2012-09-02 Sun
映画レビューも早337作品。うん。良いペースですね。
今年中には今観ている作品レビューに追いつくでしょう。
なんてことを書いておきながら、明日から5日間ほど外出しますのでブログはupできません(笑)
まぁのんびりと。
最近読んだ本の事。
大大大好きな伊坂幸太郎の新刊「夜の国のクーパー」。
【あらすじ】
この国は戦争に負けたのだそうだ。
占領軍の先発隊がやってきて、町の人間はそわそわ、おどおどしている。
はるか昔にも鉄国に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういうことなのか、町の人間は経験がないからわからない。
人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然わからない――。これは猫と戦争と、そして何より、世界の理のおはなし。
【感想】
僕が山ほど本を読むようになったのは、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を読んでから。
あの読んだ後の気持ちよさを味わってからは、次へ次へと新しい本を読みあさってきた。
それからは伊坂幸太郎の作品は全部読んできました。
実写化された作品もすべて観てきました。
さて今作は・・・。
あいも変わらず安心して読める、おススメできる作品に仕上がっていました。
インパクトはもひとつだったのですが、作風のすわりが良いというか何というか。
着地が柔らかくてとても良い感じ。
ぜひぜひ。
それではまた数日後。

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2012-09-02 Sun
2006年制作 邦監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 、波多野健
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
小学校の教師、消崎ユカは料理が出来ない為、好きになった人にもいつもふられてばかり。
料理が上達するよう、料理教室に通う事になった消崎先生は、そこである殺人事件に巻き込まれる事になる・・・。
≪感想≫
脚本がしっかりしているとはこんな作品の事を言うのでしょうね。
何気にちりばめられた複線。
それをちゃんと回収してくれる気持ちよさ。
そして所々で「おっ!?」と思わせる演出。
笑いのつぼは浅く緩やかながら、クスクスとわらかしてくれる。
苛立たしいけど愛すべきキャラクター達。
最初はちょっと安っぽい感じがしたけどそんな事は問題ないです。
・・・お見事。
≪点数≫
8点
(10.08.08鑑賞)

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2012-09-02 Sun

2008年制作 米
監督:ピート・トラヴィス
≪キャッチコピー≫
『目を凝らせ――。』
≪ストーリー≫
シークレットサービスのトーマス・バーンズは、同僚のケント・テイラーとともに、
スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領の
警護にあたっていた。
サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、
何者かに狙撃される。
パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。
≪感想≫
スペイン、サマランカの広場で行われたテロ撲滅のサミットにてアメリカ大統領が何者かに狙撃される。
その前後2,30分出来事を現場にいた様々な人物の視点で描いていく。
まず一言、「上手い!!」
この作りが最高です。
最初の人物がある程度の謎を解いていくと、また時間が戻り新しい人物の視点で
また少しずつ謎が解けていく。
そしてまた、新しい人物の視点から始まって・・・と言うような感じ。
最初は20%、そして40%、50%、80%と・・・。
あまりにも同じ時間帯を描くので最初の2,3パターンで飽きてしまいそうですが、
そこも上手く作られていて、ちゃんと新しい展開を作ってくれるんです。
物語にどっぷりはまり込んでしまいました。
アメリカの人気ドラマ「24」。
あの作り方が好きな人はきっと魅力的な作品じゃないでしょうか。
立て続けにおこるハラハラドキドキ感。
あんな感じを24時間ではなく90分程度で最後のエンディングまで堪能できるお勧めの良作です。
≪点数≫
8点
(10.08.07鑑賞)

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