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No.1843 『殺さない彼と死なない彼女』
No1843 『殺さない彼と死なない彼女』
2019年制作 邦
監督:小林 啓一

≪キャッチコピー≫
『君の隣で、
    世界は変わる。』

≪ストーリー≫
高校3年生の小坂れい(間宮祥太朗)は、退屈な学校生活を送っている。ある日彼は、教室でハチの死骸を埋葬しているクラスメートの鹿野なな(桜井日奈子)を見掛ける。リストカットを繰り返し「死にたい」が口癖の割には、死んだハチの命を重んじる彼女に小坂は興味を示し、鹿野も小坂に心を開く。やがて二人にとって一緒にいることが当たり前になる。

≪感想≫
ティーン向け恋愛映画。

この手の作品はそこまで観ないのですが、巷で評判が良かったので
鑑賞してみました。

さてさて。

なるほど、思ってたのと少し違った素敵な作品でした。

原作はマンガなのかな。

3組の恋のお話と友情のお話。

1組目。
撫子ちゃんと八千代くんのやりとり。
無垢なる部分を真っ直ぐに映し出し、嘘くさいんだけど、嘘を感じさせない
二人のやりとりは、とてもキラキラしていて観ていてたまらない。
もうねぇ・・・。
自分に子供がいれば、こんな子たちに育って欲しいなぁと思ったり。
この二人のやりとりはずっと観ていたかった。
演じている二人とも、とてもフレッシュで嫌味が無くってね。
最高でしたよ。

2組目。
孤独を嫌うキャピ子と陰で支える地味子の友情譚。
これもベタながらも素敵なお話でしたね。
ちょっと外れますがキャラでいうと、きゃぴ子の野球部の彼。
あのクサさは何だ(笑)
彼の一言一言、口調。
思わず笑っちゃいましたよ。

3組目。
メインである「死にたい」が口癖の鹿野と、退屈に過ごしている小坂のやりとり。
言葉数も多くなく、結構、退廃的で暴力的な言葉も、ずっと見ていると、
それは二人にとっては優しい言葉となり、生きる糧となっていく。
その過程は観ていてグッと来たりしました。
それだけに、あの着地にはちょっとオチたりしたのですが・・・。

ふと感じる。
全体的に描き方もそうなんですが、恋のお話と同時並行であぶり出される
コミュニケーションのお話。
他者との会話だけでなく、個人の心の声も巧みに演出していて。
基本、一方通行な想いや言葉がだんだんと繋がって、伝わって会話になったり
日常になったりする。
他者との「繋がり」かたが上手に描かれていたなぁと。
それとは逆に一方的過ぎて繋がる事のできない象徴的なシーンもあってぎょっとさせられたり。

3組、それぞれが並行して語られるのですが、実はこんなところで交わってました的な
演出もに巧みで◎。

音楽も素晴らしかったな。
淡い感じで、これもまた青春的でノスタルジックな気持ちになるというか。

とても悲しいお話なのに、どこか未来は輝いて見えた終わり方。
きっと彼女たちの未来は清々しいものになっているんだろうなぁと思えるお話。
噂に違わぬ良作でした。

たまにはこういう作品を観るのも悪くないですなぁ。
おすすめです!!

≪点数≫
  8点
                                           (20.08.28鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1842 『スウィング・キッズ』
No1842 『スウィング・キッズ』
2018年制作 韓
監督:カン・ヒョンチョル

≪キャッチコピー≫
『 - 』

≪ストーリー≫
朝鮮戦争中の1951年。巨済島捕虜収容所の新任所長は、収容所のイメージ向上を目指して戦争捕虜によるダンスチーム結成を計画する。朝鮮人民軍の問題児ロ・ギス(D.O.)をはじめ、 ブロードウェイのタップダンサーだった黒人下士官ジャクソン (ジャレッド・グライムズ)らが集められ、チーム名は“スウィング・キッズ”に決まる。

≪感想≫
僕的にめちゃくちゃ大好きな作品「サニー 永遠の仲間たち」の
カン・ヒョンチョル監督最新作。

どよよぉ〜〜ん・・・。
めちゃくちゃ重く後味の悪い作品になっちゃいました。

映画としてはつまんないと言う訳ではなく、めちゃくちゃ
見応えがあって楽しい作品だったりもしたんです。
キャラクターたちも魅力的で素敵な奴らも多くって。
特にスウィング・キッズの面々はそれぞれキャラが立っていて◎。
それだけにあの終わり方には口あんぐり。
しばらく身動きできなくなっちゃいましたよ・・・。

演者さんたちのルックの良さは韓国映画ならでは。
スウィングキッズの面々のタップダンスはとても見応えがあって、心も踊ると言うか。
ただ、たまにありえない動きをしていたのは何だろう。
序盤のギスが踊るシーンでのコサックダンスとか、ピョンピョン飛び跳ねる
シーンとか。
あそこはノレなかったなぁ。
もったいないない。

