2012-09-01 Sat

2004年制作 仏
監督:オリヴィエ・マルシャル
≪キャッチコピー≫
『かつて親友だった 同じ女を愛した 今はただ敵と呼ぶのか・・・』
≪ストーリー≫
パリ警視庁BRI(探索出動班)主任警視のヴリンクスと、BRB(強盗鎮圧班)主任警視のクラン。
友人であり同期である二人はともに次期パリ警視庁長官候補。
ある日、巷で相次いでいる強盗襲撃事件を解決した者が警視庁長官に推薦される事になった。
仲間を愛し仕事を愛するヴリンクス、一方、とにかく上にのし上がりたいクランのしのぎあいが始まった。
≪感想≫
まず何といってもこのイカしたタイトルに惹かれ鑑賞。
「勧善懲悪」的映画ではなく、実は世の中ってこういう不条理な生き方も
していかなければいけないんだよなぁなんて思わせてくれる作品。
自分が上に立つためには多少の犠牲も厭わない??
犯人を捕まえる為にはもう一方の悪の手助けをするのか??
欲求とプライドと仲間と家族と仕事と・・・。
生きていく上で出会うあいまいな選択肢への葛藤と選択を、二人のシブい親父刑事が
これでもかと見せつけてくれます。
独特の男臭・・・いや親父臭漂うしびれる作品。
女性にはきっとうけないでしょうね。
なはは・・・。
≪点数≫
8点
(10.08.05鑑賞)

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2012-09-01 Sat

2007年制作 米
監督:ジェイソン・ライトマン
≪キャッチコピー≫
『そのつもり。ジュノ16歳。いちばん大人。』
≪ストーリー≫
16歳の高校生、ジュノは恋人のポーリーと初めてしたセックスで妊娠してしまう。
なんだかんだで産む事にしたジュノ。
ただし親になる準備はできていないので産まれてくる子供を里親に出すことに・・・。
親友と里親探しをしていると、ある素敵な夫婦が候補にあがった。
ジュノはその夫婦に子供を譲る決心をし出産までの道のりを歩むのであった。
≪感想≫
ジュノはなんてふっとい人間なんでしょう。
基本的には、まだまだ子供で発言も行動ものーてんき。
だけど素直に生きている分、肝の据わり方が半端じゃない。
周りの喧騒も関係ないない。
生活に何か変化が起こるわけでもなく、お腹の中に宿る新しい生命を育んでいきます。
そのジュノの家族や友人もなかなか粋で。
義母が病院で発する啖呵なんてスカッとさせられる。
子供ができるとは、同時に周りの人達に優しさも植えつけるんだなぁって。
ちょっとストーリーだけ見ていると重い感じだけど、決してそうではなくポップな感じ。
これがきっと邦画ならどうだったんだろう。
日本とアメリカじゃ文化や価値観が全く違ってくるもんね。
ジュノ役のエレン・ペイジ。
初めて見ましたがなんて可愛らしくて綺麗な子なんでしょうか。
素敵です。
≪点数≫
9点
(10.08.04鑑賞)

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2012-09-01 Sat

2008年制作 邦
監督:石井 克人
≪キャッチコピー≫
『見えない目で あなたを見つめていた。』
≪ストーリー≫
目の不自由な徳市と福市は各地の温泉街を渡り歩く按摩。
今回もどこかの温泉場へ向かう山道を歩いていると、一台の馬車が彼らの横を追い抜いた。
徳市はその気配から美しい女性の匂いを感じ取る。
徳市は温泉場で再会したその女性にほのかな恋心を抱くのであった・・・。
≪感想≫
恋の物語を観たというか、そのレトロな風景、女優さんの優美なたたずまい、
そして俳優さん達の演技を重点的にみせてもらった感じ。
なのでストーリー的にはまぁまぁまぁ。
この綺麗な風景をでっかいスクリーンで観たかったな。
≪点数≫
5点
(10.07.30鑑賞)

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