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映画のレビューをつらつらと・・・。

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No.360 『ヘルボーイ』
No360 『ヘルボーイ』

2004年制作 米
監督:ギレルモ・デル・トロ

≪キャッチコピー≫
『魔界の使者を倒せるのは、地獄から来た"奴"しかいない!』

≪ストーリー≫
魔界からやってきた真っ赤な悪魔の赤ん坊は、ブルーム博士に育てられヘルボーイと名付けられる。
時は流れヘルボーイは超常現象調査防衛局のエージェントとして国を脅かす魔物たちと戦っていた。
そしてこの日もヘルボーイの前に強敵サマエルが現れたのだった・・・。

≪感想≫
人気アメコミ「ヘルボーイ」の実写作品。

見た目は化け物だけど中身は人間的。
プライドが高くて少し卑屈な性格。
恋だってすりゃあ嫉妬だってする。
だけどやるときゃやるんだぜぃ。

愛すべきヒーローです。

今作の良かった点は出てくるクリーチャー達がいちいち気持ちが良い。
僕が気に入ったのは半漁人のエイブ。
しなやかで良いですねぇ・・・。

次回作も出ているようなのでチェックしよう。

≪点数≫
  6点
                                           (10.10.23鑑賞)


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映画 | 19:38:33 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.359 『鈍獣』
No359 『鈍獣』

2009年制作 邦
監督:細野 ひで晃

≪キャッチコピー≫
『世界一鈍いアイツが、俺たちの人生を壊しにやってくる。』

≪ストーリー≫
とある田舎町に訪れた女性編集者。
目的は失踪した作家の凸川探し。
彼女は凸川の同級生でホストの江田、その愛人順子、同じく同級生の岡本、
ホストクラブに働くノラと出会い凸川の居場所を調べ始めるが・・・。

≪感想≫
うーん・・・いまいちピンとこず。
出てくる人たちのキャラクターはめちゃくちゃ個性的で気持ちが良い。
だけど何でしょう、この観終わった後のこのしっくりこない感。

今作が訴えかけるテーマみたいな物が読み取れなかったからだろか。
それともテーマなんて無いのかな??
それならそれでもっともっとメチャクチャにやっても面白いのに。

なんかこう、何かあり『げ』なんだよなぁ・・・。
期待しすぎてしまったか。

残念無念。

≪点数≫
  5点
                                           (10.10.21鑑賞)


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映画 | 19:37:10 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.358 『CHiLDREN チルドレン』
No358 『CHiLDREN チルドレン』

2006年制作 邦
監督:源 孝志

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
家庭裁判所の調査官武藤は、先輩の陣内と一緒に銀行強盗の巻き添えを食う。
どうにか全員人質は無事に解放されたものの、武藤はショックで倒れそうになった女性を抱きとめる。
後輩の一目惚れを見逃さなかった陣内は、勝手に女性の名前と勤め先を調べ上げ、
武藤をけしかけるのだが……。

≪感想≫
原作は大好きな伊坂幸太郎の短編集のような長編作「チルドレン」。

ストーリーは端的に言うと家庭裁判所の捜査官とその周りの人たちのお話。
原作はもちろん読破。
期待以上の傑作にニヤニヤしっぱなし。

そしてドラマ化された今作を鑑賞・・・あれ?・・・あれれ??
原作もこんな感じだったっけなぁ・・・。
原作にオリジナルのストーリーを付け加えているとは言え全体的な空気感が全然違うなぁ。
原作の軽さに比べなんだか淀みが強い感じ。
むむむ。

最高に魅力的なキャラクター陣内も、確かに破天荒に描かれているんだけど、原作に比べるとまだ足りない。
もっともっと、いききったキャラクターのはず。
実写にしたらどうしてもこのぐらいになってしまうんだろうか。
ちょいと残念です。

今作はまずドラマを見て陣内のキャラクターに驚き、そして原作を読んでさらにおったまげるという流れがお勧めかな。
他にも原作では魅力的なキャラクターが出てくるので乞うご期待。

ん?原作の宣伝レビューになってしまったな。

≪点数≫
  4点
                                           (10.10.19鑑賞)



こちらは原作本。

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映画 | 18:12:45 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.357 『ベティの小さな秘密』
No357 『ベティの小さな秘密』

2006年制作 仏
監督:ジャン=ピエール・アメリス

≪キャッチコピー≫
『私が守ってあげる。』

≪ストーリー≫
10歳のベティちゃんは何だか問題を抱えている様子。
大好きな両親は喧嘩ばかり。
これまた大好きなお姉ちゃんはさびしんぼのベティちゃんをよそに寄宿学校に入学してしまう。
一人取り残されたベティちゃんは学校でも友達に恵まれず寂しい思いをしていた。
そんなある日、家の隣の精神病院から脱走してきた青年イヴォンと出会う・・・。
ベティちゃんは思わず逃げてきたイヴォンを匿うのであった・・・。