本作は紛れもなく戦争映画。
タップダンスや敵味方人種を超えて心を一つにしていく過程は
とてもエンタメ的で心がグッとなりまくりな世界。
クライマックスのタップダンスシーンは最高にアガりまくりで。

ただ、その世界は「戦争」と言う環境の中で起こっていて。
この「戦争」に引き戻されるシーンはとても凄惨で生々しい・・・。
そしてあの着地・・・。
いやぁ・・・重い。
現実に引き戻されてどんよりしちゃいました。

最後のギスとジャクソンのダンスバトルシーンの素晴らしさに
さらにどんより・・・。

本当に良くできた作品。
史実を上手く使いながら、エンタメとして最高に作られているのと同時に
反戦的なメッセージも含まれ、めちゃくちゃ考えさせられる作品。
素晴らしかったっす!!
ただ、最後の着地が着地なだけに点数はどうしても上がりません・・・。
シクシク・・・。

≪点数≫
  2点
                                           (20.08.23鑑賞)

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映画 | 08:00:00 | トラックバック(0) | コメント(0)
No.1841 『ひとよ』
No1841 『ひとよ』

2019年制作 邦
監督:白石 和彌

≪キャッチコピー≫
『壊れた家族は、つながれますか。』

≪ストーリー≫
ある雨の夜、稲村家の母・こはる(田中裕子)は3人の子供たちを守るため夫を殺害し、子供たちとの15年後の再会を誓って家を後にした。事件以来、残された次男・雄二(佐藤健)、長男・大樹(鈴木亮平)、長女・園子(松岡茉優)は、心に傷を抱えたまま成長する。やがてこはるが帰ってくる。

≪感想≫
大好き白石和彌監督作品。

白石監督の作品は昔から追っていて。
凶悪」「孤狼の血」あたりが好きかな。
日本で一番悪い奴ら」「彼女がその名を知らない鳥たち」も好き。
とにかく今後も追い続けていきたい監督さん。

さてさて。

いやぁ、演者のアンサンブルが凄まじかったっす。
稲村家の面々が素晴らしかったのは言わずもがな。
脇を固める方々も素晴らしかった。
一人一人の演技がよすぎて、キャラの掘り下げが足りなく感じちゃったくらい。
もっと、この人たちを追い続けていきたい、見続けたいと思わせてくれる
俳優さんたちでした。

キャラクターでいうと、稲村タクシーの面々が素敵な奴らだったな。
音尾琢真さん演じる社長とか最高でしたよ。
若手運転手の男女も良い奴らだったし。
昔気質っぽくて素敵な奴らでした。

先日「AI崩壊」という作品を観て、何となく全てが胡散臭いなぁと
感じたのですが、本作はそれとは逆で、大小は別として、こんな問題を
抱えている面々や、家族がどこかしらにいるのではと。
そして、自分の家族を省みたり、思うことが多々生まれた良作でした。

ただねぇ・・・。
何とも重々しすぎる。
最後も、スッキリとした着地ではなくって。
稲村家は少しだけ光は射したんですが、例えばヤクザから足を洗った
堂下道生の親子問題。
同僚事務員の柴田弓さんの母娘問題。
下手すれば稲村タクシー会社への嫌がらせ行為はまだまだ続くんじゃないかと。

すっごいもやもやが残る作品というか。
解決策が見つからず重たい気持ちになる作品。
どこかでこういうことってあるよなぁと、もやもやもや。

そんな感じで。
テイスト的には大好きな白石監督印ど真ん中の作品といったところ。
大満足の良作でした。

≪点数≫
  7点
                                           (20.08.22鑑賞)

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No.1840 『AI崩壊』
No1840 『AI崩壊』
2020年制作 邦
監督:入江 悠

≪キャッチコピー≫
『その日、AIが
     命の選別を始めた。』

≪ストーリー≫
天才科学者の桐生(大沢たかお)が開発した医療AI「のぞみ」が、国民の膨大な個人データを基に、人間を選別し殺りくを始める。人々がパニックに陥る中、AIを暴走させたテロリストと断定された桐生は逃走を図るが、警察のAI監視システムによって徐々に追い詰められていく。一方、桐生の義弟で「のぞみ」を運営する企業の代表を務める西村(賀来賢人)は、事態の収束に動いていた。

≪感想≫
むむむ・・・。
何だか楽しめなかったよ・・・。

プロットとかは既視感バリバリなんだけど、ワクワクしたし、
楽しくなりそうな作品なのに・・・。

何だろう・・・。
全てが胡散臭いというか。
引っかかる所が多すぎてねぇ・・・。

まずは、桐生が警察に捕まらなさすぎ。
だって、最新テクノロジーを駆使しての逮捕術なんですよ。
中盤ぐらいからの逃げ方はまぁ理にかなっていたので、100歩譲るとしても、
序盤はある程度、知能戦ではなく肉体勝負だったりもしたので、
さすがに、少しスポーツマンってだけの桐生が逃げ切るのは納得いかなくって。
中盤の海に落ちても逃げ切れたのもピンとこないし。
さすがに死んじゃうでしょう・・・。
助かった理由も描かれるんですがあり得ないでしょうって。
何だかなぁ・・・。

役者の演技なのか演出なのか。
街頭インタビューの方とか。
全体的に何だか胡散臭かったんですよねぇ。

ただし、その中で一縷の光となった、黒幕の桜庭!!
キャラクター的にも素晴らしかったです。
最後の視聴者への語りも良かった。
演じたのは岩田剛典さん。
一気にファンになってしまいましたよ。
彼に関してはMVP!!

