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No.1329 『ドント・ブリーズ』
No1329 『ドント・ブリーズ』

2016年制作 米
監督:フェデ・アルバレス

≪キャッチコピー≫
『この家から生きて脱出したければ、
息をするな・・・』

≪ストーリー≫
街を出るための資金が必要なロッキーは、恋人マニー、友人アレックスと共に、大金を持っているといううわさの目の見えない老人の家に忍び込む。だが、老人(スティーヴン・ラング)は、驚異的な聴覚を武器に彼らを追い詰める。明かりを消され屋敷に閉じ込められた若者たちは、息を殺して脱出を図るが……。

≪感想≫
町のヤンキー男女3人組。
強盗に入った先が盲目の退役軍人のお家。
しかもそのじいちゃんは元軍人なだけにとても逞しくって強くって・・・。

予告編を観てめちゃくちゃ楽しみにしていた本作。
以前観た「ザ・ゲスト」の雰囲気を思い出したり・・・。
これまた以前観た「サプライズ」を思い出したり・・・。
とにかく、そんなに派手じゃないんだけどアイディアと物語でググイと、
持っていく作風。
けしてA級とは言えませんが、大好きな作風です。

さて本作について・・・。
思った通り、いや、思った以上に満足できた1作でした。

良かった所。
緊張感がハンパない!!
ひたすら続く緊張感。静と動が入り乱れての物語の展開。
飽きることなく最後まで鑑賞する事ができました。
冒頭は、じじいに見つかるまでの緊張感。
中盤、じじいに見つかってからの緊張感。
終盤、じじいの真の姿を知ってからの緊張感。
とにかくこのじじいが怖いんですよね。
めちゃくちゃ無敵感が溢れているかと言うとそうでもないんですが、
ただ、このぐらいの強さがちょうど良くって。
色々試行錯誤したら、何とかなりそうな感じがまたさらなる緊張感を
生むんですよね。

物語の展開が素晴らしい。
本作は展開がめまぐるしく変わっていきます。
殺されたかと思うと実は生きていて、だけどまた殺されて。
逃げれたかと思うと実はまだ追いかけられていて。
なかなか終わる事の無いこの攻防戦にハラハラしっぱなし。

キャラクターが素晴らしい。
本作、強盗に入った3人のキャラもしっかり立っていたのも良かったですね。
完璧なならず者でチンピラの男と、ダメな母親の元で暮らすのが嫌になり、
小さい妹と町を出たい女・ロッキー。
そのロッキーの事が大好きな優男のアレックス。
もちろん強盗はダメなんですが、この3人、特にロッキーとアレックスの背景を知っているので、
なぜか肩入れしてしまう自分がいたり・・・。

そして、何と言っても盲目退役軍人じじいが最高に怖い。
じじいなのにあの肉体感は素晴らしい。
戦闘能力も素晴らしい。
特に殴打するシーンはめちゃくちゃ恐ろしかったです。
視力がないせいか全然、躊躇しないんですよね。
とにかくぼっこぼこに殴る、殴る、殴る。
そのシーンがやけにリアルで本当に痛々しかったです。
このじじい。
こういう性格になったのは理由があって。
その理由もあるからこそ、こいつの狂気性が一掃引き立っていました。

あとね、じじいが飼っていた犬。
こいつがまた凶暴で凄い怖かったんです。
目の見えないじじいを、文字通りフォローしてくれて、遠い所まで獲物を追っかける。
そして吠える吠える!!!!
その声にじじいがまたやってくる。
近距離対応のじじいと遠距離対応の犬。
もう、こわすぎでしょ(苦笑)

本作って演出や展開にアイディアがいっぱい盛り込まれていて。
それこそ、先に書きました「犬」の存在だったり、視力を失くした男の戦い方、
家の電気を全て消してのバトルシーンだったり。
とにかく観ていてハラハラと飽きがこなかったんです。

とにもかくにも。
サスペンスフルでアイディアたっぷりの本作。
十二分に堪能させていたきました。

ただね・・・。
一つだけよろしくなかった部分が・・・。
それはやっぱり物語の着地について。
ハッピーエンドではないのですが、ロッキーは最終的には何の制裁も受けていなくって。
理由があるとはいえ、ロッキーも本当は強盗に入っている時点で悪党の部類に入るんですよね。
そこに対しての制裁は与えてほしかったな。
ただ、そうするとあの可愛らしい妹が一人ぼっちになっちゃうのか・・・・。

