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No.90 『スクラップ・ヘブン』
No90 『スクラップ・ヘブン』

2005年制作 邦
監督:李 相日

≪キャッチコピー≫
『世界を一瞬で消す方法がわかりました。』

≪ストーリー≫
退屈な日々にうんざりしていた警官のシンゴ(加瀬亮)は、事件をきっかけに
偶然知り合ったテツ(オダギリジョー)と意気投合し、世の中を浄化すべくある事業を開始する。

≪感想≫
内容はまぁ置いといて、加瀬亮氏・オダギリジョー氏の二人が出ているというだけで
これはもう観なきゃ駄目でしょう!!
オダギリジョー氏の奇抜さと加瀬亮氏の何かを内に秘めている空気感は素晴らしく、
二人のバランスは抜群です!!
しびれあがりますなぁ・・・。
何だかストーリーの展開よりも役者の格好や動きに目が行ってしまいました。
正直、そのくらいこの二人は魅力的で役柄にピッタリはまってたと思います。

また共演して欲しい組み合わせです!!

≪点数≫
  6点
                                           (08.05.01鑑賞)


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映画 | 17:17:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.89 『天使にさよなら』
No89 『天使にさよなら』

2001年制作 英
監督:ウダヤン・プラサッド

≪キャッチコピー≫
『あの日の出来事を、僕は一生忘れない・・・!』

≪ストーリー≫
11歳のジミーは、サッカーやボクシングの選手よりも天使になりたいと願う風変わりな少年。
長いこと失業中の父親とカフェで働く母親、それに鳩の飼育を生き甲斐にしている
優しい祖父と一緒に暮らしていた。
そんなジミーの前に、ある日、天使ガブリエルが現われ、彼は天使の見習いに抜擢されてしまう。
その頃、父親がガンに冒されていることがわかり、その命を救うためにも本物の天使になりたいと、
ジミーは一生懸命に人助けをしていく。
しかし、ジミーのそんな思いは父にはどうしても理解してもらえない。
やがて、父は病に倒れ入院してしまう……。

≪感想≫
天使になりたい少年とその家族のお話。

ファンタジーなのかリアルなのか凄く曖昧。
びみょーーーーなラインですなぁ・・・。

登場人物は少なめで関係性は分かりやすいんだけど、分かるのはその関係性だけでなぜ
そういう関係になっているのかがまったく分からない。
そしてラストもちょっとよくわかんない・・・いや、わかるんだけど何かフガフガした感じ。

観終わった後も何か、びみょーーーーな感じ。

正直、題名負けしているような・・・。

一ついえるのは思春期の少年ってあんな感じだよなぁなんて、ただただ共感してしまいました。

≪点数≫
  4点
                                           (08.04.29鑑賞)


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映画 | 17:13:24 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.88 『タクシードライバー』
No88 『タクシードライバー』

1976年制作 米
監督:マーティン・スコセッシ

≪キャッチコピー≫
『ダウンタウンのざわめき…街の女 光のカクテル…
濡れたアスファルト けだるいジャズの吐息…
ニューヨークの夜が、ひそやかな何かをはらんで いま、明けてゆく…』

≪ストーリー≫
ベトナム帰りの青年トラヴィス・ビックルは夜の街をタクシーで流しながら、
世界の不浄さに苛立ちを感じていた。
大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるトラヴィスだったが、
彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。
やがて、闇ルートから銃を手に入れたトラヴィスは自己鍛錬を始めるが、
そんな彼の胸中にひとつの計画が沸き上がる……。

≪感想≫
新米タクシードライバーのトラヴィスは今日も深夜の薄汚れた街を走る。
売春・薬・強盗・あらゆる悪がこの街にはびこっている。
そんな世の中に、どうしようもない苛立ちを覚えるトラヴィス・・・。

作品を観た後、ある歌のワンフレーズを思い出した。
「俺は今夜爆発する」

トラヴィスも鬱積した怒りを爆発させた!!
何をどうしていいのか分からない怒り。
何だか無性にやるせない怒り。
誰からも愛されていないという事実。
孤独が狂気に変わる。
もう誰も止めることはできやしねーぜ!!

何だか現代社会の事件にも通ずるものがあるなぁなんて思いました。

余談ですが、若き日のジョディ・フォスターが出演していますね。
可愛らしいなぁ・・・。

≪点数≫
  9点
                                           (08.04.29鑑賞)



こちらマーシー。
とある歌詞とは「煙突のある街」の一節。

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映画 | 19:52:12 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.87 『キス★キス★バン★バン』
No87 『キス★キス★バン★バン』

2000年制作 英
監督:スチュワート・サッグ

≪キャッチコピー≫
『心に愛とピストルを。』

≪ストーリー≫
フィリックスはかつて、このロンドンを根城に活動する組織の中でNo.1の殺し屋だった。
だが、最近歳と共に腕の衰えを自覚してきた彼は、25年務めてきたこの稼業から
足を洗うことを決意、弟子ジミーに後を継がせて引退する。
しかし、“殺し屋は死ぬまで殺し屋”という掟を破ったとして組織のボスは
フィリックスの殺害を画策する。
その頃、フィリックスは生活していくために新たな職に就こうとしていた。
知り合いのアンティーク密輸業者に持ちかけられたその仕事とは、33年間一歩も外に出すことなく
大事に育てられた息子ババの子守というものだった。