≪感想≫
感受性豊かで繊細なベティちゃん。
精神と肉体、そして環境のバランスがいまいちとれていないようで・・・。
少し大人なんだけどやっぱり子供。
こういう成長の仕方は女性の方が多いのかな。

女性の根っこにある母性みたいなものを見つけることができました。

あたたかぁい作品です。

≪点数≫
  8点
                                           (10.10.16鑑賞)


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映画 | 18:09:37 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.356 『燃えよドラゴン』
No356 『燃えよドラゴン』

1973年制作 香/米
監督:ロバート・クローズ

≪キャッチコピー≫
『このもの凄さ!面白さ!映画の常識をはるかに超えた猛烈アクション!巨大な悪の要塞島に挑む地上最強の男!』

≪ストーリー≫
少林寺で修行中のリーは、昔少林寺で修行をしていたと言われている香港裏社会の重鎮
ミスターハンが主催する武道トーナメントに出場する。
リーは悪名高いミスター・ハンの悪事を暴くためにトーナメントの裏側で捜索をするのだった・・・。

≪感想≫
ジャッキー世代の私。
実はブルース・リーの作品を観るのはこれが初めてで・・・。

そのカッコよさに思わず合掌。
カンフー映画の源はやっぱりブルース・リー作品なんだと納得。
とりあえずめちゃくちゃカッコイイ!!
これを観て血を滾らせない奴はいないぜ!!

絶対また観るぞ。

≪点数≫
  10点
                                           (10.10.01鑑賞)


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映画 | 18:08:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.355 『サンシャイン・クリーニング』
No355 『サンシャイン・クリーニング』

2008年制作 米
監督:クリスティン・ジェフズ

≪キャッチコピー≫
『つらいこともあるけれど、一緒にいれば 悲しみも洗い流せる』

≪ストーリー≫
ハウスクリーニング店で働くシングルマザーの姉ローズ。
定職にも付かずバイト暮らしの妹ノラ。
そんな、人生に行き詰った姉妹が一念発起、事件現場専門のクリーニング屋さんを起業する。

≪感想≫
過去の栄光があるために現状の自分にげんなり。
自信が持てないながらも気を張って生きていく。
ネガティブな生き方とはもう別れなければ。
だって家族がいるし、ほんの少しだけタフにしてくれるプライドも持っている。
もしかしたら、状況は悪くなっているかもしれない・・・でも大丈夫。
心は潤っているから。

脇を固めるキャラクター達も素晴らしい。
姉妹の父親ジョー。
姉妹の通うクリーニング専門用品店の片腕の店主ウィンストン。
ローズの一人息子オスカー少年
それぞれが適度にスポットライトを浴びていて良い感じ。

いつかまた手に取るかも。

≪点数≫
  9点
                                           (10.09.28鑑賞)


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映画 | 23:08:12 | トラックバック(1) | コメント(2)
No.354 『シェルブールの雨傘』
No354 『シェルブールの雨傘』

1963年制作 仏
監督:ジャック・ドゥミ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
雨傘屋の娘ジュヌヴィエーヴと自動車整備士のギィは恋仲。
二人はまだ若く、周りの反対に合いながらも将来は結婚の約束をし幸せに包まれていた。
そんな中、ギィに2年間の兵役による召集令状が届く。
戦争が2人の幸せを引き裂こうとしてた・・・。

≪感想≫
語りが一切なく全ての言葉を歌に乗せた生粋のミュージカル作品。
ミュージカルと言えば急に踊りだしたり、歌いだしたりなんてイメージがあったのですが今作は
踊りなどがなくって、ただただ台詞が歌になっている演出。
凄く新鮮に観ることができました。

内容は切ないのですが、オシャレ感がハンパじゃない。
昔の作品なんだけど凄いな。

≪点数≫
  7点
                                           (10.09.25鑑賞)


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映画 | 23:06:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.353 『ペリカン文書』
No353 『ペリカン文書』

1993年制作 米
監督:アラン・J・パクラ

≪キャッチコピー≫
『ペリカン文書-そこには、書いてはならない真実があった。』

≪ストーリー≫
ある日、二人の最高裁判事が何者かに殺される事件が起こる。
ニューオーリンズに住む検察官を目指す大学生ダービーはその事件に興味を持ち真相の仮説を立てる。
その仮説は突拍子の無い説だと考えていたが、それは国の上層部の眼に触れダービーは命を狙われる事になる。
国家に命を狙われる事になったダービーは、新聞記者のグランサムと共に事件の真相を追う事にするが・・・。

