2012-06-04 Mon

2005年制作 邦
監督:小泉 堯史
≪キャッチコピー≫
『博士と過ごしたひとときは、私とルートにとって本当に大切な時間でした。』
≪ストーリー≫
元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に派遣された家政婦の杏子(深津絵里)は、
彼が交通事故の後遺症で80分しか記憶がもたないことを告げられる。
戸惑う杏子だが、ある日、彼女の息子(齋藤隆成)と数学者が会い……。
≪感想≫
僕の勝手なイメージなのだが理系の人っていうのは
「現実主義者で何事にも論理的で理屈っぽい」
そんなお堅いイメージがあるんだけどこの博士は少し違う。
もちろん博士は先の項目に当てはまってはいるんだけど、詩的な言葉まわしや数学への
取り組み方がとても素敵。
博士は数学を本当に愛しているのです。
だって
「なんてチャーミングな数だ。」
とか
「潔い数字だ。」
なんて、数に対してそんな捉え方を普通はしないもんね。
そんな博士はとても暖かい。
数学に対してはもちろん、人に対してもそう。
マイナスをプラスに変えてくれるような暖かい言葉の数々。
良いですねぇ・・・。
きっとこういう考え方って、大切にしなくちゃいけないんだろうな。
日々を楽しく過ごすためのバランス感覚というか負の中からもきっちりと
正を見つける広い視野というか・・・。
むむむ・・・勉強になりました。
悪人が出てこない心温まる映画です。
この作品を観て、数学に対しての考え方が変わった人ってけっこういるんだろうなぁ・・・。
ちなみに原作本も読みましたが、とても良かったですよ。
≪点数≫
7点
(08.03.29鑑賞)
こちら原作。
ほっこりほくほく。

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2012-06-04 Mon

2005年制作 邦
監督: 新藤 風
≪キャッチコピー≫
『願えば叶う。』
≪ストーリー≫
美容室たつまきを経営する母タツコ(岸本加世子)と高校三年生の弟の大輔(松澤傑)と
暮らしている桜井たま子(山田麻衣子)は、用心深い性格が直らず、24歳になった現在でも、
どこへ行くにも鉄かぶとが欠かせない。
≪感想≫
一人の引き篭りの女の子が社会へ飛び出し成長していく物語。
内容は全然違うけど「アメリ」テイストを少し匂わせているメルヘンチックな映画。
メルヘンチックテイストっつー事で、全体的にゆるーい感じに仕上がっていてほのぼのとしている。
出てくる周りの人達もあったかくていい感じ。
この手の映画に「なんで??」「何が??」は禁物ですな。
そういやぁこの映画を観て初めて「甘食」の存在を知った。
美味しそうだったなぁ・・・。
≪点数≫
5点
(08.03.22鑑賞)
こちら甘食。
食べたことなーい。

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2012-06-04 Mon

1997年制作 邦
監督:矢口 史靖
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
お金大好きな変わり者の主人公(咲子)は銀行員。
ある日、銀行強盗に巻き込まれ人質にされてしまう。
助かった咲子だがその後、銀行から奪われた5億円のスーツケースを探し一人奮闘していく。
≪感想≫
一点集中の猪突猛進人間。
何気にこういう人っているよなぁ・・・。
咲子の家族や周りは翻弄されっぱなしでたまらんたまらん。
とは言っても咲子の生活は今までの味気ない生活から一転、慌しく彩(いろ)づいていく。
むむむ・・・まぁそれも悪くない。
きっとものすごーく低予算で作られた映画(序盤の咲子とスーツケースが川を
流れていくシーンなんてやっすいやっすい)なので映画館で観なくても
家のちっちゃな画面で観ても全然OKですよ。
≪点数≫
5点
(08.03.20鑑賞)

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