≪感想≫
組織との戦いを描いたハードボイルドな部分。
33年間も外に出たことの無い何も知らない子供のまま成長したベベとの交流を
描いたコメディな部分。
うまくバランスが取れていてとても面白かったです。

つまるところ、べべもフィリックスもいわゆる社会には適合していない人間。
どちらも言わば籠の中の鳥。
その二人の心が打ち解けあい寄り添っていく過程はたまらない。
そして殺し屋時代の愛弟子ジミーとの関係、これまたたまらない。

衣装や音楽にもこだわっている様でいい感じ。
特にオープニングテーマは何気に洒落てて良かったです。
本当に見応えのある作品でした。

だけどやっぱりハッピーエンドが見たくなってしまったので8点。

しっかしこのキャッチコピー。
イカしてるぅー!!

≪点数≫
  8点
                                           (08.04.29鑑賞)


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映画 | 19:45:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.86 『サマータイムマシン・ブルース』
No86 『サマータイムマシン・ブルース』

2005年制作 邦
監督:本広 克行

≪キャッチコピー≫
『BACK TO THE 昨日!!!』

≪ストーリー≫
とある大学のSF研究会の部室には、前日にクーラーのリモコンが壊れ、
猛暑に悩む部員たちがいた。
ところが彼らは部屋の隅にタイムマシンがあることを発見、
「昨日に戻ってリモコンを取ってこよう」ということになり、乗り込んでみるが……。

≪感想≫
完全に青春ドタバタ喜劇です。

最初にたんまり伏線をはっておきそれをドンドン回収していく流れ。
設定もしっかりしている上に色んなところに遊び心が加わっているので
最後まで飽きずに観れる様になっています。

しっかし、この作品の中の年頃の奴らはいい感じで突き抜けてますねぇ・・・。
学生ならではの突っ走り方、ノリが上手く描かれていて見ているこっちも一緒に
ハラハラドキドキ。
途中であまりのアホさに腹がたったりしてね。
昔の自分を思いだしますなぁ。

あっつい季節のあっつい青春!!
あっついあっつい季節に見るにはもってこいの作品です!!

≪点数≫
  8点
                                           (08.04.27鑑賞)


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映画 | 19:40:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.85 『オレンジカウンティ』
No85 『オレンジカウンティ』

2002年制作 米
監督: ジェイク・カスダン

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
南カルフォル二ア、オレンジ郡に暮らすショーン・ブラムダーはサーフィンに明け暮れる高校生。
ある日、砂浜に捨てられた小説を手にしたショーンは作品に感銘を受け、
小説家になることを決意する。
そして、小説の作者スキナー氏のいるスタンフォード大学進学を目指すのだったが…。

≪感想≫
情緒不安定の母親、アル中でいっつもパンツ一丁の兄、マヌケな友人達。
ショーンの周りは空気の読めない人ばっか・・・。
スタンフォードへの夢をことごとく潰していきます。
それでもショーンは諦めない!!
それでも周りは相変わらずのドタバタ劇・・・。

見てるこっちまでイライラ、ハラハラ・・・。
けど、これで良いのです。
最後のあの終わり方・・・。
家族や友人、そして故郷オレンジ郡とショーンの心の奥の奥の根っこの部分との絆。
それはきっと絶対的なもの。

良かった良かった。

カルくて爽やかで笑える良作の一品です。

巷で面白いと噂のジャック・ブラック・・・。
噂どおりサイコーに笑えました!!
他の作品も観てみよっと。


≪点数≫
  8点
                                           (08.04.27鑑賞)


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映画 | 21:28:18 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.84 『ドラッグストア・ガール』
No84 『ドラッグストア・ガール』

2003年制作 邦
監督:本木 克英

≪キャッチコピー≫
『元気 足りてる?』

≪ストーリー≫
ドラッグストアでバイトすることになった女子大生でラクロス部員の恵子(田中麗奈)。
彼女にひと目惚れしたオヤジたち(柄本明、三宅裕司、伊武雅刀、六平直政、徳井優)は
彼女と知り合うため、独学でラクロスを始めるが……。
≪感想≫
いい年こいたオヤジ達のラクロス青春活劇!!

いい意味で大人になりきれていないオヤジ達は最初の方からエンジン全開。
独特の間や笑いではなくド直球の笑いをぶつけてきてこれがけっこう僕的には
はまってしまいました。

ただ前半は良かったんだけど途中から少しペースダウン。
最後のラクロスの試合シーンは少し長くて中途半端に感じてしまった。
ああいうシーンは本家「小林サッカー」に任せましょう。

大好き!!には届かないものの、軽くて見やすく面白い作品でした。

六平氏と荒川良々氏のキャラクターはメガヒット!!