≪感想≫
まず印象に残ったのが演出の上手さ。
観ているこっちのハラハラドキドキ感がハンパない。
寸前のところで何とか切り抜ける部分の見せ方が良いんでしょうね。

2時間ちょっとの本作。
ちょいと長めだけど「正義は勝つ!!」的な作品が好きな人には持って来いの作品です。

≪点数≫
  7点
                                           (10.09.23鑑賞)


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映画 | 21:30:39 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.352 『恋の風景』
No352 『恋の風景』

2003年制作 香港/邦/中/仏
監督:キャロル・ライ

≪キャッチコピー≫
『なぜ大切なものは、掌からこぼれ落ちてしまうのだろう…。
ひとは失う。でもいつかきっと、ふたたび愛を知ることができる――』

≪ストーリー≫
病死した彼が描いた絵の風景を探すために彼の故郷青島に訪れたマン。
突然いなくなった彼を忘れることが出来ず彼の日記を少しずつ書き写しながら過ごす日々。
そんな中、絵本作家志望の郵便局員シャオリエと出会い風景探しを手伝ってもらうことに。
時と供に徐々に薄れていく彼との思い出・・・その怖さに葛藤しながらもシャオリエとの距離は少しずつ近づいていく。

≪感想≫
例えばそんな別れ方をしたとすれば。
誰の立場からみても残された人は、新しい人との形を作ることが大切なんだと思う。
残してしまった人にとっても、残された人にとっても、周りの人達にとっても。

≪点数≫
  8点
                                           (10.09.22鑑賞)


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映画 | 21:29:20 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.351 『フライド・グリーン・トマト』
No351 『フライド・グリーン・トマト』

1991年制作 米
監督:ジョン・アヴネット

≪キャッチコピー≫
『友達は、自分をみつめる素敵な鏡。
ふたりの友情は、思い出から始まった。』

≪ストーリー≫
結婚生活も倦怠期に入り体型も太りはじめ更年期に足を突っ込み始めた専業主婦のエヴリン。
ある日叔母への面会で伺った老人ホームで一人の老女ニニーと出会う。
ニニーは元気のないエヴリンにある昔話を話し始める。
それは、その昔社会的弱者も受け入れてくれるレストランを開いた二人の女性の話だった・・・。

≪感想≫
人種差別、ジェンダー、同性愛等々センシティブな問題を二人の女性の友情を通して描かれた今作。

どちらかと言うと女性向けの作品。
観終わった後はきっと優しくなれたり、勇気を持てたり、前を向く気持ちがジワジワと湧き上がってくるんじゃないかな。

名作と呼ばれるだけの事はあります。

≪点数≫
  6点
                                           (10.09.19鑑賞)


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映画 | 21:28:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.350 『AFRO SAMURAI アフロサムライ』
No350 『AFRO SAMURAI アフロサムライ』

2006年制作 米/邦
監督:木崎 文智

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
「一番」のハチマキを持つものは世界を支配できるという。
その者に挑戦できるものは「二番」のハチマキを持つものだけ・・・。
子供の頃、「一番」のハチマキを持つ父が目の前で殺されてしまったアフロサムライ。
復讐の為に「二番」のハチマキを携え旅に出る・・・。

≪感想≫
日本のサムライ文化とヒップホップの融合したアニメ作品。
まず、この作品全体の世界観がイケてます。
サムライなのに欧米チック、昔の話っぽいのに携帯電話が出てきたりロボットがでてきたり・・・。
ストーリーはともかく、このざらついた設定がめちゃくちゃかっこいい!!

大人の、しかもちとオタクよりの方に向けた作品。
続編もあるみたいなのでチェックチェック。

≪点数≫
  8点
                                           (10.09.11鑑賞)


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映画 | 19:54:32 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.349 『板尾創路の脱獄王』
No349 『板尾創路の脱獄王』

2009年制作 邦
監督:板尾 創路

≪キャッチコピー≫
『その逃亡、ワケあり。』

≪ストーリー≫
どんな刑務所に収容されても脱獄を繰り返す男、鈴木。
いつしか世間は彼を「脱獄王」と呼ぶようになる。
いったい彼はなぜ、何の為に脱獄を繰り返すのだろうか・・・。

≪感想≫
いつかみた旧作「パピヨン」に似た作品・・・かと思いきや。
まさかまさかのどんでん返しがありました。
しかも、この手のどんでん返しは観たことがありません。
何だろう・・・ストーリー云々ではなくって最後の最後でこれまでのトーンをうりゃ!!ってひっくり返したような。
ジャンルを飛び越えた感じ。
凄いな。

