2023-09-18 Mon

2023年制作 米/邦
監督:アーロン・ホーヴァス/マイケル・ジェレニック
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
世界を支配しようとする大魔王クッパを、キノコ王国のピーチ姫は民たちと迎え撃とうとしていた。そんな中、マリオは双子の弟・ルイージをクッパに囚われてしまう。マリオは弟を助けるためにピーチ姫、キノピオたちと共に大魔王クッパを倒す旅に出るのだった。
≪感想≫
誰もが知っているであろうテレビゲーム「スーパーマリオ」をアニメ映画化。
昔、実写映画として制作されていたような。
結構不評だったような。
私、それこそファミコンのスーパーマリオをリアルタイムでやってきた世代な訳で。
そこからスーパーファミコンのマリオは死ぬほどハマった記憶が。
そんなマリオが満を持してのアニメ映画化。
しかもすこぶる評判が良かったりして。
これはと思い劇場にて鑑賞してまいりました。
さてさて。
なるほどとんでもなく楽しい作品。
物語序盤はゲームをやってきた世代のテンションを爆上げしてくれる
キャラクターや世界観、アクションシーンの数々。
期待通りの作品に仕上がっていてね。
何より音楽が良かった。
あの時聞いていた音楽の数々。
音響の数々。
そりゃ心躍るよね。
冒頭のルイージとマリオが仕事現場に向かうアクションシーン。
横スクロールのゴールまで向かう感じはまるでテレビゲーム。
そりゃ心躍るよね。
中盤くらいからどんどん勢いが増してきてクライマックスの疾走感たるや最高!!
丁寧に積み上げながらも勢いあるアクションシーンは観ていて楽しかったです。
マリオカート的な展開も最高だったなぁ。
そうそう。
ここは少しだけ不満点。
しっかし、マリオとルイージって何歳なんだろう・・・。
風体と性格があっていないんだよなぁ。
もっとおじさんおじさんしていても良いんだけど、ちょっと少年っぽいというか。
そこは少しだけざらっとしましたよ。
ここでサプライズ!!
調べてみるとマリオとルイジは26歳程度。
そんでもって双子なんですって!!
全然、知りませんでした(笑)
へぇー、へぇー、へぇー・・・。
もひとつそうそう。
ふと思ったのですが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2」でも流れてた歌も
最後の方に流れていませんでしたか??
どうなんだろう。
そんなこんなで。
老若男女どなたにも勧められるポップコーンムービー。
とても「ちょうど良い」エンタメ作品。
堪能いたしました!!!!
≪点数≫
8点
(23.06.29鑑賞)

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2023-09-14 Thu

2021年制作 香港
監督:ベニー・チャン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
逮捕のためには躊躇することの無い、警官のチョン。彼は、麻薬組織の壊滅作戦中に、謎の仮面の集団に襲われ、仲間を惨殺される。黒幕は、警察組織にはめられ投獄された、かつてのチョンの同僚、ンゴウだった。しかも、ウゴウは更に恐るべき計画を立てていて……
≪感想≫
大好き我らがドニー・イェン兄貴主演作。
やっぱり大好きドニー兄貴。
本作でもカッコ良いアクション、キャラクターで楽しませていただきました!!
ヴィランも最高。
演じたのはニコラス・ツェーというお方。
始めて見たかも・・・。
すっごい動けてアクションもバッチバチにカッコ良い。
最後の兄貴とのバトルは最高に楽しめました。
演出について。
本作はとにかくドッカンバッカン派手なアクションが特徴的。
一般人ですらどんどん巻き込まれていきます。
クライマックスの街中での銃撃戦はハリウッド映画の「ヒート」を
彷彿とさせるド派手な銃撃シーンでした。
お話については警察VS元警察。
ヴィランである奴らも元は正義を秘めた奴らばかり。
一つの間違い、一つの出来事で真逆の方向へ・・・。
彼らにも兄貴のようにいききった正義の心があれば・・・。
既視感はありましたが見応えのあるお話でした。
とにもかくにも。
ド派手なアクションと兄貴のバチクソカッコいいバトルシーン。
やっぱりドニー・イェン出演の作品に間違いは無し!!!!
兄貴は今後、大好きな「ジョン・ウィック」シリーズ最新作に出演との情報が。
めちゃくちゃ楽しみ!!
≪点数≫
8点
(23.06.25鑑賞)