ところでところで・・・。
キャッチコピーの「元気、足りてる?」。
この響きどっかで聞いたことあるなぁー・・・なんだっけかなぁ・・・もやもやもや・・・。

余談ですが本作の脚本はクドカン(宮藤官九郎)さん。
なるほどねぇ。


≪点数≫
  6点
                                           (08.04.26鑑賞)


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映画 | 21:24:41 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.83 『ニュー・ジャック・シティ』
No83 『ニュー・ジャック・シティ』

1991年制作 米
監督:マリオ・ヴァン・ピーブルズ

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
黒人麻薬王ニーノ・ブラウンは、麻薬クラックで富と栄誉をものにし街を支配下においていた。
そんな彼の麻薬帝国の壊滅に執念を燃やす、黒人刑事スコッティと白人刑事ニック。
ある日潜り込んでいた手下がニーノに殺された事を知ったスコッティは、
今度は自分が潜入する決意をする。

≪感想≫
実在した麻薬王フィリックス・ミッチェルの話をもとにしたギャング映画。

こういった黒人系のギャング映画っつーのはヨーロッパのそれとは違い独特の「飢え」が
描かれている。
ギラついていると言うか何と言うか・・・。
スマートではなくどちらかというとワイルド!!
雑食系肉食獣達の攻防戦!!

最後の最後まで緊張感たっぷりで観れる作品でした。

≪点数≫
  6点
                                           (08.04.25鑑賞)


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映画 | 21:18:25 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.82 『七人のおたく cult seven』
No82 『七人のおたく cult seven』

1992年制作 邦
監督:山田 大樹

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
ミリタリーおたく・星亨の誘いに乗って集まった、格闘技おたく・近藤みのる、
パソコンおたく・田川孝、無線おたく・水上令子、アイドル&改造車おたく・国城春夫らは、
田川の連れてきた美女・湯川りさも加わった6人で島へ向かった。
星が彼らを仲間に入れたその「計画」とは、知り合いの赤ん坊・喜一を奪うというものだった。

≪感想≫
ウッチャンのカンフーアクションが久しぶりに見たくなって鑑賞。
やっぱウッチャンのアクションは和製ジャッキーじゃい!!
かっけーなぁ。

さて、映画について。
オタク=その道のスペシャリスト!!
7人も揃えばなんでもできる。
だけど、あの時代のオタク文化の定義と今の発展したオタク文化の定義では全然違うので、
現代版七人のオタクを作ったらもっと凄い事になるんだろうなぁ。
きっとさらなるスペシャリスト軍団の誕生です。

≪点数≫
  6点
                                           (08.04.24鑑賞)


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映画 | 20:12:28 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.81 『ウィスキー』
No81 『ウィスキー』

2004年制作 ウルグアイ/アルゼンチン/独/スペイン
監督:フアン・パブロ・レベージャ, パブロ・ストール

≪キャッチコピー≫
『"ウィスキー"は幸せの合言葉。』

≪ストーリー≫
ハコボ(アンドレス・パソス)が経営する靴下工場で働くマチルダ(ミレージャ・パスクアル)。
2人は仕事以外で会話を交わすことがなかったが、ハコボの弟・エルマン(ホルへ・ボラーニ)が
帰国し、ハコボはマチルダに夫婦のふりをするよう頼むが……。


≪感想≫
中年3人が織り成す独特のハーモニー。
台詞も少なめで表情の動きも僅か。
それが逆に繊細な心理描写を描き出す。
たまらない空気感です・・・。

そしてこの作品のエンディング・・・。
終わった瞬間、おもわず
「エッ!?何じゃこりゃ!!これで終わりかい??」
ってな感じで、あとは観た人の想像力に任せた終わり方。
むむむ・・・けどそんな終わらせ方もけして悪くは無いか。
ハッピーエンドに仕上げるのも僕の考え方次第ってな訳だ。

いずれもう一度鑑賞したいと思えたスルメ作品です。

≪点数≫
  7点
                                           (08.04.22鑑賞)


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映画 | 20:08:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.80 『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』
No80 『イン・アメリカ 三つの小さな願いごと』

2002年制作 アイルランド/英
監督:ジム・シェリダン

≪キャッチコピー≫
『パパ、ママ、クリスティ、アリエル──忘れられない傷も、やがて家族の大切な思い出になる』

≪ストーリー≫
かつて幼い息子を失った悲しみを引きずる若い夫婦ジョニーとサラは、2人の娘を連れ
アイルランドから夢を抱いてニューヨークへと渡る。
一家はボロボロのアパートで新生活をスタートさせるが、そこには厳しい現実が待っていた。
俳優を目指すジョニーは、なかなかチャンスに恵まれず、タクシー運転手の仕事に就く。
サラもウェイトレスをして僅かなお金を稼ぎ何とかやりくりする日々。
それでも2人の娘は新天地で楽しみを見出していく。
やがて姉妹は同じアパートに住む画家マテオと仲良くなる。
そして、この出会いが一家に大きな変化をもたらすのだった…。

≪感想≫
二人の子供達の存在感!!
これにつきます!!
おねぇちゃんの「デスペラード」を歌うシーンなんて、もうしびれあがります。

この姉妹は実際も本当の姉妹なんだって。
なるほどねぇ。

思わずホロリとくる秀作です

≪点数≫
  7点
                                           (08.04.20鑑賞)