今作、きっと賛否両論が激しい作品なのでは。
ちなみに僕は「賛」。
オチも素直におもしろかったもんね。

「ダウンタウンのごっつええ感じ」「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の
板尾キャラを知っていればなるほど納得の良作です。

≪点数≫
  8点
                                           (10.09.08鑑賞)



こちらは「ダウンタウンのごっつええ感じ」。


こちらは「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」。

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映画 | 19:53:12 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.348 『ジャージの二人』
No348 『ジャージの二人』

2008年制作 邦
監督:中村 義洋

≪キャッチコピー≫
『ワケあり父子<おやこ>の、何もしない夏休み。』

≪ストーリー≫
父・54歳のグラビアカメラマン。
息子・32歳の無職(仕事を辞めたばかり)。
そんな二人が山奥の別荘でジャージを身にまといなぁんにもしない夏休みを過ごす。

≪感想≫
山奥で何もしない時間、のんびりとした空気の中でも二人が抱えている問題は意外にシリアスなようで・・・。
父は何回目かの結婚生活も上手くいっておらず。
息子は妻に堂々と不倫をされていて。
そんなのっぴきならない問題が、何にもないゆるーい時間の中で描かれています。

夏休みを避暑地で暮らす。
なんて贅沢な時間。
特にあのレタス畑?キャベツ畑??の広がる景色は最高に気持ちがいい。
行きたいなぁ・・・見たいなぁ・・・どこだろか・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (10.09.07鑑賞)


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映画 | 21:38:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.347 『ラスベガスをぶっつぶせ』
No347 『ラスベガスをぶっつぶせ』

2008年制作 米
監督:ロバート・ルケティック

≪キャッチコピー≫
『その戦略は、天才だけに許される。』

≪ストーリー≫
マサチューセッツ工科大学の学生ベンはある日、並外れた数学的資質を教授に見込まれ、
ブラックジャックの必勝法を編み出した天才学生チームに誘われる。
チームに参加した彼は仲間たちと日夜トレーニングを重ね、卓越した頭脳とチームワークを
駆使してラスベガス攻略に挑む。

≪感想≫
マサチューセッツ工科大学の学生グループがカードゲーム「ブラックジャック」の必勝法を
あみ出しラスベガスのカジノで荒稼ぎをするというお話。

今作は実話を基にしたお話。
この「ブラックジャック」というカードゲームはギャンブルの中ではプレーヤーが有利な
数少ないゲームみたい。
確かに映画で使われたテクニック「カウンティング」を使えば確実に勝つ事ができるでしょう。
但し、店の人に見つかったらえらい事に・・・。
まぁ、ギャンブルははまってしまうと身も心も滅ぼしますな。

単なるアメリカンドリーム的作品じゃなかった事に好感。

そういえば、昔、海外のクラブにて見よう見まねでブラックジャックをやったら
こてんぱんにやられたなぁ。
オイシくてにがぁーい思い出です・・・。

≪点数≫
  7点
                                           (10.09.05鑑賞)


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映画 | 21:36:55 | トラックバック(1) | コメント(2)
No.346 『月のひつじ』
No346 『月のひつじ』

2000年制作 オーストラリア
監督:ロブ・シッチ

≪キャッチコピー≫
『月の上を歩きたい!羊も、僕も、宇宙を夢見てる。』

≪ストーリー≫
時は1969年。
人類初の月面着陸が成功したアポロ11号。
その模様をテレビ中継するために奮闘する人達を写した実話に基づいたお話・・・。

≪感想≫
世界中の人々が注目しテレビの前で釘付けになった舞台裏にはなかなかのドラマが待っていたようで。
こういう作品を観ると、あらゆる出来事の主役は、実はあんなところやこんなところにも
埋もれているんだなぁとふと気付かされます。

たくさんの人達が心奪われ、その先に何があるのかワクワクした宇宙への旅立ち。
昔よりほんの少しだけその存在が近くなってきた現在。
さて、これから宇宙はどう開かれていくんでしょうね。

人類で初めて月面に降り立ったニール・アームストロング。
「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」
しびれあがる言葉です。

追伸
まったく関係ないけど今「宇宙兄弟」って言うマンガが週刊モーニングで連載されているんだけど、
これがまた最高なんだよなぁ。
まっ、宇宙繋がりっつーことで。

≪点数≫
  8点
                                           (10.09.04鑑賞)



こちらは「宇宙兄弟」。

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映画 | 20:02:32 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.345 『悪夢のエレベーター』
No345 『悪夢のエレベーター』

