fc2ブログ
 
■プロフィール

ゆず豆

Author:ゆず豆
映画のレビューをつらつらと・・・。

■最新記事
■最新コメント
■最新トラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリ
■カウンター

■検索フォーム

■RSSリンクの表示
■リンク
■ブロとも申請フォーム
■QRコード

QR

No.216 『ローラーとバイオリン』
1960年制作 ソ連
監督:アンドレイ・タルコフスキー

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
バイオリンの練習が嫌でしようがない少年が家を抜け出し、工事現場でさぼっているとローラー乗りの青年と親しくなり、機械に乗せてもらううちに、空想に浸って愉快な体験をする。

≪感想≫
バイオリン弾きの少年と道路を舗装するローラー車を運転している青年との交流を描いた作品。

ほんの45分程度の今作。
特にドラマが待っているわけではありません。
ふとした出会いから繋がっていく心と心。
シンプルなんだけどなんとも心地よい。
何度でも観れちゃう。

青年は音楽家の世界を知り少年は労働者の世界を知る。
年齢なんて関係ないない。
認め合うってきっとそんなことじゃあないんだ。
素敵な形を見せてもらいました。

そして最後のあのシーン。
まるでその1日の出来事が夢のような日であったようなあの光の中での二人。
しびれあがりました!!

またいつか手に取るであろう一作です。

≪点数≫
  10点
                                           (09.05.20鑑賞)


にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
満足ならクリック!!
スポンサーサイト





映画 | 19:56:36 | トラックバック(0) | コメント(2)
コメント
ローラーとバイオリン 見ました
ローラーとバイオリン 見ました。
40分の作品ですから、短編映画。
内容もシンプルなものでしたけど、やはりタルコフスキー、
濃縮された芸術的な世界を堪能させてくれました。
とくに水面の反射光を意図的つかった演出は
映像に重層的な深みを与えて、素晴らしかった。
労働者の男が大変よし存在感でした。
2013-02-16 土 15:12:30 | URL | あべ [編集]
Re: あべさん
初めまして。
コメントありがとうございますv-290

僕はあまり旧作は観ていない方なのですが、
やはり名作は押さえておく必要があるなと。

シンプルな内容の中に、見える二人の繋がり。
そして叙情的な描写。

これがタルコフスキー節と言う物なのでしょうか。
とにかく沁みる作品でした。
2013-02-17 日 11:37:18 | URL | ゆず豆 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する