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映画 | 20:04:09 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.79 『メトロポリス』
No79 『メトロポリス』

2001年制作 邦
監督:りんたろう

≪キャッチコピー≫
『愛さずにはいられない。』

≪ストーリー≫
ロボットと人間が共生する巨大都市国家・メトロポリス。
一見理想的な社会かに見えるこの国だが、発達したロボットによって大きな恩恵を
受けた者がいる一方、そのロボットたちによって働き口を奪われた者、
ロボットにも人権をと主張する団体など様々な確執が噴出し始めていた……。

≪感想≫
手塚治虫の原作を「アキラ」の大友克洋脚本で描いた作品。

観終わっての最初の感想はやっぱり映像の凄さ。
CGなんだろうけど、その細やかさに驚かされた。
ティマが窓ガラスにクレヨンか何かで「ケンイチ」って書くシーンがあるんだけど、
そこを見て
「アニメってここまで細かく描ける様になってんだぁ・・・。」
って普通に関心してしまったもん・・・。

ストーリーについては、難しくなく誰が観ても楽しめる作品なのでは。
ただ、一つ足りないなと思ったのがロックとレッド公の関係性があまり描かれていなかったこと。
そこをもう少し突っ込んで欲しかったかな。

それはともかく手塚テイストをきっちりと映像化できた作品なのではないでしょうか。

≪点数≫
  6点
                                           (08.04.17鑑賞)


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映画 | 20:01:25 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.78 『ファーゴ』
No78 『ファーゴ』

1996年制作 米
監督:ジョエル・コーエン

≪キャッチコピー≫
『人間はおかしくて、哀しい』

≪ストーリー≫
カー・ディーラーのランディガードは借金返済のために自分の妻ジーンを誘拐し、
会社のオーナーでもある義父から身代金をいただこうと考えた。
誘拐を実行するのは、妙な二人組、カールとグリムスラッド。
だがジーンを自宅から誘拐した二人は、隣町ブレイナードまで逃げたところで、
停車を命じた警官と目撃者を射殺してしまう。
ブレイナードの女性警察署長マージは事件を追ってミネアポリスに赴くが、
その間にも狂い始めた誘拐計画は次々と犠牲者を産んでいく……。

≪感想≫ ※ネタバレ注意!!
まず最初に「この物語は実話です」とのメッセージが出てくる。
この言葉で物語自体にリアリティを感じることができたんだけど、観た後にほんとは
フィクションだっつーことを聞いてがっかり・・・。

ちきしょーーーー!!

まぁそれはともかく、ストーリー進行の仕方は一定の人物を追っていくのではなく、
この事件自体を俯瞰で追っているため、出てくる人物それぞれが際立っていて凄く面白かったです。

この作品、人間の浅ましさ・あざとさ・どすぐろーい部分が克明に描かれている。
怖いですねぇ・・・。

女性警察官の最後の台詞「私達って幸せね」という言葉は事件を見てきたものにとっては
なんとも重い一言ですなぁ。

≪点数≫
  8点
                                           (08.04.15鑑賞)


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映画 | 19:57:46 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.77 『ネバーランド』
No77 『ネバーランド』

2004年制作 米
監督:マーク・フォースター

≪キャッチコピー≫
『ピーター、そこは夢がかなう場所なんだ。信じれば、必ず行ける。』

≪ストーリー≫
ロンドンの劇場で劇作家のジェームズ・バリ(ジョニー・デップ)は
新作の『リトル・メアリー』の初日を迎えていた。
しかし、観客の反応は芳しくなく、翌日の新聞でも、酷評されてしまう。
失意の中で日課の散歩に出かけるジェームズ・バリはそこで
無邪気に遊んでいる子供を目にする。

≪感想≫
有名な童話「ピーターパン」の原作者がその物語を完成させるまでのお話。

とにかく「優しさ」を作ってくれる映画です。

想像する事はとても大切なり。

≪点数≫
  8点
                                           (08.04.12鑑賞)


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映画 | 19:53:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.76 『東京ゾンビ』
No76 『東京ゾンビ』

2005年制作 邦
監督:佐藤 佐吉

≪キャッチコピー≫
『東京最後の日──生き残るのは、黒富士ゾンビか人間か!?』

≪ストーリー≫
消火器工場で働くミツオ(哀川翔)とフジオ(浅野忠信)は、
柔術をこよなく愛する仲良しコンビ。
ある日突然2人の前にゾンビが現れ襲いかかってきた。

≪感想≫
ハゲ頭の哀川翔さんとアフロヘアーの浅野忠信さん。
完全に出オチです・・・。

物語はそこまでゾンビゾンビした空気はなくブラックユーモアたっぷりの
グダグダッとしたおバカ映画って感じかな・・・。
きっと低予算で作られたんだろうな。
B級臭がほのかに香ります。

ミツオが中盤は出なくなってしまいますが、もっと二人のカラミが見たかったなぁ。
特にミツオの柔術をもっと見たかったです。
カッコ良かったですもん!!