むむむ・・・世知辛い。

じじいも悪党なんだけどそうなるのには理由があったし・・・。

本当に世知辛い・・・。

≪点数≫
  9点
                                           (17.03.25鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1328 『ラ・ラ・ランド』
No1328 『ラ・ラ・ランド』

2016年制作 米
監督:デイミアン・チャゼル

≪キャッチコピー≫
『夢をみていた』

≪ストーリー≫
何度もオーディションに落ちてすっかりへこんでいた女優志望の卵ミア(エマ・ストーン)は、ピアノの音色に導かれるようにジャズバーに入る。そこでピアニストのセバスチャン(ライアン・ゴズリング)と出会うが、そのいきさつは最悪なものだった。ある日、ミアはプールサイドで不機嫌そうに1980年代のポップスを演奏をするセバスチャンと再会し……。

≪感想≫
本年度アカデミー賞最多ノミネートのミュージカル作品。

ミュージカルはあまり観たことがないのですが、ここまで話題になっていると
観ない訳にはいかないでしょう。

ということで、劇場で鑑賞してまいりました。

実は本作、他の映画を観に行った時にいつも予告編が流れていまして。
それが良くできていて、とっても楽しみにしていたんですよね。
あの、暗い雰囲気から一転して、JKシモンズの首クイッからの明るい
ミュージカルシーン。
それがすっごい好きで。
YouTubeで見まくりましたもん。

さてさて。

冒頭数十分。
予告編で見たシーンのオンパレード。
オープニングのハイウェイでのミュージカルシーンはとても楽しくて圧巻でした。
他にもミアが訪れるプールのある住宅でのパーティーシーンとかも素敵でしたね。
ミュージカルはあまり観ない僕でもとても楽しめました。

ふと思う。

ミュージカル映画って内容云々より視覚と聴覚を刺激するエンターテイメント色が
強い作品なのかなと。
大づかみながらもしっかりと内容と音楽がマッチしていて曲と共に受け手の心の浮き沈みがハンパない。
やっぱり楽しいんですよね。

あと主演の2人がっても素敵だったな。
特にミアを演じたエマ・ストーン。
夢を追い続ける素敵な女性でしたねぇ。
セブを演じるライアン・ゴズリングも安定の渋さ。
これまた夢を追い続ける男の葛藤をカッコ良く演じてくれました。
二人とも歌も上手だしダンスも上手い。
二人のミュージカルシーンはもれなく素晴らしかったです。
特に予告編にもある夜更けのタップダンスを交えたシーンは最高でした。

音楽について。
音楽も素敵。
派手な曲から落ち着いた曲まで。
ピアノソロのテーマソングも哀愁たっぷりでとても良かったです。
サントラ欲しいなぁ。

物語について。
私、ミュージカル映画にも疎いのですが、そもそも恋愛映画もあんまり観なくって。
この着地が少しむずっとしたんですよね。
どうして二人がこの選択にたどり着いたのかがちょっともやっとしちゃって。
だって、二人がそのまま添い遂げる事だって可能だった訳で。
結果、二人とも描いていた夢は掴めた訳で。
それは二人が別れたから得られた夢って感じでもなかったのになぁ。
なんだかそこはむむむってね。
恋と夢とを天秤にかけた結果という事なのかなぁ。

とにもかくにも。
視覚、聴覚的にはとても楽しめた作品。
カメラワークもとても凝っていて、ミュージカルのシーンも
すっごい長回しで巧みに撮っていて観ていて感心するばかり。

素晴らしかったです。

監督は「セッション」のデイミアン・チャゼル。
セッションもジャズがテーマでしたね。
僕的にはセッションの方が好きかな。

ストーリーについては、先に書いた通り、僕の経験不足という事で△。

あとね、これは余談なんですが、僕が映画館にて鑑賞した時、
後ろの人がノリの良い人で楽しい曲の時、足で一緒にビートを刻んでおりまして。
それが、僕の背中にトントントントンと衝撃が走って・・・。
すっごい不快に・・・。
軽く合図を送ったのですが気付いてくれなかったんですよね。

・・・・・・イラっとしながら鑑賞したのもあって-1点。

とほほ・・・。

≪点数≫
  8点
                                           (17.03.19鑑賞)
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No.1327 『百日紅~Miss HOKUSAI~』
No1327 『百日紅~Miss HOKUSAI~』

