2012-07-03 Tue

2005年制作 邦
監督:熊澤 尚人
≪キャッチコピー≫
『ニライカナイ それは沖縄に伝わる、水平線の彼方にある幸福の国』
≪ストーリー≫
物語の舞台は沖縄県竹富島。
主人公の女子高生、風季は郵便局で働く祖父と二人で暮らしていた。
父親を早くに亡くして、母親は風季が6歳の時に彼女を置いて東京へ行ったきりだ。
両親がいなく寂しく暮らす毎日。
それでも毎年、風季の誕生日には必ず母親からの手紙が届いていた・・・。
≪感想≫
きっとあらすじと題名を聞いただけで何となくは先が読めてしまう人もいるでしょうが、
きっとこの作品はそれでも全然いいんじゃないかと思います。
そこに重きを置いているんじゃなくて、それを踏まえて受け手の僕らが感じる事はたくさんあったりして・・・。
東京から帰ってきた風季のもとに島の人達が集まってくるシーン。
目には見えにくい人と人との繋がりを改めて確認させてくれました。
他にも手紙を読み返すシーンやあのラストの祖父への手紙のシーン。
一つ一つが暖かく、しびれあがります。
何よりバックボーンが沖縄の離島と言うことだけあって、景色・映像美は抜群。
そこに流れる穏やかな空気感は都会の人には楽園に感じられるのではないでしょうか。
沖縄生まれの僕でさえも良いですねぇなんて・・・。
途中、少し「いぃーーー」って歯がゆくなりましたが、終盤にかけてその歯がゆさも
取り除かれていったので問題なし。
沖縄独特の穏やかな空気感を感じたい人にとっては良い作品だと思います。
≪点数≫
9点
(08.08.27鑑賞)

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2012-07-03 Tue

2005年制作 米
監督:ジョン・ポルソン
≪キャッチコピー≫
『少女にしか見えないたった一人の遊び仲間・・・それはすべての禍の始まりだった。』
≪ストーリー≫
母親の自殺により、残された父と小さい娘は田舎へ引っ越す。
母の死がショックな娘は次第に異常な行動を起こすようになる・・・。
娘は父親にチャーリーという友達ができたと話すが、父親はその存在を確認することができない。
父親は娘の精神的なダメージのせいでできた空想の友人だと思い込むのだが・・・。
≪感想≫
一言で言えば大ドンデン返し系。
この手の作品の前情報は、ちょっとのあらすじと上映時間ぐらいだけで十分。
ドンデン返し系という情報も本当は必要ないぐらい・・・。
そしてできるだけ頭を空っぽにしてみること。
なんせこの手の物は大オチを知ってしまうと一気に冷めちゃうので・・・。
二回目からは視点が変わってしまうので、一発勝負ですな。
僕はちょうど観た時のテンションが空っぽ的な感じだったので、面白かったなーってな感想です。
≪点数≫
7点
(08.08.26鑑賞)

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