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2023-09-12 Tue

2021年制作 仏/ルクセンブルク
監督:パトリック・アンベール
≪キャッチコピー≫
『マロリーはエベレスト
初登頂に成功したのか?
登山史上最大の謎に迫る』
≪ストーリー≫
“マロリーはエベレスト初登頂に成功したのか?”という、登山史上最大の謎を追うカメラマンの深町。彼はネパールで、消息を絶って久しいクライマーの羽生がマロリーのカメラを持っている姿を目撃する。深町は真相を解明すべく、羽生の行方を追うのだった。
≪感想≫
アニメ映画。
原作は日本の漫画。
それをフランスの監督さんがアニメとして映画化。
へぇー、へぇー、へぇー。
さてさて。
山に挑み続ける男たち。
登山の魅力に取りつかれ逃れられない男たち。
「そこに山があるかぎり挑み続けるんだ」的な。
強迫観念ともいえるその行動は狂気的で刹那的な人生へと誘う。
なかなか見応えのある一本。
先日、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」というアニメーションの部分では
とんでもなく大傑作を観た後なので、アニメーションではそこまでガツンときませんでしたが、
お話については良作。
調べてみると本作は実写版の邦画もあるんですね。
興味あるなぁ。
先に原作漫画を読んでみるかな。
短めレビューにて失礼します。
≪点数≫
6点
(23.06.24鑑賞)

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2023-09-08 Fri

2022年制作 韓
監督:イ・サンヨン
≪キャッチコピー≫
『最強VS最狂』
≪ストーリー≫
強行犯係の怪物刑事マ・ソクトに、所属するクムチョン署からベトナムへ逃げた容疑者を引き取りに行く命が下りる。現地へ向かったソクトとチョン・イルマン班長は、容疑者から怪しい気配を感じ極秘捜査を行う。すると背後に凶悪犯カン・ヘサンの存在が判明し……
≪感想≫
韓国映画。
以前観た「犯罪都市」の続編。
大好きマ・ドンソク兄貴主演作。
とにかく兄貴の魅力がたっぷりとつまった本シリーズ。
今作でもその魅力はいかんなく発揮されていました!!
本作のアクションについて。
荒くれ者たちの殴り合い。
無骨な奴らの殴り合い。
決して拳銃は使わない所も好感が持てる。
兄貴のパンチ、一発一発が重そうで痛そうでたまらない。
これが本シリーズの世界観。
最高でした。
キャラクターについて。
スタイリッシュじゃない朴訥としたやさぐれ感満載の面々。
警察所の面々。
良い感じで庶民的なルック。
決して有能すぎず無能すぎず良い塩梅。
本作のヴィランであるカン。
こいつのたたずまいがもう最高。
「顔」がまた良かったんですよね。
サイコチックでこいつに狙われたら命はないぜ的な無敵感あふれるキャラクターは
素晴らしかったです。
ただ、その絶対的な「悪」ですら、圧倒的な「力」を持つ兄貴の前にはひれ伏する。
その「力」で蹂躙するクライマックスのバトルはめちゃくちゃ
気持ちよく鑑賞させていただきました。
前作のレビューを読み返したら、やっぱり書いていたキャラクター達の「顔」。
本作でもその「顔」の良さは言わずもがなでしたよ。
そうそう。
前作でも登場していたあのブローカーのあいつ。
あいつの一挙手一投足には笑わせてもらいました。
最期の展開とタネあかしには思いっきり笑わせてもらいました。
そんなこんなで。
勧善懲悪でいききった世界観。
無敵感溢れる兄貴の武力を堪能するだけ!!!!
女性の臭いがほとんどしない泥臭い世界観も好印象。
なんとも気持ちの良い作品。
いやぁ・・・面白かった。
≪点数≫
8点
(23.06.22鑑賞)

