fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.177 『ディナーラッシュ』
No177 『ディナーラッシュ』

2001年制作 米
監督:ボブ・ジラルディ

≪キャッチコピー≫
『キッチンより愛をこめて』

≪ストーリー≫
ニューヨークのとあるイタリアンレストラン「ジジーノ」。
オーナーの親友がギャングに殺されるところから物語は始まる。
そしてある日の夜・・・その日は格段忙しく客が溢れかえっていた。

≪感想≫
ストーリーはレストランのみで進んでいき、そこで巻き起こる様々な事件を描く。
オーナー親子の確執、裏で巻き起こるギャングとの話し合い、変わった客達、その他もろもろ・・・。
こんな小さなレストランの中にもこんなにもドラマがある。

めちゃくちゃ内容が詰まっているのに決して野暮ったくない。
普通はごちゃごちゃしていて訳がわからなくなっちゃいそうですが・・・。
今作はむしろ軽くてテンポ良く、ちょうどいいぐらいのテンションで物語が進みラストのあの展開も
グッと引き込まれました。
観賞後は少し爽快感が残っていたりなんかして。
いやぁー良いですねぇ・・・。

満足、満足。

≪点数≫
  9点
                                           (08.10.18鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

スポンサーサイト



映画 | 21:59:36 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.176 『ロスト・イン・トランスレーション』
No176 『ロスト・イン・トランスレーション』

2003年制作 米
監督:ソフィア・コッポラ

≪キャッチコピー≫
『幸せなはずなのに、ひとりぼっち トーキョーであなたに会えてよかった。』

≪ストーリー≫
ハリウッドのスター、ボブ・ハリスはウイスキーのCM撮影のために来日し、
滞在先のホテルへと向かっていた。
ホテルで出迎える日本人スタッフに軽く挨拶をし部屋に入るとアメリカの妻からファックスが入る…。

≪感想≫
ハリウッドスターの男と旦那の付き添いで来日している女が東京で出会う。
孤独を感じる二人が交差するストーリー。

異国へ来て楽しさもなく、何だか虚しささえ覚える二人は惹かれるべくして繋がっていく。
うーーん、まぁそんなもんなんでしょうねぇ・・・。

それにしても海外の方から見た東京っつーのはこんな感じなのでしょうか。
エレベータの中で日本人に囲まれる二人のシーン。
たどたどしくも意味の無い英語を喋ってくる若者。
伝えたいことがしっかりと伝わらない通訳の女性。
多少はデフォルメされていると思いますが、どれもこれも少し不思議な感じでした。

やっぱ自分の国を舞台に描かれているからなのか少し変な見方をしてしまったかな。
今作は日本人向けというか外国人向けなのでは。

むっかしむかし「ゴーストバスターズ」に出演していたビル・マーレイ。
以前観た「ブロークン・フラワーズ」もそうだったんですが哀愁漂う役柄が似合いますねぇ・・・。

≪点数≫
  6点
                                           (08.10.17鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 21:56:55 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.175 『水になった村』
No175 『水になった村』

2007年制作 邦
監督:大西 暢夫

≪キャッチコピー≫
『降り注ぐ笑いが僕の宝物だった
  この先ジジババたちはどこへ行くのだろう』

≪ストーリー≫
岐阜県徳山村にダム建設の話が持ち上がった。
村人達は引越しを始めるなか数人の老人達はできるだけ生まれ育った村で生活がしたいと
徳山村に戻り悠々自適に生活をしていた。
そんな数人の老人達を追った15年の記録・・・。

≪感想≫
いやぁー・・・これまた何とも言えない作品に出会いました。
タイトルやあらすじを見たら「自然破壊はんたーい!!」「故郷を壊すな!!」などと声高に
あげている作品を想像したが全然そうではなかった。
そこに住む老人達の逞しさ、その環境で生まれる何かを誠実に訴えた作品に感じました。
それを観る僕らはやはり自然破壊や環境破壊について想う訳で・・・。
静かに重い、色々と考えさせられる良作。

ほぼ自給自足で過ごす人々。
自然で取れた山菜や川魚。空気もいいから食欲も人一倍。
たくさん動いて、たくさん食べて、たくさん笑って元気もりもり。
とても暖かく逞しい生命力を持った人達はこの自然が作ってくれたのでしょうね。

そんな自然を国は悲しいかな壊すことになってしまう。
まぁそれも仕方の無いことなのかもしれない・・・。

だけど・・・だけど・・・。
こんな人達がいなくなっちゃうのは少し切ない・・・。
都会暮らしで、遊びに行ったらケーキと紅茶を出してくれる祖父や祖母も素敵だけど、
その反面遊びに行ったら山で一緒に山菜取ったり川魚を一緒に捕まえてくれる
じぃちゃんばぁちゃんもやっぱり素敵だ。
自然と都会との共存・・・うまくバランスがとれたらどんなにも素晴らしいか。

なんて、この作品を観て色んな事を感じました。

こんな素敵な人達を15年も撮り続けた監督さんにもう少し話を聞いてみたいなぁ。

そういえば、この作品を観て少し懐かしい感じがした。
亡くなった二人のばぁちゃんを思い出したから。
ばぁちゃん達もこんな感じの人達だったなぁ・・・。
僕のルーツもそこにあるってことか・・・何だか嬉しい気分。

≪点数≫
  10点
                                           (08.10.13鑑賞)


※DVD販売していないので本を紹介

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!

映画 | 21:54:44 | トラックバック(0) | コメント(2)