の2トップとも言えるジャッキーチェンとジェット・リーの初共演作。
これだけでもうワクワクが限界を超えてきます。

観た感想は・・・やっぱカッコいいわぁーー。
以前、タイ映画「チョコレート・ファイター」のアクションを大絶賛しましたが、
こちらのアクションもめちゃくちゃイケてる。
今作は「チョコレート・ファイター」のような生身のアクションではなくワイヤー・アクションが主流。
もうカンフー愛が詰まっていて最高なんです!!

とにもかくにも、ジャッキーとリー・リンチェイ(ここでは、あえてそう呼ばせていただきます)の
作品を観て育った僕には、この二人の戦いを見る事ができただけで大満足です!!

≪点数≫
  10点
                                           (11.02.26鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.416 『譜めくりの女』
No416 『譜めくりの女』

2006年制作 仏
監督:ドゥニ・デルクール

≪キャッチコピー≫
『あなたがいないと、だめになる』

≪ストーリー≫
ピアニストを目指す少女メラニー。
ピアノの実技試験中、審査員のピアニスト、アリアーヌのとった行動に動揺してしまい
演奏がボロボロになり、ピアニストの夢を絶たれる。
十数年後、メラニーはインターンで世話になった上司の家へホームヘルパーとして赴く事になる。
その家は実はアリアーヌの家庭だったのだ。
メラニーの静かな復讐劇が始まった・・・。

≪感想≫
何気ない行動が一人の人生を狂わす。
そしてその人生が自分の人生にまで及ぶなんて予想だにしていない。

静かにゆっくりと破滅させていくメラニーの行動には思わずゾッ。
女性ならではの怖さと言うか何というか・・・。
その緩やかに落としていく様は怖いんだけどドラマチックで。

クラシカルな音楽と抑揚のない感情でその世界観はより芯の強い物に仕上がっていました。

≪点数≫
  8点
                                           (11.02.23鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.415 『バーバー』
No415 『バーバー』

2001年制作 米
監督:ジョエル・コーエン

≪キャッチコピー≫
『髪型を変えるように少しだけ人生を変えたい』

≪ストーリー≫
理髪師のエド・クレインは、義理の兄が経営する床屋で黙々と働いていた。
エドの妻ドリスはデパートで経理の仕事をしているが、彼女の上司であるデイヴと不倫関係にある。
そんなある日、エドは床屋を訪れたビジネスマンから、新時代のビジネスとして
ドライクリーニングの話を耳にする。
その話に食いついたエドは、投資用の資金1万ドルを工面するために妻の不倫相手のデイヴを
恐喝しようとするが・・・。

≪感想≫
コーエン兄弟節が炸裂しています。

一人の男が、ほんの少し道を外しただけでどんどん深みにはまっていく。
静かに、ただ静かに転落していく。

今作、何が良いってこの主人公エドが無口なところ。
クールでシニカルな男がその運命に逆らわずに落ちていくのはゾッとしました。
これがおしゃべりで茶目っ気のある奴なら自業自得だよなって思えてしまう。

コーエン兄弟は現実世界とほんの少しズレた世界を描くのが、凄く巧い方たちだと改めて感じました。

≪点数≫
  8点
                                           (11.02.19鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(1) | コメント(0)
No.414 『スワロウテイル』
No414 『スワロウテイル』

1996年制作 邦
監督:岩井 俊二

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
むかしむかし"円"が世界で一番強かった頃。
その街は移民達であふれまるでいつかのゴールドラッシュのようだった。
円を目当てに円を掘りに来る街、そんな街を人々はこういった。
"円都(イェン・タウン)"。
でも日本人はこの名前を忌み嫌い自分達の街をそう呼ぶ移民たちを"円盗(イェン・タウン)"と呼んで蔑んだ。
そんな円都(イェン・タウン)に棲む、円盗(イェン・タウン)たちの物語。

≪感想≫
やばいです。
これは素晴らしい作品だ。
ストーリーに感動したり、登場人物に共感したり、アクションにしびれあがったりと映画の評価基準は様々。
今作はこれのどれにも当てはまらず(まぁ、渡部篤郎はめちゃくちゃカッコよかったのですが)、
ただただこの映像の質みたいなものにボーっと見とれてしまいました。
映画を芸術として観るのなら、まさしく今作はそう言う部類に入るのではないでしょうか。