≪点数≫
  5点
                                           (08.04.05鑑賞)


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映画 | 22:15:57 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.75 『カンパニー・マン』
No75 『カンパニーマン』

2002年制作 米
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ

≪キャッチコピー≫
『今度の迷路<キューブ>は記憶の中』

≪ストーリー≫
結婚にも仕事にも行き詰まった平凡な会社員モーガン・サリバンはついに会社を辞め、
刺激を求めてハイテク企業デジコープ社の産業スパイとなる。
彼はジャック・サースビーという名と偽のIDを与えられ、早速ある企業のコンベンションに潜入、
情報盗聴を開始する。
モーガンはかつてないスリルとサスペンスに興奮を覚え、任務を成功させるたびに
自信を付けていった。
しかし同時に、激しい頭痛と奇妙な映像のフラッシュバックに度々見舞われるようになる。
そんな時、謎めいた女性リタが現われ、モーガンに驚くべき事実を伝えるのだったが…。

≪感想≫
好きな作品「CUBE」の監督が撮った作品と聞いて借りてみた。
二重スパイ・三重スパイと物語はどんどん二転・三転・四転・・・。
途中で完全に見失ってしもた・・・。
どうにか最後に追いついて納得はしたけど、完全に物語を把握することはできませんでした。
ふぅー・・・。

脳みそフル回転で鑑賞あれ。

≪点数≫
  4点
                                           (08.04.03鑑賞)


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映画 | 22:12:39 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.74 『π』
No74 『π』

1997年制作 米
監督:ダーレン・アロノフスキー

≪キャッチコピー≫
『数学とスリラーの融合 デジタル音とモノクローム映像の衝撃』

≪ストーリー≫
天才数学者マックス・コーエンは、自作のスーパーコンピュータを使ってカオス理論に基づいた
株式市場予想の研究をしていた。
ある日、コンピュータが暴走し数字の塊を吐き出したが、その数字をめぐってマックスは
株式コントロールを企むマフィアと、ユダヤの秘密結社から狙われることになる……。

≪感想≫
繊細でセンシティブな性格ゆえにもがき苦しむ。
若くして自殺したゴッホや芥川龍之介、カート・コバーン、ジャニス・ジョップリン等も
こんな感じだったのかな・・・(まぁジャニスは薬物中毒だけど)。
いうなれば思考と行動のバランスがうまくとれなくなる感じ・・・。
むむむ・・・。
そういやぁ、ある人がこの映画を見て主人公の気持ちがよーく分かるって言ってたなぁ。
むむむ・・・残念ながら僕には分からないですな。

モノクロ映像・乱雑なカメラワーク・音楽・全てにおいてカルトな匂いがプンプンです。
ボーっと見ていると頭痛に襲われることはまず間違いなし!!

好き嫌いが結構はっきり分かれる作品じゃないかな。

私的には「なるほど、おもしろっ」なんて思ったけどもう一回観るには
少し時間をおきたいなーってな作品です。

≪点数≫
  7点
                                           (08.04.01鑑賞)


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映画 | 22:08:29 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.73 『博士の愛した数式』
No73 『博士の愛した数式』

2005年制作 邦
監督:小泉 堯史

≪キャッチコピー≫
『博士と過ごしたひとときは、私とルートにとって本当に大切な時間でした。』

≪ストーリー≫
元大学教授の数学者(寺尾聰)の家に派遣された家政婦の杏子(深津絵里)は、
彼が交通事故の後遺症で80分しか記憶がもたないことを告げられる。
戸惑う杏子だが、ある日、彼女の息子(齋藤隆成)と数学者が会い……。

≪感想≫
僕の勝手なイメージなのだが理系の人っていうのは
「現実主義者で何事にも論理的で理屈っぽい」
そんなお堅いイメージがあるんだけどこの博士は少し違う。
もちろん博士は先の項目に当てはまってはいるんだけど、詩的な言葉まわしや数学への
取り組み方がとても素敵。
博士は数学を本当に愛しているのです。
だって
「なんてチャーミングな数だ。」
とか
「潔い数字だ。」
なんて、数に対してそんな捉え方を普通はしないもんね。

そんな博士はとても暖かい。
数学に対してはもちろん、人に対してもそう。
マイナスをプラスに変えてくれるような暖かい言葉の数々。
良いですねぇ・・・。

きっとこういう考え方って、大切にしなくちゃいけないんだろうな。
日々を楽しく過ごすためのバランス感覚というか負の中からもきっちりと
正を見つける広い視野というか・・・。
むむむ・・・勉強になりました。

悪人が出てこない心温まる映画です。

この作品を観て、数学に対しての考え方が変わった人ってけっこういるんだろうなぁ・・・。

ちなみに原作本も読みましたが、とても良かったですよ。

≪点数≫
  7点
                                           (08.03.29鑑賞)



こちら原作。
ほっこりほくほく。

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映画 | 20:19:10 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.72 『転がれ!たま子』
No72 『転がれ!たま子』

2005年制作 邦
監督: 新藤 風

≪キャッチコピー≫
『願えば叶う。』

≪ストーリー≫
美容室たつまきを経営する母タツコ(岸本加世子)と高校三年生の弟の大輔(松澤傑)と
暮らしている桜井たま子(山田麻衣子)は、用心深い性格が直らず、24歳になった現在でも、
どこへ行くにも鉄かぶとが欠かせない。

