2012-07-05 Thu

2003年制作 独
監督:ヴォルフガング・ベッカー
≪キャッチコピー≫
『時代が変わっても、心は変わらない。』
≪ストーリー≫
ドイツがいまだ二つに分断されていた頃。
父は家族を置いて西ドイツへ亡命してしまう。
それをきっかけに母親は社会主義者へ・・・。
ある日、息子が反社会主義のデモに参加しているのを見てしまい、心臓発作で昏睡状態に陥る。
母が目が冷めたのは倒れてから8ヶ月が経過した頃・・・その間、ベルリンの壁は崩壊され東西ドイツは統一し資本主義国家への道をたどっていた。
母親の体調悪化につながるそれらの事情を気付かせないため、息子は奔放する!!
≪感想≫
繊細な母親の為に息子や娘、友人や教え子、みんなが優しい嘘で包んでくれるハートフルなストーリー。
たくさんの嘘はみんな母のため・・・。
それを受け入れる母にとっては全てが真実で・・・。
最後に見せる母へのVTRは秀逸!!
VTRを作った者、それを見つめる者、様々な想いがふんだんに詰め込まれたシーンにはしびれあがりました!!
良作見っけ。
その当時のドイツを知るのにもいい作品ですね。
≪点数≫
8点
(08.09.03鑑賞)

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2012-07-05 Thu

2007年制作 邦
監督:根岸 吉太郎
≪キャッチコピー≫
『あの夏、私の隣にはヨーコさんがいた。』
≪ストーリー≫
母親が家出をしたある日、一人の女性がやってくる。
ヨウコと名乗る女性は家族の為にご飯を作りに来たのだと言う。
小4の娘の薫は戸惑いながらも、何とも破天荒で魅力的なヨウコと交流を深めていくのだった・・・。
≪感想≫
小さい頃に巻き起こった少し異質な出会いや出来事は、後の薫に影響を大いに与えたんだろうなぁ・・・
なんて思ったけど、実際はそうでもなかったようですね。
大人になって久しぶりに再会した弟からは「ねぇちゃんは子供の頃から変わってないね」
なんて言われて・・・。
だけど30歳になった今、改めて思い出すあの夏の思い出、ヨウコさんとの会話の数々。
明日から見える世界はまた違って見えるのでしょう。
子供の目の前で妻と愛人が喧嘩をしたり、お父さんは盗難車のディーラーをしたりと、
何だかやっていることはおもっくるしい。
だけど、なぜでしょう・・・。
観終わった後、妙な爽やかさが残っていたんだよなぁ・・・。
ふふふ。
≪点数≫
7点
(08.08.31鑑賞)

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