実は昔、一度観たことがあったのですが、改めて観て今回はすごく点数が上がりました。
ちょっとずつ映画を観ることが多くなって、見方の幅が広がったのかな。
成長したのかな。
そうだといいな。

≪点数≫
  10点
                                           (11.02.18鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.413 『キラー・ヴァージンロード』
No413 『キラー・ヴァージンロード』

2009年制作 邦
監督:岸谷 五朗

≪キャッチコピー≫
『死体を連れて、どこまでも。』

≪ストーリー≫
小さい頃から何をやってもだめで周りからは「ドン尻ビリ子」と呼ばれていたOL・ひろ子は
結婚を明日に控え幸せを満喫していた。
そんな時、アパートの大家が訪れお話をしているとひょんな事から大家を殺してしまう。
何としても式を迎えたいひろ子は、とりあえず結婚式が終わるまで、死体を隠す事を決意。
隠し場所を探す中、自殺志願者の福子と出会い二人の逃避行が始まった・・・。

≪感想≫
今作、最初の5分ぐらいが勝負です。
作り手のテンションに乗り切れるかどうかで面白さが一気に決まってしまいます。

僕的にはうーーーーーん・・・。
やりたい事を一気に詰め込んだ感じなのでガチャガチャしてたかな。
これが上手く繋がってたらめちゃくちゃ面白い作品になったと思う。

ストーリーに関してはラストの展開は何かずるい。
いい話だとは思うんだけど何かずるい。
出てくるキャラクターとかではなくてこのストーリーを書いた人がずるい。

≪点数≫
  4点
                                           (11.02.17鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.412 『パラノイド・パーク』
No412 『パラノイド・パーク』

2007年制作 仏/米
監督:ガス・ヴァン・サント

≪キャッチコピー≫
『僕は普通だった。あの事件が起こるまでは・・・。』

≪ストーリー≫
16歳の少年アレックスは始めたばかりのスケボーに夢中。
初めて行ったスケボー少年の聖地パラノイド・パークに魅せられ一人でも通うようになる。
その週末も、アレックスはパラノイド・パークへむかうのだった・・・。

≪感想≫
以前鑑賞した「エレファント」を撮ったガス・ヴァン・サント監督作。
今作は「エレファント」に比べ少しドラマ仕立てになっている。
両作共に言えることは、うつろげな少年少女の日常を切り取るのが異常に上手いということ。
あの透明なんだけど、どこか濁りのある表情を写すのはすごいです。

一つ好きなカットがあって、ボーダーの少年達が校長室に呼び出され廊下から一人、
また一人と集まって歩くシーンは思わずゾクッとしました。
ストーリーには全く関係ないんですけどね。

「エレファント」、そして今作を観て何となく思い出したのが邦画「リリイ・シュシュのすべて」の空気感。
ちょっと似てるよなぁ。
撮り方だけで言えば「エレファント」や今作の方が断然素晴らしいのだけど。

≪点数≫
  7点
                                           (11.02.25鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.411 『12モンキーズ』
No411 『12モンキーズ』

1995年制作 米
監督:テリー・ギリアム

≪キャッチコピー≫
『み・ん・な・消・え・る』

≪ストーリー≫
1996年に発生した謎のウィルスにより、全人類の約99パーセントは死滅した。
そして2035年、地下に住んでいた人間たちはその原因を探るため、一人の囚人を過去へと送り出す。
糸口はたったひとつ、“12モンキーズ”という謎の言葉のみだった……。

≪感想≫
以前鑑賞した「未来世紀ブラジル」を撮ったテリー・ギリアム監督作。
「未来世紀ブラジル」と世界観がとても似ていて、なるほどやっぱ監督の感性ってあるんだなと納得。

物語としては今作の方がかなり面白かったです。
脳みそフル回転で観賞していると、どんどんとモヤモヤしたストーリーが鮮明になっていって気持ち良いー。

実は昔、1度観たんだけどイマイチよくわかんなくって。
今回、そのモヤっとしたものを払拭できて良かったです。

頭の体操をしたい人におススメです。

≪点数≫
  7点
                                           (11.02.13鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(2) | コメント(4)
No.410 『北京ヴァイオリン』
No410 『北京ヴァイオリン』

