2012-07-17 Tue

1999年制作 中
監督:チャン・イーモウ
≪キャッチコピー≫
『遠い遠い空の下、元気でいてね、迎えにいくから。』
≪ストーリー≫
中国の都会から離れたある山村。
小学校の先生が私用で1ヶ月間離れるので代わりの先生として13歳の少女ミンジがやってくる。
生徒を一人も減らすことなく1ヶ月過ごすことができれば報酬をもらえるミンジが子供達と奮闘する中、
一人の少年ホエクーが街に出稼ぎに行ってしまう。
困ったミンジは、街へホエクーを探しに行くのだが・・・。
≪感想≫
ドラマなんだけどまるでドキュメンタリー作品を観ているかのような作品。
出てくる人達も演技をしているのではなくその人達の普段を撮っている感じ。
それはきっと根っからの俳優、女優さんを起用しなくて素人さん達を起用して撮った作品なのだからでしょうね。
なんとも素朴で暖かな作品。
ただし、そんな暖かな作品の陰に見え隠れする都会と田舎の格差の問題。
うまく共存できる道は無いのでしょうか・・・。
≪点数≫
9点
(09.02.07鑑賞)

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2012-07-17 Tue

2006年制作 邦
監督:細田 守
≪キャッチコピー≫
『待ってられない未来がある。』
≪ストーリー≫
高校2年生の紺野真琴は、自転車事故をきっかけに、時間を跳躍する能力を持ってしまう。
その能力のことを叔母の芳山和子に相談すると、それは“タイムリープ”といい、
記憶の確かな過去に飛べる能力だという。
半信半疑の真琴だが、日常の些細(ささい)な不満やストレス解消などのため、
むやみやたらに能力を乱用しだし……。
≪感想≫
筒井康隆の名作「時をかける少女」を、映画、TVドラマ、を経て生まれたアニメーション。
やっとこさ観ることができました。
なんとまぁ甘酸っぱくて爽やかなのでしょうか!!
アニメーションも声もストーリーも期待通りの作品でした。
後味も良い良作です。
追記・・・あっとそうそう、今作、主題歌と挿入歌が尋常じゃないぐらい良いんですよねぇ。
たまにこの曲を聴くと何だか甘酸っぱい青春を感じる事ができて・・・。
≪点数≫
8点
(09.02.05鑑賞)
こちら主題歌と挿入歌。
騙されたと思って一度聞いてみて。

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2012-07-17 Tue

2006年制作 邦
監督:鎌仲 ひとみ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
-
≪感想≫
2004年に青森県六ヶ所村にできた核燃料再処理施設。
賛成派、反対派、近隣の住民達、工場で働かざるをえない人達、大学の教授等々色々な
視点からこの施設の是非を訴えたドキュメンタリー作品。
先日観た作品「大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─」。
情けないかなこの作品を観るまでこの村の問題を知ることはできませんでした。
六ヶ所村の人達はこの施設を作ると言ったとき、きっと物凄い反対活動、声を荒げて
戦っていたのでしょう。
それでも作られていった再処理工場・・・。
放射能汚染、核燃料、原子力発電、再処理施設・・・僕はそれらの事についてそんなに知識を
もっている訳ではありません。
そんな僕にもこの作品を観て感じた事がある。
こういった問題の背景にはエネルギー不足があって。
みんなが日々の生活の中で必要としているエネルギーはとてつもなく膨大だ。
それは娯楽のため、それは仕事のため、勉強のため、素敵な生活を送るために・・・。
もちろん僕も毎日生活していく中で、たくさんの電気エネルギーを消費していく訳で・・・確実に
僕もその問題に対して加害者の一人。
なんとも言えない歯痒さ・・・。
僕は日々の生活から余分なエネルギーを削ぐことを始めてみようと思う。
「削ぐ」、それは何となくめんどくさくって負のイメージ。
けどそれは何かを変えるアプローチ。
きっと僕がそんなことやったってこの問題の大きさには到底敵いはしない。
それでもちょっとずつちょっとずつ・・・より良いイメージを持ちながら・・・。
≪点数≫
10点
(09.01.22鑑賞)

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