2009年制作 邦
監督:堀部 圭亮

≪キャッチコピー≫
『このウソ、ホントにキリがない。』

≪ストーリー≫
妻に子供が産まれそうとの連絡を受けて飛び乗ったエレベーターにて突然の頭痛で気を失ったイケ面の男。
目を覚ますとエレベーターが故障して止まっていた。
偶然、乗り合わせていたのは何やら怪しげな男女三名。
刑務所から出所したばかりの男。
ゴスロリファッションの少女。
そして自称超能力者の男。
それぞれに胡散臭さが残る中、止まってしまったエレベーターでの会話劇が始まる・・・。

≪感想≫
今作の前情報があまりにもなかったため、最初はちょっとしたコメディタッチの
ワンシチュエーション物かなと思って観たところ・・・。
これが2転3転のドンデン返し作品!!
上手に騙されてしまい、最高に楽しませてもらいました。

展開は大きく分けて4幕ぐらいかな。
徐々に徐々に盛り上げていてあの最後の大オチ!!
素晴らしいです。

掘り出し物とはこういう作品の事を言うんだろうなぁ。

≪点数≫
  9点
                                           (10.09.04鑑賞)


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映画 | 19:58:36 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.344 『ROCK YOU! [ロック・ユー!]』
No344 『ROCK YOU! [ロック・ユー!]』

2001年制作 米
監督:ブライアン・ヘルゲランド

≪キャッチコピー≫
『決闘血が上がる。』

≪ストーリー≫
従者ウィリアムの小さい頃からの夢は、人生をこの手で変え平民ではなる事の出来ない騎士になることだった。 ある日、騎士しか出場することが出来ない馬上槍試合に身分を偽り出場することになったウィリアム。たくさんの仲間、ライバルの出現、そして愛する人との出会い、ウィリアムの騎士への夢は開かれていくのであった。

≪感想≫
結構、ストーリーはベッタベタな感じ。
貧しい男が信念を持って行動することにより仲間が増え、のし上がっていく。
そしてそこには、良い具合のライバル、身分の違う素敵な女性との恋模様。
その展開をテンポよくロックンロールな音楽に乗せて見せてくれる。
なんだかんだで全ての展開が想定内なんだけど、不満が見つからない最高の展開でした。

主人公のキャラクターもカッコいいが脇をかためる仲間達もこれまた素敵。
とぼけた奴らでポカもやらかすんだけど何だかんだで愛すべき仲間達。
ふふふ・・・。

これぞ王道作品ですね。
安心して皆におススメします!!

≪点数≫
  10点
                                           (10.08.31鑑賞)


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映画 | 19:57:18 | トラックバック(2) | コメント(2)
No.343 『リアリティ・バイツ』
No343 『リアリティ・バイツ』

1994年制作 米
監督:ベン・スティラー

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
TV局でADをしながらドキュメンタリーを作ることを夢見るリレイナと男友達のサム。
バンド活動で職に就かないトロイに、エイズに脅えるビッキー。
そんな彼らがひょんな事から共同生活を始めるが……。

≪感想≫
大学を卒業した4人の男女が同棲しながら織り成す青春ストーリー。

ありゃりゃ・・・あまり共感できず・・・。
大学から社会にでて、なかなか大人になれず身からこぼれるのは刺々しい感情ばかり。
うーーん自分もこんな時代あったよなぁなんて思う人は多々いることでしょう。
・・・そこはまぁ置いといて。
ハッピーエンドだったんですが結果、二人の芯の部分が何にも変わってないような気がして。
二人の先行きが不安です・・・。

リアリティ・バイツ=現実は厳しい。
その言葉を身にしみて感じる時期ですな。

≪点数≫
  3点
                                           (10.08.25鑑賞)


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映画 | 17:16:07 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.342 『インスタント沼』
No342 『インスタント沼』

2009年制作 邦
監督:三木 聡

≪キャッチコピー≫
『ひらけ、ぬま。』

≪ストーリー≫
雑誌編集者の沈丁花ハナメは雑誌の廃刊とともに職を離れ何か新しい事をしようと目論む。
母親の入院中、一通の手紙を見つけたハナメは、そこから自分の出生の秘密を知る事となる。
自分の本当の父かもしれない男に会いに行ったハナメはそこでキテレツな骨董品屋の親父、
沈丁花ノブロウと出会う。
ノブロウの人柄になんとなく惹かれたハナメは自分も骨董品屋を開く事にするのだった。

≪感想≫
監督は以前観た「亀は意外と速く泳ぐ」「イン・ザ・プール」「転々」の三木聡。
いやぁー、今作も十分に楽しませてもらいました。
「転々」では鑑賞後のあのじんわり感が良かったんだけど、今作はちょっと違っていて。
鑑賞後は目の前がスカッと晴れ渡るような気持ちのいい感覚。
後味の良い作品なので何度でも観られそう。

