2012-08-28 Tue

2007年制作 邦
監督:三木 聡
≪キャッチコピー≫
『歩けばわかる、やさしくなれる』
≪ストーリー≫
大学8年生のダメダメ人間の文哉は借金を抱えてろくでもない生活を過ごしていた。
ある日それを取り立てに来た借金取りの福原と借金の帳消しを条件に二人で東京散歩に出かける事になった。
ひょんな事から二人のぶらりぶらぶら東京散歩が始まった。
≪感想≫
一癖あるキャラクターたちの二癖ある会話。
そこら中にちりばめられた、ちっさな笑い。
それを二人の東京散歩とともに拾い集めていく。
終盤になるとさらに二人のキャストが加わって・・・。
あの終盤に向けてのじんわり感はたまりません。
こういう作品、大好きです!!
≪点数≫
10点
(10.06.12鑑賞)

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2012-08-28 Tue

2007年制作 米
監督:ウェス・アンダーソン
≪キャッチコピー≫
『あした、僕たちはどこにいるんだろう...』
≪ストーリー≫
父の死をきっかけに別々の道を歩みはじめ、それぞれの人生で悩み迷っていた
ホイットマン家の3兄弟、フランシス、ピーター、ジャック。
あるとき、事故で九死に一生を得たフランシスは、兄弟のきずなを取り戻すため、
弟たちをインド旅行に誘う。
≪感想≫
父親の死をきっかけに疎遠になっていた3兄弟が、長兄の呼びかけで再び集まりインド旅行へ出かける。
お互い、いい年こいて我を通し喧嘩ばっかり。
そんなどたばた旅行の本当の目的は、昔離れ離れになった母親との再会だった・・・。
すごくしゅんだ作品。
3兄弟の会話はほんとに何気なく喧嘩ばっかり。
ボーっとそれを眺めていると
「こいつら仲が悪いけど、結局は兄弟なんだよなぁ・・・。」
なんて気持ちにさせられる。
沁みるなぁ・・・。
兄貴のいる僕はちょっと自分に置き換えて微笑ましく鑑賞する事ができました。
あ、そうそう、撮り方もこっていて、あのロングショットは秀逸。
劇中歌のセンスも抜群。
インドというどこか不思議で胡散臭いお国柄もこの映画と上手くマッチしていて素敵でした。
≪点数≫
10点
(10.06.09鑑賞)

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2012-08-28 Tue

2003年制作 英/タイ/邦
監督:オキサイド・パン
≪キャッチコピー≫
『解けるか!?運命の映像<パズル>。』
≪ストーリー≫
バンコクの朽ち果てたホテルで、イギリス人のショーンがドラッグの取引相手を待っている。
突然、電源が落ち、時計が止まる。
パニックになるショーン。
そして、それが全ての始まりだった……。
≪感想≫
タイ・バンコクの寂れたホテル。
ドラッグの運び屋のイギリス人青年。
最高級のドラッグを奪い合う殺し屋の女とギャングのボス。
タイに住む子どもたちのインタビュー取材をしにきている心理学者の女性。
ホテルで小間使いをしている少年。
関係のない人間が色々な人を巻き込んで一つのストーリーへと繋がる・・・。
それぞれのストーリーを細切れにしてパズルのように組み立てる構成。
そこに色んな登場人物が加わって思考能力を刺激する。
展開の仕方、作品の構成はすごく好き。
だけどストーリーがなぁ・・・。
物語の根底にあるメッセージは納得できたんだけど、それを伝えるストーリーが受け付けませんでした。
終わった後に悲観的になってしまって・・・。
≪点数≫
3点
(10.06.08鑑賞)

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