いやいや。
それでも、やっぱり止まらない不満点。
これって、正味1日ぐらいのお話なんですよね。
なんか、もっとやる事というかパニックになってもよさそうなのにな。
桐生を追っかけることに力を注ぐ前にもっとやる事がね。
政府の対応も何だかなぁと。
総理が亡くなるというある意味、未曾有の危機の上に、これまでになかった、
AIの反乱というとんでもない事態になっているのに、どこかふわっとしていて。

気になることは山ほど。
正直、最初から最後まで引っかかっちゃったな。

沖縄が普及率が低いのはなぜだろうとか・・・。
こんなにも革新的なシステムなのに、世界には行き渡っていないのはなぜだろうとか・・・。
ここまでAIが進化していたら、もっと社会に浸透していてもよかろうに・・・。
確かに作り上げたのは桐生なのはわかるんですが、それを活用していったのは
他の人や社会なのに、桐生がこんなにも敵対視されるのはなんかもやっと。

桐生演じた大沢たかおさんの逃げっぷり、走り方がめちゃくちゃオーバーなのは
ちょっとなぁ。
腕の振りは凄いんだけどスピードはあまり出ていないみたいな。
何だかなぁ・・・。

あと、終盤にもめちゃくちゃ引っかかった部分が。
黒幕の桜庭がなぜか自分が犯人というシーンを語り出す件。
ありゃ、何きっかけなんだ??
周りに警察が山ほどいるのに自白するって・・・。
その後のミニドローン的なもので独白シーンを配信するのも特に
意味を感じなかったし・・・。

止まんねぇなぁ・・・。

とにもかくにも。
ひたすらザラザラしながら鑑賞。
最後の娘さんが写真を反射させてAIを止める件もノリきれず。
全体的に娘とのシーンはもれなくノレませんでした。
残念無念。
細やかな設定はわかりやすくて良かったんです。
例えば、桐生がなぜ体力あるのかとか、海外でジョギングをしているシーンを
見せることで説得力が増したり。
クライマックスの写真の反射もフリが効いていたしね。
何でしょう、もっと大きな部分がふわっとしていて、そのザラつきの方が気になって気になって。

いやぁ・・・とほほほほ。
残念無念。

≪点数≫
  3点
                                           (20.08.21鑑賞)

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No.1839 『ジェミニマン』
No1839 『ジェミニマン』
2019年制作 米
監督:アン・リー

≪キャッチコピー≫
『あなたは、もう一人の
     自分(クローン)と戦えますか?』

≪ストーリー≫
腕利きのスナイパーとして、その名をとどろかせるヘンリー(ウィル・スミス)は、政府からのミッションに臨むが、正体不明の人物から襲撃を受ける。自分の動きや考えを見越しているだけでなく、バイクを使った武術を繰り出す襲撃者にヘンリーは苦戦を強いられる。やがてヘンリーは襲撃者を追い詰め、襲撃者の正体が若いころの自身のクローンだと知る。

≪感想≫
ウィル・スミス主演作。

凄腕諜報員が引退を決めたら、何者かに狙われることに。
その正体は、自分の生き写しだった・・・的なお話。

お話はまぁまぁまぁ・・・。

アクションがめちゃくちゃ良かった。
特に中盤のバイクアクションが素晴らしかった。
若スミスがオフロードバイクを扱ってのドッカンバッカン。
移動手段ではなく武器として扱う。
まるで手足かのごとく使ってね。
あまり観たことないアクションの数々で最高。
アクションに特化したカメラワークとかも相まって◎。

終盤のスーパー・スミスとのバトルアクションも最高。
あのスーパー・スミスが二人の所に移動していく常人離れした
パルクールに興奮。
ヒロインのダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)がしっかりとバトルに
加わっていたのも好印象でしたね。

序盤のウィル・スミスのスペシャリストっぷりも
見応えがあって良かった。

とにかくアクションに関してはとても素晴らしかったです。

ここからはちょっとむむむ。
まずは見た目問題。
見た目に若干の違和感があって、少し気持ち悪さすら
感じちゃったり。

キャラでいうと脇のキャラがおろそか気味だったのもちょっとなぁ・・・。
ヘンリーのマブダチたち(2名)があっさり退場するのももったいなく感じたし。
もっと凄腕っぷりを発揮してもらいたかったっす。

そんな感じで。
とにかくアクションが素晴らしかったという印象。
特にあのバイクアクションはもう一回観たくなるレベル。
何度も書きますが中身は無いので、頭カラッポで鑑賞できる
良作でした。

≪点数≫
  7点
                                           (20.08.15鑑賞)

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