≪感想≫
一人の引き篭りの女の子が社会へ飛び出し成長していく物語。
内容は全然違うけど「アメリ」テイストを少し匂わせているメルヘンチックな映画。

メルヘンチックテイストっつー事で、全体的にゆるーい感じに仕上がっていてほのぼのとしている。
出てくる周りの人達もあったかくていい感じ。

この手の映画に「なんで??」「何が??」は禁物ですな。

そういやぁこの映画を観て初めて「甘食」の存在を知った。
美味しそうだったなぁ・・・。

≪点数≫
  5点
                                           (08.03.22鑑賞)



こちら甘食。
食べたことなーい。

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映画 | 20:13:26 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.71 『ひみつの花園』
No71 『ひみつの花園』

1997年制作 邦
監督:矢口 史靖

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
お金大好きな変わり者の主人公(咲子)は銀行員。
ある日、銀行強盗に巻き込まれ人質にされてしまう。
助かった咲子だがその後、銀行から奪われた5億円のスーツケースを探し一人奮闘していく。

≪感想≫
一点集中の猪突猛進人間。
何気にこういう人っているよなぁ・・・。
咲子の家族や周りは翻弄されっぱなしでたまらんたまらん。
とは言っても咲子の生活は今までの味気ない生活から一転、慌しく彩(いろ)づいていく。
むむむ・・・まぁそれも悪くない。

きっとものすごーく低予算で作られた映画(序盤の咲子とスーツケースが川を
流れていくシーンなんてやっすいやっすい)なので映画館で観なくても
家のちっちゃな画面で観ても全然OKですよ。

≪点数≫
  5点
                                           (08.03.20鑑賞)


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映画 | 20:08:51 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.70 『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』
No70 『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』

2003年制作 仏
監督:フランソワ・デュペイロン

≪キャッチコピー≫
『笑ってごらん ほら、人生は素晴らしい。』

≪ストーリー≫
1960年代のパリ。
13歳のユダヤ人の少年モモ(ピエール・ブーランジェ)の
父(ジルベール・メルキ)が突然家出する。
一人ぼっちの彼を助けたのは、トルコ移民のイブラヒム(オマー・シャリフ)だった。

≪感想≫
何事にも抗い、もがく思春期真っ只中の少年が一人のおじさんと出会い成長していく物語。
父への反抗・兄への劣等感・性の目覚め・恋をしてはふられたり・・・。
多感な時期に出会ったイブラヒムおじさんは少年の後の人生に大きな影響を与えていく。

しっかしこのイブラヒムおじさんは粋で懐が果てしなく広い。
一つ一つの言葉がユーモラスなんだけど温かくて優しい。

無理の無い支えあいは、やはり素晴らしい!!

後半はロードムービー仕立てになっていて、綺麗な景色も楽しめていい感じ。
終盤、展開が速くなって置いていかれそうになるけど最終的には心温まる作品になっています。

≪点数≫
  7点
                                           (08.03.15鑑賞)


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映画 | 18:16:44 | トラックバック(0) | コメント(3)
No.69 『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』
No69 『花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』

2006年制作 邦
監督:水田 伸生

≪キャッチコピー≫
『幽霊に出逢って、家族の絆を知った、不思議なひと夏。』

≪ストーリー≫
近所で知らぬ者のいないわんぱく坊主の花田一路は、今日も母親の寿枝とテレビをめぐって
激しいバトルを繰り広げていた。
怒り狂う母親から逃げるため、自転車を猛スピードで走らせていた一路は
トラックに跳ねられてしまうが、奇跡的に一命を取りとめる。
しかし、幽霊が見えるという不思議な力を授かってしまい……。

≪感想≫
テーマは「家族愛」。

なんだか面白くって観やすい映画!!
物語になぜ?何??が無くてよくできてます。
ラストの方でちょっと安っぽいシーン(映像)もありますが、まぁ気になりません。

個人的には親友のそうた君が良いですねぇ・・・。
表情といい性格といい役どころがおいしすぎる。
あの子は絶対にええ子やぁ・・・。

子供も一緒に見れるファミリー向けの映画です。

≪点数≫
  6点
                                           (08.03.09鑑賞)


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映画 | 18:13:05 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.68 『卒業の朝』
No68 『卒業の朝』

2002年制作 米
監督:マイケル・ホフマン

≪キャッチコピー≫
『人生を迷いながら進むあなたへ──』

≪ストーリー≫
名門校の歴史教師、ハンダート(ケビン・クライン)のもとに
転校生(エミール・ハーシュ)がやって来る。
問題ばかり起こす彼が、やがてハンダートに心開き、勉強家に変身。
そんな彼にハンダートは甘い点をつけてしまうが……。

≪感想≫
いわゆる感動学園物・・・・・かと思ったら大間違い!!
もちろん、じんわりと感動する場面もあるけれど、それだけではなく
色々と考えさせられる作品でした。

悪ガキ転校生のベルはコンテストのクイズ出題に対しカンニングを行う。
そして卒業して25年経って行われた再コンテストのクイズ中にも同じくカンニング。
切ないかな悔しいかな人の性格はなかなか変わることはできないのですな・・・。