2015年制作 邦
監督:原 恵一

≪キャッチコピー≫
『お栄23歳。職業、浮世絵師。父、葛飾北斎。』

≪ストーリー≫
さまざまな風俗を描いた浮世絵が庶民に愛された江戸時代、浮世絵師・葛飾北斎は大胆な作風で一世を風靡(ふうび)する。頑固で偏屈な天才絵師である父・北斎の浮世絵制作を、陰で支える娘のお栄(後の葛飾応為)も優れた才能を発揮していた。そんな北斎親子と絵師の交流や、江戸に生きる町人たちの人間模様がつづられていく。

≪感想≫
昨年観たベスト級の邦画「はじまりのみち」を撮った原 恵一監督の最新作。

原監督は元々アニメ畑のお方なんですね。
「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲」や「カラフル」等、
どちらも未見ですが、いろんなところで評判を聞く作品の監督さん。

そんな監督のアニメ最新作。

舞台は江戸時代、かの有名な葛飾北斎の娘を主軸に描かれる人間模様。

キャラクターについて。
きっぷのいい男前的な北斎の娘である本作の主人公、お栄。
大人になる手前の無垢な感じも残しつつ、自立した女性。
とても魅力的なキャラクターでした。

これって実在した人物を描いた作品なんですよね。
それなりに、葛飾北斎についてや、その時代の背景も少し勉強して観ると
もっと楽しめたのかなと。

そこはちょっともったいなかったです・・・。

とにもかくにも。

ストーリーに浮き沈みがなかった分、楽しめたかと言うと、そこまででしたが、
かといって、つまらなかったわけでもない。

そんな作品。

原監督には「はじまりのみち」のような実写作品も撮り続けてほしいなぁ・・・。

まぁ、その前に先にあげたアニメ2作品を観なきゃ。

≪点数≫
  6点
                                           (17.03.12鑑賞)


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No.1326 『駆込み女と駆出し男』
No1326 『駆込み女と駆出し男』

2015年制作 邦
監督:原田 眞人

≪キャッチコピー≫
『江戸時代の離婚は現代の2倍!? 離縁調停人が人生再出発のお手伝い、承ります。』

≪ストーリー≫
江戸時代、幕府公認の縁切寺として名高い尼寺の東慶寺には、複雑な事情を抱えた女たちが離縁を求め駆け込んできた。女たちの聞き取り調査を行う御用宿・柏屋に居候する戯作者志望の医者見習い・信次郎(大泉洋)は、さまざまなトラブルに巻き込まれながらも男女のもめ事を解決に向けて導き、訳あり女たちの人生の再出発を後押ししていくが……。

≪感想≫
時代劇作品。

序盤から登場人物たちのセリフが多い。
それも、当時の言葉遣いをそのまま使っているため、
よくわからない部分も多くって・・・。
最初は頭をフル回転しながら鑑賞していたんですが、
中盤ぐらいから、それがとても心地よく、わからない部分も
なんとなく伝わっていれば良いのかなと思うように。

演出が巧みなんでしょうね。
わからない言葉がたくさん出てきても、グッとくる部分はやっぱりウルリとし
ふわりと落ち着いた心地にしてくれる。

劇中で素敵という言葉が出てきましたがまさにですよね。
「素敵」な作品でした。

幕府公認の駆け込み寺の東慶寺には旦那に反故にされた
女性が離縁を求めやってくる。
2年間の寺生活を送ると離縁することができるというシステムで。
一人一人にある物語。
いつの時代も旦那に心を潰される女性はたくさんいて。
本当に震えます。
その一人一人が東慶寺で保護され成長していく。
その最たる女性が、鉄練り職人のじょご。
東慶寺で、そして駆け出し医者の信次郎との交流により、
自分に自信を持ち成長し、最後には一人の人間として覚醒する。
それを見ているのがとても気持ちが良くって。
演じた戸田恵里香さんも綺麗で素晴らしかったです。

もう一人の女性、お吟さん。
彼女は妾で妻ではないのですが、旦那から逃げ出してきた女。
ただ、彼女が逃げ出したのはまた別の理由があって。

ネタバレですが、彼女は病に冒されていて、好きな人に悲しい思いを
させたくないから逃げ出したんです。
とても芯の強い女性で彼女も素敵でした。
逃げてくる過程で偶然であったじょごとの繋がりにもとてもグッときましたよ。
最後の別れのシーンもうるっと。

他にも、旦那を殺されて無理やり殺した相手と祝言をあげさせられた戸賀崎ゆう。
想像妊娠してしまうおゆき。
一人一人がそれらを乗り越えてまた歩き出す過程は本当にグッときました。

そして、その女性たちを助けていく駆け出し男の信次郎。
どこかマヌケなんだけど、持ち前の誠実さで女たちを救っていく。
演じたのは大泉洋さん。
見事にキャラクターと合っていて、激ハマりでしたよ!!

