2012-06-30 Sat

2004年制作 邦
監督:井上 靖雄
≪キャッチコピー≫
『心と躰が、はがれてゆく・・・』
≪ストーリー≫
主人公の村崎は小学校のころ壮絶ないじめを受けていた。
大人になって地元に帰ってきた村崎はとある工務店にて働きだす。
そこにはかつてのいじめっ子のボス赤井も働いていた。心の中のもう一人の村崎が疼き出す・・・。
≪感想≫
井上三太原作コミックの実写版。
原作本も昔読んだことがあるけど、とにかくエグイ・・・。
こういう作品は漫画で十分なような気がしました。
漫画は、漫画ならではのリアルとの距離感があるような気がして、今回、映画で観ると
それが少し近づき過ぎていてなんとなく不快指数が高まったような・・・。
救いようのない内容なもので・・・・。
ふぅー・・・。
それでも映像は凄いなと思いました。
二人の村崎の映像のリンクの仕方とか結構こっていて、「なるほどねぇ・・・。」なんて。
あとは中村獅童のぶっ飛んだキャラクターも見物か。
内容を求めず映像に興味のある人には持ってこいな作品なのでは。
≪点数≫
3点
(08.08.21鑑賞)
こちら原作。
絵はあまり上手じゃないけどとにかくエグイ。

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2012-06-30 Sat

2000年制作 英/独
監督:ポール・マクギガン
≪キャッチコピー≫
『超えなければならない男がいる。』
≪ストーリー≫
ロンドンのギャング界を支配する一人の男がいた。
名前はギャングスター。
若き日のギャングスターは街のボス(フレディ)の部下となり彼の為に手足となって働く。
それは彼に対する憧れからくるものだった。
憧れは嫉妬へ変わり憎悪へと変わっていく。ある日ギャングスターはフレディを裏切り監獄送りにしてしまう。
フレディ無きロンドンはギャングスターの思い通りに動いていく。しかし残ったのは一人であるという虚無感だった・・・。
そして30年後、フレディが出所してくる・・・。
≪感想≫
ギャングスターの過去から現在に至るまでをテンポよくスタイリッシュに描いていく。
一人の男が嫉妬に狂い、自我を崩壊させていく。
誰の心にもこういう気持ちってあるような気がする。
劣等感、羨望、嫉妬、負の方向へ向う心、失われていくバランス感覚。目に見える物に
食いついてしまう浅はかさ・・・。
多少いききっていますが、人間の心理をついているのでは・・・。
ちょっとエグイシーンがあるけど男ならそれも許容範囲!!
見応えのある作品かと。
≪点数≫
8点
(08.08.19鑑賞)

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2012-06-30 Sat

2005年制作 邦
監督:山崎 貴
≪キャッチコピー≫
『携帯もパソコンもTVもなかったのに、どうしてあんなに楽しかったのだろう。』
≪ストーリー≫
東京下町の夕日町三丁目に住む鈴木家に、集団就職のために上京してきた六子が住み込むことになる。
また鈴木家の向かいにある駄菓子屋の店主も、見ず知らずの少年の面倒を見ることに……。
≪感想≫
公開前、CMを見て久しぶりに「これは絶対におもろい!!」と思った作品。
結局映画を見損ねてしまい、時が経つにつれてなんか観るのがもったいなくなってしまい
寝かしておいたんだけど意を決して観賞。
期待値はかなり高かったけど、全然問題無し!!文句無く楽しめました。
CGや豪華なセットを駆使し、細かい部分までこった作りにしていて、その時代を生きてきた人達には、
たまらない仕上がりになっていたんじゃないでしょうか。
昭和30年代は僕が生まれるだいぶ前の時代。
残念ながら僕は、懐かしさやリアリティを感じる事は無かったけど関係ないない。
そういう懐かしさとかを度外視しても素晴らしい作品。
音楽、風景、台詞、全てがいちいち温かい・・・。
老若男女、全ての人にお勧めできる良作です。
≪点数≫
10点
(08.08.18鑑賞)

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