悪ガキのベルはさておき他の生徒達には先生の志がしっかりと届いていた。
誠実に生きていくことは決して間違いではないと言うことを痛感。
こういうことの繰り返しが歴史を紡いでくれるのですね。

全体的に白でも黒でもなくグレーな部分にリアリティを感じました。
自分自身を見直す事のできる、ちょっとした鏡のような作品なんじゃないでしょうか。

≪点数≫
  7点
                                           (08.03.02鑑賞)


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映画 | 18:07:59 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.67 『ラットレース』
No67 『ラットレース』

2001年制作 米
監督:ジェリー・ザッカー

≪キャッチコピー≫
『ルールはひとつ!ルールなし!』

≪ストーリー≫
ラスベガスのスロットマシンから飛び出した奇妙なコイン。
その奇妙なコインを偶然手にした人々がホテルのスイートルームに集められた。
やって来たのはひとクセもふたクセもありそうななんとも個性豊かな面々。
そんな彼らの前に現れたのは大富豪ドナルド・シンクレア。
そして、いきなりラスベガスからニューメキシコまでの700マイル(約1000km)に
及ぶレースの開始を宣言する。
賞金は200万ドル。しかもルールなし! 半信半疑の参加者たちだったが、
いざレースが始まるや悪知恵の限りを尽くして情け無用の壮絶バトルを展開していくのだった。

≪感想≫
もっと参加者同士の騙しあいとか、邪魔しあいとかがあるのかなぁと思ったけどまったく無くて、
それぞれが目的地に向う中でハプニングが巻き起こるだけ。
正直、そこまでの大爆笑も無くまぁまぁまぁと思っていたら・・・。
ラストがとても粋なのです。
あのみんながハッピーになって終わる感じは良いですねぇ・・・。

観終わった後はスカッと爽やかになりました。

全然難しくないので何も考えずにボーっと見れる映画。
アメリカならではのおバカコメディ映画です。

≪点数≫
  7点
                                           (08.02.25鑑賞)


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映画 | 18:04:35 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.66 『チーム・バチスタの栄光』
No66 『チーム・バチスタの栄光』

2008年制作 邦
監督:中村 義洋

≪キャッチコピー≫
『犯行現場は、半径10cm。この7人の中に、いる。』

≪ストーリー≫
高難度の心臓手術「バチスタ手術」を26回連続で成功させていた“チーム・バチスタ”に、
3度続けて術中死が発生。
内部調査を任された田口(竹内結子)が適当な報告で締めくくろうとした矢先、
厚生労働省から派遣された切れ者役人の白鳥(阿部寛)が現れる。
2人はコンビを組んで、“チーム・バチスタ”のメンバーを再調査することになる。

≪感想≫
そこまでの前情報なく鑑賞。
ちょっとしたコメディタッチの映画なのかなと思ってたら・・・。
本格的な医療ミステリー映画でした・・・。
有名な原作本を映画化したようですね。

バチスタ手術についての知識はまったく無くてもストーリーと供に
親切に教えてくれるのでまったく問題なし。
途中まではふつーのスタンダードなサスペンスかなと思いきや
終盤に向けて怒涛のラストスパート。
見入ってしまいました。

実は結構おもーい内容だったりするのに間に笑いを入れてくれてたので
何だか軽く観ることができました。
最後のソフトボールシーンはそれの最たるものだと思います。
このシーンを置くことで映画の後味が凄く良くなったんじゃないかな。

原作本はもっと内容が肉厚で登場人物同士のやりとりとか心理状況が
詳細に書かれている様なので必見。

・・・と感想を書きましたが、その後、原作本を読みました!!
なるほど、原作本はとっても面白くて完全にこの著者、海堂尊のファンになってしまいました。
このチーム・バチスタはシリーズになっておりどれもこれも面白いので
ぜひぜひ読んでみてください!!

≪点数≫
  7点
                                           (08.02.23鑑賞)



こちら原作。
読み応え抜群!!

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映画 | 18:00:44 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.65 『MIND GAME マインド・ゲーム』
No65 『MIND GAME マインド・ゲーム』

2004年制作 邦
監督:湯浅 政明

≪キャッチコピー≫
『その男、気合いだけで生還。』

≪ストーリー≫
偶然幼なじみの初恋の女性、みょんちゃんと再会する西。
彼は彼女が姉のヤンと営む焼き鳥屋で、運悪く借金の取り立てにやって来たヤクザに
撃ち殺されるのだが、神様に逆らい必死で地上に舞い戻る。

≪感想≫
こりゃまさにフリーダム。
笑えるという意味での「面白い」じゃない「面白さ!!」。
作り手の人達は完全に映像で遊んでますね。

序盤のCGを使っての実写との合成アニメから、終盤の台詞を極力減らしてのアニメシーンと
スピード感溢れる流れ。

ストーリーはちょっとよく分かんなかったけど、そのスピード感は半端じゃなく伝わりました。
新感覚の映像技術を体感できる作品になっています!!
おススメです!!