2002年制作 中
監督:チェン・カイコー

≪キャッチコピー≫
『僕が奏でる父さんの夢。』

≪ストーリー≫
田舎町に住む13歳のチュンはヴァイオリンの名手。
チュンは亡くなった母の形見のヴァイオリンを今日も奏でていた。
ある日、父親とチュンは、ヴァイオリンのコンクールに出場するため、北京へと赴く。
チュンの才能を改めて感じさせられた父は、そのまま北京に留まりヴァイオリンでの成功を
夢見るのだった・・・。

≪感想≫
クラシックな音楽映画の肝はやっぱりクライマックスの演奏シーンですよね。
今作のクライマックスも秀逸。
チュン少年のあの演奏にはしびれあがりました!!

言葉にすると軽くなってしまいそうなチュンと父の繋がり。
それは一緒に過ごしてきた時間のおかげか。
いやいやいや・・・そんな簡単に理論付けられないよなぁ・・・。
互いの心に無意識的に互いの存在が色濃く根付いている。

・・・沁みます。

≪点数≫
  7点
                                           (11.02.12鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(2)
No.409 『曲がれ!スプーン』
No409 『曲がれ!スプーン』

2009年制作 邦
監督:本広 克行

≪キャッチコピー≫
『エスパーのお陰で、地球はときどき回っていたりする。』

≪ストーリー≫
小さい頃の出来事からUFOとか非科学的な事を本気で信じている超常現象バラエティー番組のAD・米(ヨネ)。
番組に出てくる自称超能力者たちは偽者ばかり。
ヨネは上司からの命令で全国津々浦々の超常現象を探しにいく事に・・・。
相も変わらずスカ続きの取材の旅だったヨネは喫茶店「カフェ・ド・念力」にたどり着く。
そこには本物の超能力者が集っていて・・・。

≪感想≫
今作、舞台劇が基にあってそれを映画化したみたいですね。
なるほど、確かに舞台劇だとめちゃくちゃ面白そう。

基本的に、喫茶店での超能力者たちのコミカルなやりとりは結構好きでした。
きっと舞台劇もそこに重きを置いているじゃないかな。
なので、もっとそこを重点的に描いていればさらに面白い作品になったのでは。

喫茶店以外の話はいまいちピントがあっていないんだよなぁ。
特に超常現象バラエティー番組のくだりはねぇ・・・。
超能力を信じるのとサンタクロースを信じるのはちょっと違うような・・・そこを一緒にされてもね。

続編でも良いのでもいっかい、取り直してくれないかな。
だってあのエスパー達、ふつーすぎて面白いんだよなぁ・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (11.02.11鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.408 『スルース』
No408 『スルース』

2007年制作 米
監督:ケネス・ブラナー

≪キャッチコピー≫
『男の嫉妬は世界を滅ぼす。』

≪ストーリー≫
推理小説家アンドリュー・ワイクの豪邸に一人の男が訪れる。
彼の名はマイロ・ティンドル。ワイクの妻マギーの浮気相手で、しがない俳優。
マイロはワイクに奥さんと別れるよう説得に来たのだった・・・。

≪感想≫
物語は大きく分けて3幕。
全て1対1の会話劇で展開していって互いの攻防戦にドキドキドキ。
時にはワイクが主導権を握り、時にはティンドルが主導権を握る。
本来の目的に加え、彼らはある一定の線引きをしながらゲームを楽しんでいるようで。
心理戦というよりかはライオン同士が甘噛みしあっている感じ。
まぁ最後は食いちぎられてしまいますが・・・。

2幕目に関してですが、この映画は基本的な設定(出演者は2人)がバレているので先は読めたのだが、
それはそれでまた別の視点で観られて良かったですね。

あとはあのハイテクで気の利いたデザインのお家に住んでみたいなと。

≪点数≫
  5点
                                           (11.02.09鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(1) | コメント(0)
No.407 『4ヶ月、3週と2日』
No407 『4ヶ月、3週と2日』