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2023-09-06 Wed

2023年制作 米
監督:アンディ・ムスキエティ
≪キャッチコピー≫
『時空(とき)を超え“最強”集結――』
≪ストーリー≫
母を殺されたフラッシュは、服役中の父の冤罪を晴らそうとする。しかし、母を救うために過去を変えたことで、現在に歪みが発生。スーパーマンに倒されたはずの敵が現れ、フラッシュはもうひとりの自分や、別人になったヒーロ―たちを元に戻そうとするが……
≪感想≫※ネタバレあり
DCシリーズ最新作。
今回はジャスティス・リーグの一員であるフラッシュの単体作。
DC映画も楽しくなってきており、本作に関しても評判がとても良かったので
劇場にて鑑賞してまいりました!!
さてさて。
冒頭から最高。
タイトルが流れそうになって、一回オトして再度、バチっと決めるタイトル。
久しぶりに大満足のオープニングタイトルシーンでしたよ。
めちゃくちゃ楽しくてカッコ良し!!
冒頭、フラッシュが病院で赤ちゃんたちを救っていく流れとかも観ていて
楽しかったです。
フラッシュのキャラや本作の方向性をしっかりと描いたアクションシーンで◎。
アクションなんですが、基本的にフラッシュは素早く動ける事に特化した
キャラクターなのでとてもシンプル。
超速で動き回ってパンチとキックの応酬。
クライマックスのクリプトン星人たちとのバトルはとにかく楽しかったです。
2人のフラッシュで暴れまわるシーンはカッコいい音楽に乗って
わちゃわちゃとテンションがアガりましたよ。
ちょっと「X-men」シリーズのクイックシルバーのカッコ良い演出を思い出したり。
キャラクターについて。
本作では二人のフラッシュ。
マイケル・キートン版のブルース・ウェイン。
そしてスーパーガールが登場。
みんな素敵でカッコ良かったんですよね。
特にスーパーガールはカッコ良かったなぁ・・・。
それだけに彼女の最期は・・・。
実はこの着地だけは少し残念だったりもします。
バットマンもカッコ良かったな。
ベン・アフレックも良かったんですが、本作で活躍したロートルバットマンである
マイケル・キートンが良かった。
マイケル・キートンは1989年版バットマンを演じていたお方。
実は僕的思い出としてこの「バットマン」が初めて友達と子供だけで映画館に行った思い出が。
小学校6年生の頃だったかな。
公開初日に二人でバスに乗って映画館に行った思い出があります。
懐かしき。
お話について。
本作のテーマもマルチバース。
先日観た「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」もそう。
最近、マルチバースが過ぎますねぇ・・・(苦笑)
ラストの母親とのお別れのシーン。
ここまでド派手にお話が進んでいたのに最後は地味目な展開。
それがとても良くってシンプルに泣かされました。
他にも。
色んなサービスも盛りだくさん。
アクアマンも出てきたし。
ワンダーウーマンも出てきたし。
昔のスーパーマンが出てきたり。
ニコラス・ケイジが出てきたり。
ジョージ・クルーニーが出てきたり。
出てきたときは思わず笑っちゃいましたよ。
そんなこんなで。
大満足の娯楽大作。
咲に書きましたが先日鑑賞した「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」と
実は同様のテーマで描かれていて。
しかも、真逆の対応をしているところがなんとも興味深い。
運命を受け入れるのかそれとも運命に抗うのか。
なるほどねぇ・・・。
DC映画もどんどん楽しくなっている印象。
今後はどのように進展していくのでしょうか!!
楽しみですなぁ・・・。
≪点数≫
8点
(23.06.17鑑賞)

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