本作の魅力の一つに挙げられているのが主演の麻生久美子さん。
ファンじゃない人はきっとこれを観てファンになり、ファンだった人はこれを観て
さらに何倍も好きになったんじゃないでしょうか。
素敵です。

≪点数≫
  10点
                                           (10.08.23鑑賞)


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映画 | 17:14:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.341 『スナッチ』
No341 『スナッチ』

2000年制作 米
監督:ガイ・リッチー

≪キャッチコピー≫
『アタマ使ってる?』

≪ストーリー≫
ラビに扮装した強盗団がベルギーの宝石業者を襲い86カラットのダイヤを手に入れる。
一味はフランキーにそれをニューヨークのボスのもとへ届けるよう指示する。
しかし、フランキーは途中立ち寄ったロンドンでダイヤを狙う男たちの罠にはまり監禁されてしまう……。

≪感想≫
宝石店から強奪されたダイヤモンドを巡って様々な男たちがしのぎを削りあう痛快ストーリー。

監督は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」のガイ・リッチー。
やっぱり彼の作品にハズレはありません!!
今作もテンポの良い構成力は健在です。
たくさんの出演者がいて結構複雑なんですが、そこは問題なし。
上手に一人一人の素材を絡めていくので実に明快に観ることができました。

やっぱ、この手の作品大好きだなぁ。

何度でも観れる傑作です。

≪点数≫
  10点
                                           (10.08.21鑑賞)


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映画 | 17:11:52 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.340 『全然大丈夫』
No340 『全然大丈夫』

2007年制作 邦
監督:藤田 容介

≪キャッチコピー≫
『憩いまくりたい人々に贈る、恋のユル騒ぎムービー』

≪ストーリー≫
古本屋の息子テルオは良くも悪くも単純な奴で夢は「世界一怖いお化け屋敷を作ること」。
テルオの幼馴染の久信は病院勤務のオクテでお人好しな青年。
その二人が恋をしたのが、ちょっと対人恐怖症気味の不器用なアマチュア画家、あかり。
三人の日常が等身大で描かれる・・・。

≪感想≫
この三人、何だか上手く社会に溶け込めない。
きっと一緒にいたらイライラしちゃうんでしょう。
実際序盤はそうでしたから・・・。
だけどそのホッとした展開を観ているうちにだんだん愛すべき人間に見えてくる。

全然大丈夫なんだよなぁ。

ラスト数十分からエンドロールにかけてのゆるさは心を和ませます。
まっ、なんと言っても今作は主演の荒川良々ありきの作品ですね。

≪点数≫
  8点
                                           (10.08.20鑑賞)


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映画 | 22:19:38 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.339 『フィッシュストーリー』
No339 『フィッシュストーリー』

2009年制作 邦
監督:中村 義洋

≪キャッチコピー≫
『きっと、つながる』

≪ストーリー≫
1975年、売れないパンクバンドが一曲の歌を作る。
1982年、何をしてもダメな青年が生まれて初めて勇気を振り絞る事件が起こる。
2009年、とある女子高生がシージャックに巻き込まれる。
そして2012年、地球に隕石がぶつかり消滅してしまう5時間前・・・。
すべての物語が時空を越えて一つになる・・・。

≪感想≫
原作は伊坂幸太郎氏。
原作を読んであまりにも最高だったので、すぐにDVDを鑑賞しました。
以前、同じように「ラッシュライフ」を観て失敗しましたが、こちらは大成功。

原作は原作で素晴らしく、映画は映画で素晴らしい!!
この映画は原作の純度を80%ぐらいにして、残りの20%に新しいストーリーを付け足して
より分かりやすい作品に仕上げている。
本質は一緒なんだけど、別物のような素晴らしさ。

どっちもイカしていて観た後、読んだ後の気持ちよさったらこの上ないです!!

観た後、ある歌詞が思い浮かんだ。
「誰の存在だって 世界には取るに足らないけど 誰かの世界は それがあって作られる」

ほんの小さな流れ達が巡り巡って大きな動きになる。
例えば昨日やったあんな事も、去年やったこんな事も。
それは何年後、何十年後の何かに繋がっていたりする。
想像するとなんだかワクワクしちゃうよね。

≪点数≫
  10点
                                           (10.08.14鑑賞)



こちらは原作本。

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映画 | 22:18:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.338 『友だちのうちはどこ?』
No338 『友だちのうちはどこ?』