2007年制作 ルーマニア
監督:クリスティアン・ムンジウ

≪キャッチコピー≫
『これは二人だけの秘密──。』

≪ストーリー≫
チャウシェスク独裁政権末期のルーマニア。
大学生のオティリアは寮でルームメイトのガビツァの妊娠中絶のために奔走する。
国では中絶は違法、彼女達はヤミ医者を雇い、何とか中絶をすることにこぎつけるが・・・。

≪感想≫
まずこの作品の肝は時代背景。
チャウシェスク政権について少し調べてみました。
独裁者である彼が施した共産主義の政策のせいで国民の生活は破綻し、国民に耐乏生活を強いていた。
彼は国民を増やし労働力を確保したいがため、政策の中で中絶と避妊を禁止する。
そのおかげで子供は増えたが良いが、いかんせん国が貧乏なため育てることが出来ず
自ずとストリートチルドレンが増えたようで。
今作は、そんな時代に生きる人たちのドラマが描かれています。

大学生の二人が取る行動、友人のためにあそこまでやるオリティアとあまりにも軽薄な
ガビツァの行動にはモヤモヤしっぱなしでした。
ただし、この時代の社会的背景を考えると「そういう時代だったんだ」と嫌だけど納得させられる。

あのラストシーンからの数十秒の静寂。
あそこの数十秒はこれまで映画で描かれた問題を頭の中で一気にフラッシュバックさせるための余韻か。
むむむ・・・印象深い終わり方です。

ストーリーとしては陰鬱としたドロッとした作品。
正直、自分の中では倫理的に許せなくてあまり後味は良くありませんでした。
が、作品の見せ方や撮り方はすごい上手いなと感じました。
あとは何より、その時代を知ることができたという点では観る事ができて良かったです。

≪点数≫
  9点
                                           (11.02.06鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.406 『SF Short Films』
No406 『SF Short Films』

2002年制作 邦
監督:中野裕之、ピエール瀧、芹澤康久、安藤政信

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
 -

≪感想≫
全6作のショートフィルム集。

エンターテイメント的ではなくゆるーい作品集ってな感じ。
まぁコンセプトがそういうことなんでしょうね。

2番目の「県道スター」は、まるで昔やっていたコント番組「笑う犬」の「トシとサチ」みたいなコントっぽい作り。
4番目の「アダージェット」は、PV風で台詞無しのイメージ映像。

全体的にまぁ楽しめたが、お気に入りは3番目の「ハナとおじさん」と5番目「仲良きことは良き事かな」。
前者はほのぼのとした親父と娘の交流を描いた良作。
後者はシティーボーイズの3人(大竹まこと・斉木しげる・きたろう)がかもしだすふわっとコミカルなやりとりが最高。

麻生久美子の可愛さはもちろんのこと、味のある俳優さん達のキャラクターも◎。
「県道スター」のゲッツ板谷も面白かったなぁ。

≪点数≫
  7点
                                           (11.02.05鑑賞)



こちらは「笑う犬の生活」。
面白かったなぁ・・・。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.405 『1408号室』
No405 『1408号室』

2007年制作 米
監督:ミカエル・ハフストローム

≪キャッチコピー≫
『この部屋はあなたのココロを破壊する』

≪ストーリー≫
作家のマイクは、各地の怪奇ホテルを訪ねて、そこで起こった現象を調査し出版していた。
しかし彼自身は、超常現象を体験したことがなく、そういう現象を信じる気にはならないようで。
ある日、マイクの元に、「1408号室には入るな」と書かれたハガキが届き、そのハガキの場所、
ドルフィン・ホテルに泊まることにするが・・・。

≪感想≫
夜中にぼんやりうとうと眺めていたらこ・こ・こ・こぇーーー・・・。
視覚や聴覚的にはもちろんのこと、精神をどんどん追い込んでいく怖さにぶるってしまいました。

