2012-06-03 Sun

2003年制作 仏
監督:フランソワ・デュペイロン
≪キャッチコピー≫
『笑ってごらん ほら、人生は素晴らしい。』
≪ストーリー≫
1960年代のパリ。
13歳のユダヤ人の少年モモ(ピエール・ブーランジェ)の
父(ジルベール・メルキ)が突然家出する。
一人ぼっちの彼を助けたのは、トルコ移民のイブラヒム(オマー・シャリフ)だった。
≪感想≫
何事にも抗い、もがく思春期真っ只中の少年が一人のおじさんと出会い成長していく物語。
父への反抗・兄への劣等感・性の目覚め・恋をしてはふられたり・・・。
多感な時期に出会ったイブラヒムおじさんは少年の後の人生に大きな影響を与えていく。
しっかしこのイブラヒムおじさんは粋で懐が果てしなく広い。
一つ一つの言葉がユーモラスなんだけど温かくて優しい。
無理の無い支えあいは、やはり素晴らしい!!
後半はロードムービー仕立てになっていて、綺麗な景色も楽しめていい感じ。
終盤、展開が速くなって置いていかれそうになるけど最終的には心温まる作品になっています。
≪点数≫
7点
(08.03.15鑑賞)

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2012-06-03 Sun

2006年制作 邦
監督:水田 伸生
≪キャッチコピー≫
『幽霊に出逢って、家族の絆を知った、不思議なひと夏。』
≪ストーリー≫
近所で知らぬ者のいないわんぱく坊主の花田一路は、今日も母親の寿枝とテレビをめぐって
激しいバトルを繰り広げていた。
怒り狂う母親から逃げるため、自転車を猛スピードで走らせていた一路は
トラックに跳ねられてしまうが、奇跡的に一命を取りとめる。
しかし、幽霊が見えるという不思議な力を授かってしまい……。
≪感想≫
テーマは「家族愛」。
なんだか面白くって観やすい映画!!
物語になぜ?何??が無くてよくできてます。
ラストの方でちょっと安っぽいシーン(映像)もありますが、まぁ気になりません。
個人的には親友のそうた君が良いですねぇ・・・。
表情といい性格といい役どころがおいしすぎる。
あの子は絶対にええ子やぁ・・・。
子供も一緒に見れるファミリー向けの映画です。
≪点数≫
6点
(08.03.09鑑賞)

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2012-06-03 Sun

2002年制作 米
監督:マイケル・ホフマン
≪キャッチコピー≫
『人生を迷いながら進むあなたへ──』
≪ストーリー≫
名門校の歴史教師、ハンダート(ケビン・クライン)のもとに
転校生(エミール・ハーシュ)がやって来る。
問題ばかり起こす彼が、やがてハンダートに心開き、勉強家に変身。
そんな彼にハンダートは甘い点をつけてしまうが……。
≪感想≫
いわゆる感動学園物・・・・・かと思ったら大間違い!!
もちろん、じんわりと感動する場面もあるけれど、それだけではなく
色々と考えさせられる作品でした。
悪ガキ転校生のベルはコンテストのクイズ出題に対しカンニングを行う。
そして卒業して25年経って行われた再コンテストのクイズ中にも同じくカンニング。
切ないかな悔しいかな人の性格はなかなか変わることはできないのですな・・・。
悪ガキのベルはさておき他の生徒達には先生の志がしっかりと届いていた。
誠実に生きていくことは決して間違いではないと言うことを痛感。
こういうことの繰り返しが歴史を紡いでくれるのですね。
全体的に白でも黒でもなくグレーな部分にリアリティを感じました。
自分自身を見直す事のできる、ちょっとした鏡のような作品なんじゃないでしょうか。
≪点数≫
7点
(08.03.02鑑賞)

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2012-06-03 Sun

2001年制作 米
監督:ジェリー・ザッカー
≪キャッチコピー≫
『ルールはひとつ!ルールなし!』
≪ストーリー≫
ラスベガスのスロットマシンから飛び出した奇妙なコイン。
その奇妙なコインを偶然手にした人々がホテルのスイートルームに集められた。
やって来たのはひとクセもふたクセもありそうななんとも個性豊かな面々。
そんな彼らの前に現れたのは大富豪ドナルド・シンクレア。
そして、いきなりラスベガスからニューメキシコまでの700マイル(約1000km)に
及ぶレースの開始を宣言する。
賞金は200万ドル。しかもルールなし! 半信半疑の参加者たちだったが、
いざレースが始まるや悪知恵の限りを尽くして情け無用の壮絶バトルを展開していくのだった。
≪感想≫
もっと参加者同士の騙しあいとか、邪魔しあいとかがあるのかなぁと思ったけどまったく無くて、
それぞれが目的地に向う中でハプニングが巻き起こるだけ。
正直、そこまでの大爆笑も無くまぁまぁまぁと思っていたら・・・。
ラストがとても粋なのです。
あのみんながハッピーになって終わる感じは良いですねぇ・・・。
観終わった後はスカッと爽やかになりました。
全然難しくないので何も考えずにボーっと見れる映画。
アメリカならではのおバカコメディ映画です。
≪点数≫
7点
(08.02.25鑑賞)

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2012-06-03 Sun

2008年制作 邦
監督:中村 義洋
≪キャッチコピー≫
『犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。』
≪ストーリー≫
高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、
3度続けて術中死が発生。
内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、
厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。
2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになる。
≪感想≫
そこまでの前情報なく鑑賞。
ちょっとしたコメディタッチの映画なのかなと思ってたら・・・。
本格的な医療ミステリー映画でした・・・。
有名な原作本を映画化したようですね。
バチスタ手術についての知識はまったく無くてもストーリーと供に
親切に教えてくれるのでまったく問題なし。
途中まではふつーのスタンダードなサスペンスかなと思いきや
終盤に向けて怒涛のラストスパート。
見入ってしまいました。
実は結構おもーい内容だったりするのに間に笑いを入れてくれてたので
何だか軽く観ることができました。
最後のソフトボールシーンはそれの最たるものだと思います。
このシーンを置くことで映画の後味が凄く良くなったんじゃないかな。
原作本はもっと内容が肉厚で登場人物同士のやりとりとか心理状況が
詳細に書かれている様なので必見。
・・・と感想を書きましたが、その後、原作本を読みました!!
なるほど、原作本はとっても面白くて完全にこの著者、海堂尊のファンになってしまいました。
このチーム・バチスタはシリーズになっておりどれもこれも面白いので
ぜひぜひ読んでみてください!!
≪点数≫
7点
(08.02.23鑑賞)
こちら原作。
読み応え抜群!!

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