1987年制作 イラン
監督:アッバス・キアロスタミ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
物語はイランのとある村。
小学校でネマツァデが先生にこっぴどく怒られている。
理由は宿題をノートではなく普通の紙に書いてきたからだ。
「今度同じ事をしてきたら退学だぞ!!」と怒られ泣いているネマツァデ。
一方、学校が終わり家に帰ったアハマッドは宿題に取り掛かろうとすると、
間違ってネマツァデのノートまで持って帰ってきてしまったことに気付く。
ネマツァデが怒られていた事を思い出すアハマッド。
アハマッドはちょっと遠いけど大事な友達ネマツァデの家まで届ける事にするのだった。

≪感想≫
簡単に言うと、友達の家を探す少年のお話。
本当にただただそれだけのお話。

その中で、少年ならではのひたむきさ、単純さ、そして純粋さが見え隠れする。
それはまるで、「はじめてのおつかい」を観ているよう。

なんだかホッとする良作でした。

ちなみに今作は、アッバス・キアロスタミ監督の「ジグザグ三部作」の1作目。
なるほど確かに、ジグザグだわー。


≪点数≫
  5点
                                           (10.08.11鑑賞)


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映画 | 22:14:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
その2 『あわてないあわてない、ひと休みひと休み』
映画レビューも早337作品。
うん。良いペースですね。
今年中には今観ている作品レビューに追いつくでしょう。

なんてことを書いておきながら、明日から5日間ほど外出しますのでブログはupできません(笑)
まぁのんびりと。

最近読んだ本の事。
大大大好きな伊坂幸太郎の新刊「夜の国のクーパー」。


【あらすじ】
この国は戦争に負けたのだそうだ。
占領軍の先発隊がやってきて、町の人間はそわそわ、おどおどしている。
はるか昔にも鉄国に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういうことなのか、町の人間は経験がないからわからない。
人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然わからない――。これは猫と戦争と、そして何より、世界の理のおはなし。

【感想】
僕が山ほど本を読むようになったのは、伊坂幸太郎の『ラッシュライフ』を読んでから。
あの読んだ後の気持ちよさを味わってからは、次へ次へと新しい本を読みあさってきた。
それからは伊坂幸太郎の作品は全部読んできました。
実写化された作品もすべて観てきました。
さて今作は・・・。

あいも変わらず安心して読める、おススメできる作品に仕上がっていました。
インパクトはもひとつだったのですが、作風のすわりが良いというか何というか。
着地が柔らかくてとても良い感じ。

ぜひぜひ。


それではまた数日後。

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雑記 | 20:39:09 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.337 『おいしい殺し方 -A Delicious Way to Kill-』
2006年制作 邦
監督:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 、波多野健

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
小学校の教師、消崎ユカは料理が出来ない為、好きになった人にもいつもふられてばかり。
料理が上達するよう、料理教室に通う事になった消崎先生は、そこである殺人事件に巻き込まれる事になる・・・。

≪感想≫
脚本がしっかりしているとはこんな作品の事を言うのでしょうね。
何気にちりばめられた複線。
それをちゃんと回収してくれる気持ちよさ。

そして所々で「おっ!?」と思わせる演出。
笑いのつぼは浅く緩やかながら、クスクスとわらかしてくれる。

苛立たしいけど愛すべきキャラクター達。

最初はちょっと安っぽい感じがしたけどそんな事は問題ないです。
・・・お見事。


≪点数≫
  8点
                                           (10.08.08鑑賞)


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映画 | 20:34:48 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.336 『バンテージ・ポイント』
No336 『バンテージ・ポイント』

2008年制作 米
監督:ピート・トラヴィス

≪キャッチコピー≫
『目を凝らせ――。』

≪ストーリー≫
シークレットサービスのトーマス・バーンズは、同僚のケント・テイラーとともに、
スペインのサラマンカで開催される首脳会談に出席するアシュトン米大統領の
警護にあたっていた。
サラマンカ到着直後、大群衆を前に広場でテロ撲滅のスピーチを行うアシュトン大統領が突然、
何者かに狙撃される。
パニック状態に陥った広場の中で、狙撃の瞬間を目撃した8人は……。

≪感想≫
スペイン、サマランカの広場で行われたテロ撲滅のサミットにてアメリカ大統領が何者かに狙撃される。
その前後2,30分出来事を現場にいた様々な人物の視点で描いていく。

まず一言、「上手い!!」
この作りが最高です。
最初の人物がある程度の謎を解いていくと、また時間が戻り新しい人物の視点で
また少しずつ謎が解けていく。
そしてまた、新しい人物の視点から始まって・・・と言うような感じ。
最初は20%、そして40%、50%、80%と・・・。
あまりにも同じ時間帯を描くので最初の2,3パターンで飽きてしまいそうですが、
そこも上手く作られていて、ちゃんと新しい展開を作ってくれるんです。
物語にどっぷりはまり込んでしまいました。