観賞後、改めてオチについて考えてみると・・・。
「あーーなるほどなるほど、そういうことか!!・・・こぇーーー・・・。」
すぐにはピンとこなかった自分が情けない。

鑑賞時の環境が良かった分(夜中にぼんやりうとうとと)良い感じで鑑賞できました。

≪点数≫
  6点
                                           (11.02.04鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.404 『トランスポーター3 アンリミテッド』
No404 『トランスポーター3 アンリミテッド』

2008年制作 仏
監督:オリヴィエ・メガトン

≪キャッチコピー≫
『手首に罠、依頼品は赤い代物』

≪ストーリー≫
運び屋のフランクはとある依頼を断ったため、ある組織に襲われてしまう。
自分の愛車から75フィート離れてしまうと爆発してしまうブレスレットを装着された
フランクは謎の少女とある物を運ぶという依頼を受けざるをおえなくなる・・・。

≪感想≫
いやぁ・・・相変わらず雑でいい加減なストーリーでした。
そこを気にしていると頭の中から「?」マークが消えません。
しかも今回は売りのアクションシーンも撮り方が変わっていてガチャガチャしていたような。
細かいカット割りとスピードの強弱をつけた映像は、たぶん凄い格闘をやっているんだろうなぁぐらいで
いまいちピンとこない。
今回のお気に入りのアクションシーンを強いて挙げるとすれば自転車で車を追っかける所かな。
あそこはシビれたね。

シリーズ総括としてはストーリーの面白さは1作目>3作目>2作目。
但し、アクションの気持よさは2作目>3作目>1作目ってな感じでしょうか。

とにもかくにもジェイソン・ステイサムの格好いいアクションシーンが全シリーズ通しての見所。
無難に楽しめる娯楽エンターテイメントシリーズです。

≪点数≫
  5点
                                           (11.02.03鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.403 『トランスポーター2』
No403 『トランスポーター2』

2005年制作 仏/米
監督:ルイ・レテリエ

≪キャッチコピー≫
『ルールを破る仕事を引き受けた 今度の依頼品は、6歳の少年』

≪ストーリー≫
運び屋のフランクはかつての裏家業から足をあらい、現在は金持ちの息子ジャックの運転手をしていた。
ある日、ジャックと二人でいった病院にて何者かのグループにジャックが誘拐される。

≪感想≫
さぁ、フランクショーの始まり始まり・・・。

前作に比べストーリーや設定のあらさが数十倍に跳ね上がった仕上がり。
え!?これでいいのか!?あのルールはどうなったの??
観ているこっちはツッコミまくりな訳で。
だけど、そんなツッコミなんて無視!無視!!的なストーリー展開。
粗さ数十倍の代わりに数倍に跳ね上がったアクションシーンのカッコよさ!!
今作での名アクションシーンは消火ホースを使った格闘シーン。
くぅー・・・シビれました。

ストーリー云々より、ただただそのジェイソン・ステイサム演じるフランクに酔いしれるシリーズ。

よし次回作へ・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (11.02.01鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.402 『トランスポーター』
No402 『トランスポーター』

2002年制作 仏/米
監督:ルイ・レテリエ, コーリー・ユン

≪キャッチコピー≫
『プロの運び屋、依頼品はいつもワケあり。』

≪ストーリー≫
元軍人のフランク、今はフランスで裏社会の運び屋を生業としていた。
彼が決めている仕事のルールは三つ。
ルールその1「契約厳守」。
ルールその2「依頼者の名前は聞かない」。
ルールその3「以来品を開けない」 。
ある日、いつものように仕事をこなしている中で以来品を開けてしまったフランクは、
案の定きな臭い事件に巻き込まれてしまうのだった・・・。

≪感想≫
ジャンル的にはヒーローものってな感じかな。
ダイハード的な主人公の強さ。
カーアクション、ガンアクション、もちろん格闘シーンには終始しびれあがります。
負けるわけが無いって分かっているから、そのカッコよさを純粋に楽しめました。

今作で気に入ったアクションシーンはオイルまみれになって戦うシーン。
ちょっとマヌケで思わずぷぷぷ。

≪点数≫
  6点
                                           (11.01.30鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.401 『フリーダム・ライターズ』
No401 『フリーダム・ライターズ』

