2012-08-15 Wed

2002年制作 米
監督:ジョージ・クルーニー
≪キャッチコピー≫
『残したものは、視聴率と死体』
≪ストーリー≫
テレビ業界に勤める若き日のチャックは、企画をバンバン出すがどれも不採用・・・。
落ち込んでバーで飲みつぶれていると、とある男からCIAにならないかと持ちかけられる。
これは面白いと二つ返事でOKしたチャック。
その後人気番組にも恵まれプロデューサーとしても名を上げつつ裏ではCIAの殺し屋という
不安定な生活を送り続けるのだった。
≪感想≫
1960年代、アメリカにて人気を博した数多くのTV番組。
それらを世に出したプロデューサー・チャック・バリスの自伝をもとに製作された作品。
どうです?このストーリー。
これが全部実話だって言うんですよ!?
胡散臭いなぁ・・・。
だってCIAで働いてた時は33人も殺したんだなんて言っててさぁ。
これがほんとならこんな暴露本を出した奴を周りは許さないっつーの。
実際、この自伝を信じる人はなかなかいなかったみたいですね。
そりゃそうか・・・。
ホラ話ならホラ話でもっといききった話にしてほしかったな。
≪点数≫
3点
(10.01.13鑑賞)

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2012-08-15 Wed

2002年制作 仏
監督:フランソワ・オゾン
≪キャッチコピー≫
『一家の主を殺したのは誰・・・?』
≪ストーリー≫
1950年代のフランス。
クリスマスを祝うため、雪に閉ざされた大邸宅に家族が集うこととなった。
ちょうどその日の朝、メイドのルイーズが、一家の主マルセルの部屋へ朝食を持っていくと、
彼はナイフで背中を刺され死んでいた。
外から何者かが侵入した形跡はない。
電話線は切られ、雪で外部との連絡を完全に絶たれた8人の女たち。
祝祭気分は一転、彼女たちは疑心暗鬼を募らせていく。
やがて、互いの詮索が始まる。
そして、次々と彼女たち一人ひとりの思惑や秘密が暴露されていく…。
≪感想≫
季節はクリスマス。
ある郊外に建てられた屋敷にて主人が背中を刺されて殺されているのが発見された。
犯人はいったい誰なんだ!?
主人を取り巻く8人の女性が織り成すワンシチュエーションサスペンスストーリー。
出演者が女性だけという事もあり序盤はおしゃれな雰囲気。
プラス仏語の独特のやわらかさがそれに輪をかけて気持ち良さを作り出す。
ただし・・・それも序盤まで・・・。
それぞれの嘘や悩み、憎しみが徐々に現れ始めだすとそこにはドロッドロの人間関係が。
おっそろしい人たちだなぁ・・・。
テンポ良く明らかになっていく真実に終始はまりっぱなしでした。
ミュージカル映画は初めてでしたが今作は入門編にはもってこいの作品だったんじゃないかな。
全編歌で進んでいくわけではなく所々にちりばめられているという具合。
しかもそれが、上手く馴染んでいて苦にならない。
初めてのミュージカル作品がこれで良かったです。
≪点数≫
9点
(10.01.08鑑賞)

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2012-08-15 Wed

1995年制作 邦
監督:岩井 俊二
≪キャッチコピー≫
『その恋は、届くはずのない一通の「ラヴレター」から始まった。』
≪ストーリー≫
婚約者を亡くした博子は亡き彼を忘れられず、昔彼が住んでいた北海道の住所へ手紙を送る・・・。
すると、くるはずのない返事が返ってくる。
しばらくやりとりを続けていると、その手紙を返してくれた相手は彼と同級生で同姓同名の
藤井樹という女性であることがわかった。
博子は樹から昔の彼の話を教えてほしいと手紙を送り続けるのだった・・・。
≪感想≫
何となく良い作品だと聞いたことがあったのですが、噂に違わぬ素敵な作品でした。
どこかファンタジックで、そしておとぎ話のようなお話・・・。
見える景色は雪景色なのにほんのり暖かくなるこの感覚。
昔を思い出してはふわっと重なる懐かしい思い出。
少しだけあの頃を思い出した・・・。
きっと傍から見たら何てことない思い出も彩りはじめる。
いやぁーなんだかなぁ・・・。
本当に淡くて素敵な作品でした。
≪点数≫
10点
(10.01.02鑑賞)

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