アメリカの人気ドラマ「24」。
あの作り方が好きな人はきっと魅力的な作品じゃないでしょうか。
立て続けにおこるハラハラドキドキ感。
あんな感じを24時間ではなく90分程度で最後のエンディングまで堪能できるお勧めの良作です。

≪点数≫
  8点
                                           (10.08.07鑑賞)


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映画 | 20:33:26 | トラックバック(1) | コメント(0)
No.335 『あるいは裏切りという名の犬』
No335 『あるいは裏切りという名の犬』

2004年制作 仏
監督:オリヴィエ・マルシャル

≪キャッチコピー≫
『かつて親友だった 同じ女を愛した 今はただ敵と呼ぶのか・・・』

≪ストーリー≫
パリ警視庁BRI(探索出動班)主任警視のヴリンクスと、BRB(強盗鎮圧班)主任警視のクラン。
友人であり同期である二人はともに次期パリ警視庁長官候補。
ある日、巷で相次いでいる強盗襲撃事件を解決した者が警視庁長官に推薦される事になった。
仲間を愛し仕事を愛するヴリンクス、一方、とにかく上にのし上がりたいクランのしのぎあいが始まった。

≪感想≫
まず何といってもこのイカしたタイトルに惹かれ鑑賞。
「勧善懲悪」的映画ではなく、実は世の中ってこういう不条理な生き方も
していかなければいけないんだよなぁなんて思わせてくれる作品。

自分が上に立つためには多少の犠牲も厭わない??
犯人を捕まえる為にはもう一方の悪の手助けをするのか??
欲求とプライドと仲間と家族と仕事と・・・。
生きていく上で出会うあいまいな選択肢への葛藤と選択を、二人のシブい親父刑事が
これでもかと見せつけてくれます。

独特の男臭・・・いや親父臭漂うしびれる作品。
女性にはきっとうけないでしょうね。
なはは・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (10.08.05鑑賞)


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映画 | 19:55:27 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.334 『JUNO -ジュノ-』
No334 『JUNO -ジュノ-』

2007年制作 米
監督:ジェイソン・ライトマン

≪キャッチコピー≫
『そのつもり。ジュノ16歳。いちばん大人。』

≪ストーリー≫
16歳の高校生、ジュノは恋人のポーリーと初めてしたセックスで妊娠してしまう。
なんだかんだで産む事にしたジュノ。
ただし親になる準備はできていないので産まれてくる子供を里親に出すことに・・・。
親友と里親探しをしていると、ある素敵な夫婦が候補にあがった。
ジュノはその夫婦に子供を譲る決心をし出産までの道のりを歩むのであった。

≪感想≫
ジュノはなんてふっとい人間なんでしょう。
基本的には、まだまだ子供で発言も行動ものーてんき。
だけど素直に生きている分、肝の据わり方が半端じゃない。
周りの喧騒も関係ないない。
生活に何か変化が起こるわけでもなく、お腹の中に宿る新しい生命を育んでいきます。

そのジュノの家族や友人もなかなか粋で。
義母が病院で発する啖呵なんてスカッとさせられる。
子供ができるとは、同時に周りの人達に優しさも植えつけるんだなぁって。

ちょっとストーリーだけ見ていると重い感じだけど、決してそうではなくポップな感じ。
これがきっと邦画ならどうだったんだろう。
日本とアメリカじゃ文化や価値観が全く違ってくるもんね。

ジュノ役のエレン・ペイジ。
初めて見ましたがなんて可愛らしくて綺麗な子なんでしょうか。
素敵です。

≪点数≫
  9点
                                           (10.08.04鑑賞)


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映画 | 19:54:02 | トラックバック(1) | コメント(0)
No.333 『山のあなた 徳市の恋』
No333 『山のあなた 徳市の恋』

2008年制作 邦
監督:石井 克人

≪キャッチコピー≫
『見えない目で あなたを見つめていた。』

≪ストーリー≫
目の不自由な徳市と福市は各地の温泉街を渡り歩く按摩。
今回もどこかの温泉場へ向かう山道を歩いていると、一台の馬車が彼らの横を追い抜いた。
徳市はその気配から美しい女性の匂いを感じ取る。
徳市は温泉場で再会したその女性にほのかな恋心を抱くのであった・・・。

≪感想≫
恋の物語を観たというか、そのレトロな風景、女優さんの優美なたたずまい、
そして俳優さん達の演技を重点的にみせてもらった感じ。
なのでストーリー的にはまぁまぁまぁ。

この綺麗な風景をでっかいスクリーンで観たかったな。

≪点数≫
  5点
                                           (10.07.30鑑賞)


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映画 | 19:52:12 | トラックバック(0) | コメント(0)
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