2007年制作 米
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ

≪キャッチコピー≫
『それは、一人の新米教師と、一冊のノートが起こした奇跡の実話。』

≪ストーリー≫
ロサンゼルス郊外の公立高校に赴任した新任教師のエリン。
担当したクラスは人種ごとにいがみ合い授業なんかも受けずに喧嘩ばかりの毎日。
エリンは人種差別の愚かさを教えるために様々な方法で授業に取り組む。
生徒達の気持ちは次第に溶けていきそれぞれが生きてきた道を振り返っていく・・・。

≪感想≫
様々な人種が入り組む教室。
それぞれがコミュニティを持ち、互いをけん制しあう。
育ってきた環境と社会の歴史が、子供達の懐を狭くし攻撃的にしていく。
そこに新しい知識を伝えてあげる。
自らを主張する方法が暴力だけではないと知る。
広がる視野と広がる心の器。
人種の壁を越えて繋がる想いの連鎖。

これ実話なんだぜ!
凄い!!
ほんとに凄い!!!

ぜひぜひ観賞あれ!!

≪点数≫
  10点
                                           (11.01.28鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.400 『ドロップ』
No400 『ドロップ』

2008年制作 邦
監督:品川 ヒロシ

≪キャッチコピー≫
『ハミださないと、
熱くなれない。』

≪ストーリー≫
中学3年生のヒロシは、不良になるため、私立中学から狛江の公立中学に転校。
さっそく転校初日に校内のヤンキー達に呼び出される。
ヒロシのヤンキー生活が今始まった・・・。

≪感想≫
以前、原作を読んで面白かったし、お笑い芸人としての品川祐も凄いと思うので、
ちょっと期待して鑑賞。

感想としては・・・良い映画だったとは思うんだけど、なんか絶賛できないと言うか
好きになれないと言うか・・・。

例えば、登場人物が中学生に見えないとか。
例えば鉄パイプや金属バットでガッツンガッツン殴られているのに大ケガになっていないとか。
多々あるツッコミどころは許せても・・・。

何だかんだで一番の引っ掛かりはこのストーリーは品川監督の半自伝的ストーリーという所。
この触れ込みがあるため、作品を観ているとひたすら品川監督の
「どうだ、凄いでしょ!?」
みたいな、もの凄い圧力がまとわりついてきて。

品川 祐という人が好きな人、品川 祐という肉食キャラクターに好感が持てる人はきっと
期待を裏切らない作品になっています。
品川監督はやっぱ多才で賢い人なんだなぁと再確認。

だけど何故かモヤッとするというかイラッとするというか・・・。
これが半自伝といううたい文句がなければもっと好きになれていただろうなぁ。

≪点数≫
  4点
                                           (11.01.26鑑賞)



こちらは原作。
読みやすくて面白かったです。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:20 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.399 『レスラー』
No399 『レスラー』

2008年制作 米
監督:ダーレン・アロノフスキー

≪キャッチコピー≫
『人生は過酷である、ゆえに美しい。』

≪ストーリー≫
80年代に大活躍したプロレスラーのランディ・ロビンソン。
それから20年たって、彼はいまだに故障だらけの身体で、今日もリングに上がる。
そんな彼も、ある日の試合後に心臓発作で倒れてレスラーとしての生活にピリオドを
打たなければならなくなった。
好き勝手過ごし、長年娘とも会っていない・・・孤独に打ちひしがれるランディは
どん底な毎日を過ごしていく。

≪感想≫
ランディ演じるミッキー・ロークがめちゃくちゃハマッててシビれました。
クライマックスにランディがガンズの曲にのって登場するシーンは最高。

この役、最初はニコラス・ケイジが演じる予定だったみたい。
いやいや、ミッキー・ロークで大正解!!

最高の「負け犬映画」でした。

大学の頃、ケーブルテレビから流れるアメリカのプロレスWWEにはまって観ていた時期があった。
ヤラセ丸出しのエンターテイメントに胸をワクワクさせながらみてたなぁ。
プロレスの本質を知るという点でもおススメの作品です。

≪点数≫
  9点
                                           (11.01.23鑑賞)



こちらはガンズ・アンド・ローゼズ。
めちゃカッコいいです!!

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 08:00:10 | トラックバック(1) | コメント(2)
前のページ 次のページ