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No.155 『空中庭園』
No155 『空中庭園』

2005年制作 邦
監督:豊田 利晃

≪キャッチコピー≫
『たったひとつだけ、私は家族に隠していることがある』

≪ストーリー≫
家族間では隠し事をしないと言うルールのもと、仲良く暮らしている京橋一家の四人。
食卓での会話もあけっぴろげで笑顔も耐えない。
そんな仲の良い家族にも実は、それぞれに問題や隠し事があって・・・。

≪感想≫
最初は家族の崩壊から再生を描いているのかと思いきや、実は小泉今日子演じる妻・絵里子の再生を
描いている作品だったんですね。
絵里子は小さい頃は引き篭りで親の愛情にも飢えている少女だった。
やがて絵里子は大人になり、すべて計画的に結婚・出産しマンションを買い理想の暮らしを送り始める。
昔の自分の環境を反面教師にし、家族や周りの人達には愛想笑いをしながら本音を隠しながら
生活する絵里子。
そしてある日、家族の様々な本音がぶつかりだし、絵里子本人の本音も吐き出した時、
心の膿は吐き出され以前とは違う透き通った絵里子が誕生する。

とまあ、物語の流れを書いたのですが、一人の女性の生き方や葛藤を描いている作品としては
良い作品だと思います。
しかし・・・実はこの他にも旦那の浮気問題や、娘や息子の問題も多々、出てきていてそれが
山積みのまま終わってしまうのです。
なので消化不良のまま終わってしまっているような・・・。
まだまだドロッとしていて血のめぐりが悪いなぁってな感想です。

絵里子のみの話をもっと絞って描いていればもっと良かったのでは。

≪点数≫
  4点
                                           (08.08.26鑑賞)


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映画 | 21:33:53 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.154 『CODE46』
No154 『CODE46』

2003年制作 英
監督:マイケル・ウィンターボトム

≪キャッチコピー≫
『一瞬の相思相愛』

≪ストーリー≫
近未来の上海で“パペル”と呼ばれる滞在許可証を偽造していたマリアは、その調査に訪れた既婚のウィリアムと恋に落ちる。
だが2人は同じ遺伝子を持つ者同士で、その関係は“CODE 46”という法律で禁じられていた。

≪感想≫
近未来の恋愛ドラマ。
キーワードは「パペル」と「CODE46」の二つ。
パペルは旅客券のようなパスポート的なもの、CODE46とは法律の一つで同じ遺伝子を持つものとは
愛し合ってはいけないと言う法。
この二つで表されるように近未来の人々は徹底的な管理社会の中で生活していた。
この社会で、偽造パペルの調査をしに来た男性と偽造に加担している女性との恋物語・・・。

近未来の話なので出てくる物、生活状況も未来的。
共感ウイルスや、徹底的なデジタルな社会。
現在の生活には考えられない代物ばかりですが、基本的には違和感無く進み、それどころか何だか
一昔前のお話なんじゃないかなんて気持ちにすらなりました。
それはきっと普遍的な「恋愛」というテーマに重きを置いていたからなのでしょうね。
今も昔も、きっと未来さえも根本は変わらないってこと。

何だか感想を書くのが難しいなぁ・・・。

一つ言える事は夢うつつな感じの作品でした。

≪点数≫
  5点
                                           (08.08.25鑑賞)


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