2012-08-04 Sat

2005年制作 南アフリカ
監督:ギャヴィン・フッド
≪キャッチコピー≫
『拳銃を持つその手で、小さな命を拾った。』
≪ストーリー≫
南アフリカ、ヨハネスブルクのスラム街に住む少年ツォツィは仲間とつるんでは
強盗や窃盗を繰り返す毎日を過ごしていた。
そんなある日、たまたま盗んだ車に赤ん坊がいるのに唖然とするツォツィ。
ツォツィは赤ん坊を連れて帰るのだが・・・。
≪感想≫
赤ん坊を誘拐するツォツィ・・・彼はまぎれもなく加害者で犯罪者だ。
だけど、彼も被害者の一人。
貧困という問題に直面し、育ってきた環境に泣かされ、そうすることでしか生きられない現状。
そんな彼の目に映った赤ん坊は、自分の分身のような感覚だった・・・。
むむむ・・・。
光と影はいつでも共存しているが、どちら側がよりよく見えるかは心の在り方。
その心の在り方は、環境から生まれる事も多い。
ツォツィの育ってきた劣悪な環境はきっと影を映し出した。
最後に真っ白いシャツを着たツォツィ・・・。
そのコントラストが少しだけ彼の未来への光が見えたようでブルッときました。
≪点数≫
7点
(09.09.19鑑賞)

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2012-08-04 Sat

2009年制作 邦
監督:松本 人志
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
家族と幸せに暮らすプロレスラー、エスカルゴマンはメキシコのとある町でいつもと変わらぬ朝を迎えていた。
一方、水玉のパジャマを着た男は、目を覚ますと四方を白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められており、
途方に暮れ出口を必死に探すが見つからない……。
≪感想≫
ダウンタウンの松本人志監督作第二段。
観終わった後の第一声・・・すげぇ・・・。
海外のお客さんも視野に入れた作品とだけあって、笑いもわかりやすく面白かったです。
ストーリーも単純で観終わった後には全てが繋がってモヤモヤすることはない。
それが、さっきの第一声・・・すげぇ・・・に繋がる。
しびれました!!
一作目『大日本人』よりも今作のほうがめちゃくちゃ良かったように感じました。
これからも映画を撮り続けてほしいなぁ。
とにかく一度観てみるべし!!
≪点数≫
10点
(09.09.13鑑賞)

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