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No.742 『ハンナ』
No742 『ハンナ』

2011年制作 米
監督:ジョー・ライト

≪キャッチコピー≫
『16才、罪を知るには若すぎる。』

≪ストーリー≫
フィンランドの山奥で、元CIA工作員の父親に格闘に関するテクニックを教え込まれたハンナ。
彼女は、人の痛みを知らず感情を持たないまま16歳になる。
すでに父親の戦闘能力を超えていたハンナは、ある任務のためにヨーロッパへと旅立つが、
父親の同僚だったCIA捜査官のマリッサがしつこく追ってきて……。

≪感想≫
んんーーー、惜しい!!

ところどころ、好きな所もあったりしたんだけど手放しでほめる事ができない。

まず今作の見どころはハンナを演じたシアーシャ・ローナンの透明感かと。
美少女とはこういう子の事を言うんでしょうね。
正直、この子を見れただけでも良かったかなと。
ただ、この子の印象が線が細く過度の透明感を持っているために、
ハンナというキャラクターが少し危うく見えたんです。
そこは、ちょっともったいなかったな。
欲を言えば、このキャラクターにもっと冷徹で無意志な存在感があれば
もっと面白く観賞できたのに。

他キャラクターも良い味出しているのに、掘り下げが足りないのか、
物足りなく感じてしまいました。

んんーーー、何でしょう。
やっぱりちょっと詰め込みすぎ感は否めないですな。

例えば、ストーリーについてもそう。
今作、おとぎ話的なテーマも取り入れているんでしょう。
所々にファンタジー的な画も取り入れたりしていて。
確かにそういう映像はワクワクするし、僕も大好きなんです。
ただ、やっぱりなんかノリきれなかったりしたんですよね。
もっと、いききってほしかったなぁと。
もしくは、もっと現実に寄った作品にしてほしかったかな。
そこら辺のバランスがちょっと取れていなかった様な気がします。

とは言え、文頭にも書きましたが好きな所も多々ありました。
カメラワークだったりだとか、物語の始め方と終わり方をシンクロさせた演出は好感触。
シアーシャ・ローナンやケイト・ブランシェットの存在感も抜群。

何だかんだで楽しめたのは事実。
だからこそ惜しい惜しい。

≪点数≫
  6点
                                           (13.02.20鑑賞)


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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
今ちょうどこの映画観てました(笑)
私、好きですねこの映画。
主役の女の子は「ラヴリーボーン」の子ですよね?
透明感半端ないですね。
周りの評判では「ラストが良くない」と聞いていたので期待しないで
観たのが良かったのかも。
基本、こういうストーリー好きなんです。映画でも漫画・小説でも。
「Xメン」「アンダーグラウンド」みたいな。
なぜ自分は生まれたのか?とか、逃れられない宿命みたいな?
なかなかでした。
2013-04-28 日 00:40:45 | URL | [編集]
Re: 名無しさん
コメントありがとうございますv-290

> 主役の女の子は「ラヴリーボーン」の子ですよね?
> 透明感半端ないですね。

「ラブリーボーン」はずっと観たかった作品なのですが、まだ未見です。
主役のシアーシャ・ローナンの透明感は本当にハンパなかったです!!
今後も要チェックの女優さんです。

> 基本、こういうストーリー好きなんです。映画でも漫画・小説でも。
> 「Xメン」「アンダーグラウンド」みたいな。
> なぜ自分は生まれたのか?とか、逃れられない宿命みたいな?
> なかなかでした。

僕的にはもうちょっとしっかりお話を作ってほしかったかなと。
好きな部分も多々あったのですが。
惜しかったぁーって感じです。

「Xメン」は鑑賞しましたが、「アンダーグラウンド」は初めて聞きました。
どんな作品だろう。
機会があれば鑑賞してみますね。
2013-04-28 日 18:43:54 | URL | ゆず豆 [編集]
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