≪点数≫
  8点
                                           (08.02.14鑑賞)


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映画 | 19:54:58 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.64 『陽気なギャングが地球を回す』
No64 『陽気なギャングが地球を回す』

2006年制作 邦
監督:前田 哲

≪キャッチコピー≫
『ロマンはどこだ!』

≪ストーリー≫
他人の嘘がわかってしまう男(大沢たかお)とコンマ1秒まで正確に時を刻むことのできる
体内時計を持つ女(鈴木京香)。
演説をさせたら右に出る者はいない男(佐藤浩市)と若き天才スリ(松田翔太)。
ある日彼らはロマンあふれる強盗計画を実行に移すのだが、突如現れた別の強盗に
あっさり大金を奪われてしまう。

≪感想≫
僕が大大大好きな作家、伊坂幸太郎原作作品。
原作本は言わずもかなチョーーーーサイコーーーです!!

さて、実写化の今作はと言うと。
少し「オーシャンズ11」に似ているような。
まぁ「オーシャンズ11」はクールな感じがするけど、こいつらはもっとポップな感じでしょうか。
だって、あんなに洒落た銀行強盗集団はいないぜ!!

映画の時間も90分と短いので、ストーリーも無駄なくスピーディに展開していく。
最後の終わり方も爽やかな感じで自分的には○ですな。

肩肘張らずに観れる作品かと。

それはともかくとりあえず原作本は読んでみて!!


≪点数≫
  7点
                                           (08.02.06鑑賞)



こちらは原作。
おススメです。

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映画 | 19:49:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.63 『日常』
2005年制作 邦
監督:笹部 香

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
    -

≪感想≫
タイトルに偽り無し!!
大阪に住む人達の日常を切り取ったエピソード集。

何が起こるわけでもない。
ただただ今もどこかで起こっている様な1シーンを映す。
ほんとーーーにごく普通の日常を俯瞰で見せてもらっている感じ。
なのでリアリティは半端じゃない。

まぁ、端的に言うと吉本芸人ばっかりのミニコント集ですね。

この手の作品を観ると、自分の生活も何気にドラマチックに見えてきますなぁ。

≪点数≫
  5点
                                           (08.02.06鑑賞)


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映画 | 19:44:07 | トラックバック(0) | コメント(2)
No.62 『バグダッドカフェ』
No62 『バグダッドカフェ』

1987年制作 西独
監督:パーシー・アドロン

≪キャッチコピー≫
『心が渇いたら、 Calling you. また、しばらく優しくなれる。』

≪ストーリー≫
アメリカ、ラスベガスとロサンゼルスを結ぶ道筋にあるモハヴェ砂漠のはずれ。
そこにある、取り残された様な寂しげなモーテル“バクダット・カフェ”。
ここをきりもりしている黒人女のブレンダは、役に立たない夫、自分勝手な子供達、
使用人、モーテルに居着いた住人たちにいつも腹を立てていた。
そんなある日、ひとりの太ったドイツ女がやって来るが……。

≪感想≫
いやぁーこれは良い作品にめぐり逢えました。
序盤はあまり食いつかなかったんだけど観ているうちにだんだん魅入ってしまいました。
まさにスルメ作品です。
これからもちょくちょく観たいものですね。

基本的にバタバタとしているストーリーではなくって。
かといって物凄い穏やかな感じの流れでもなくって。
適度なバランスで流れていく物語が良いんだよなぁ・・・。

あと何と言っても設定がとっても気持ちいい。
主人公の女性が太っちょおばさんだったり客の一人に画家のおっちゃんがいたりと
全ての設定がビタッとはまっていて良い感じ。

設定・ストーリー・音楽・どれをとっても秀作です。

個人的には息子がポロポロとピアノを弾いているシーンが何だか好きだ。

≪点数≫
  10点
                                           (08.01.30鑑賞)


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映画 | 19:39:16 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.61 『シムソンズ』
No61 『シムソンズ』

2006年制作 邦
監督:佐藤 祐市

≪キャッチコピー≫
『初雪降ったら
   いいことあるよね?』

≪ストーリー≫
北海道常呂町の高校に通う女子高生、伊藤和子(加藤ローサ)は、無為な日々を過ごしていた。
ある日、和子は98年長野冬季オリンピックに出場した地元の英雄、加藤真人(田中圭)が、
TVニュースに映っているのを見る。

≪感想≫
女子高生による熱血カーリング青春物語。
このお話は実際にソルトレークオリンピック代表の「シムソンズ」の話を元に作られたんだってさ。

以前「リンダリンダリンダ」って言う、女子高生の青春ものを観て面白いなぁなんて思ったんだけど、
こちらもなかなか面白い。

ストーリーはとてもシンプルでベッタベタなんだけど全然悪くない。
何だか軽くてスカッと見れる映画。

シンプルなのであまり説明は要りません。
老若男女どなたでも楽しめる作品。

≪点数≫
  7点
                                           (08.01.26鑑賞)


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映画 | 19:35:30 | トラックバック(0) | コメント(0)
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