先にも書きましただ情報量が多くってわかりにくい部分もあったんですが、所々で、
押さえるところはしっかり押さえていて。
中盤の逃がした女性が身を隠すためにアジ売りに化けていた件とかとっても
グッときたし、お吟の旦那の生き様もカッコよかった。

最後の終わり方も本当に素敵だったんです。
最後、じょごが元の旦那に謝られて、戻ってきてくれってお願いされた時、
「まさか!!それはないよな!!」
なんて思いましたが、しっかりと収まるところに収まって。

しかも、じょごの攻撃的な身の振り方にこれまたグッときたり。

とにもかくにも。
少し重めのお話かと思いきや、とても健やかな気分にさせられた本作。
何度も書きますが本当に「素敵」な作品でした!!

おススメです!!

≪点数≫
  8点
                                           (17.03.11鑑賞)


こちら原作本。
読んでみよっかな。

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No.1325 『ギャラクシー街道』
No1325 『ギャラクシー街道』

2015年制作 邦
監督:三谷 幸喜

≪キャッチコピー≫
『宇宙人だらけの
     ロマンティック
          コメディ!!』

≪ストーリー≫
西暦2265年、木星のそばに位置する人工居住区「うず潮」は、「ギャラクシー街道」と呼ばれるスペース幹線道路で地球と結ばれている。以前はにぎわった街道も開通して150年がたち、老巧化が問題視されてきた。そんな街道の脇で営業している飲食店には、さまざまな星からそれぞれに事情を抱えた異星人たちが集まっており……。

≪感想≫
三谷幸喜最新作。

近年の三谷作品は欠かさず観ていますが、ひたすらハズレが続いている印象。
豪華な出演者ぐらいが売りの三谷作品。
果たして本作はどんな役者さん達が出てくるのか・・・。

さてさて。

・・・・んん???、これは映画なのか??

エンターテイメントとして成立していないんじゃないか??

テレビで見たとしてもしっくりこない。
舞台劇っぽいっちゃあ舞台劇っぽいけどつまらない。
学芸会を見ている感じかな(苦笑)

出ている役者さんたちは素晴らしい方々だったんですが、それを
活かしきれていないんですよね。

設定もめちゃくちゃだし、キャラクターもめちゃくちゃ。
お話なんてさらにめちゃくちゃ。
お話についても抑揚もないので、ただただキャラクターたちの
駄話を聞いている感じ。
そこにギャグもふんだんに盛り込まれたコメディ作品だったんですが、
全然、笑えない。

うーーーん、なんだかなぁ・・・。

面白かったお話と言えば、小栗旬くん演じる男が自分は、ハトヤ隊員が
実はキャプテン・ソックスだったと、隊長に話す件は笑えたな。
後のマンモ隊員との件も最初の方までは面白かったんだけど、オチとか
キャラのブレ方がちょっともったいなかったな。

唯一、楽しかったのは上記の部分くらい。
後はまったくつまらなかったです・・・。

主役のノア・ノエ夫婦のお話とか、ノアの元彼女の件とか、国土交通省の男の件とか、
風俗の件とか、それらが絡まっているようで絡まってもいないし、
一個一個がつまらないからさらにタチが悪い。

ほんとにとほほな気分に。

宇宙人のお話なので、突っ込みどころは置いといて、全ての設定を受け入れたとしても
つまらない・・・。

そもそも、設定云々とかじゃなく、お話云々じゃなく、全体的にくだらない・・・というか
面白くない(号泣)

怒りが湧くとか、そんなんでもないのですが、しばらくしたら恐らくこの作品の内容、全てを
忘れてしまいそうな雰囲気・・・。
それぐらい何にも残らない作品。

良かったところ・・・良かったところ・・・。

あっ!!

綾瀬はるかさんはキュートだったなぁ・・・。

むむむ・・・それぐらい!!!!

今年のワースト候補作品はこれだ!!!!!!!!!!


≪点数≫
  2点
                                           (17.03.05鑑賞)

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