2023-03-24 Fri

2022年制作 米
監督:ライアン・ジョンソン
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
IT業界の大富豪マイルズ・ブロン(エドワード・ノートン)は地中海のプライベートアイランドに友人たちを招き、ミステリーゲームをしようと提案する。しかし、島で実際に殺人事件が起きたことで状況は一変し、参加者たちは事件の容疑者となってしまう。不穏な空気に包まれる中、名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)は友人同士の間に渦巻く思惑と、事件の真相を解き明かすべく捜査を開始する。
≪感想≫
Netfrixオリジナル映画。
シリーズ2作目。
前作も鑑賞。
大まかにしか覚えていませんが楽しめた印象。
さてさて。
一癖、二癖ある、一味、二味違うミステリ映画。
本作もとても楽しめました。
展開や演出がフレッシュ。
最初に大まかな事件を見せて、そこから少しずつ時系列を
混ぜこぜにしてタネをあかしていく。
そこから浮かび上がる犯人像。
さらに犯人への制裁へと繋げる展開。
いやぁ・・・気持ち良かったです。
お金もかかっているからか、クライマックスの演出もド派手。
大爆発シーンはスカッと気持ち良かったですよ。
そうそう。
キャストで言うと。
ふと思ったのですが、あの島にいるメンバーで一人だけまったく関係ない
男性がいたんですがあの方は結局何だったんだ??
物語にもまったく関わらないし。
カメオ的な出演だったのかな。
カメオと言えばヒュー・グラントが出演していましたね。
まぁまぁまぁ。
とにもかくにも。
前作よりも楽しめました!!
これはシリーズ化するんでしょうね。
ジェームズ・ボンド=ダニエル・クレイブの新たなるシリーズの誕生です。
≪点数≫
8点
(23.01.08鑑賞)

満足ならクリック!!
スポンサーサイト
2023-03-22 Wed

2022年制作 米
監督:アンソニー・ルッソ/ジョー・ルッソ
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
グレイマンの名で呼ばれる、正体不明の工作員コート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)。CIAからの仕事を請け負ってきた彼だったが、所属する組織の重要な機密を知ってしまったことから追われる立場になる。
≪感想≫
Netfrixオリジナル映画。
ライアン・ゴズリングが主演、クリス・エヴァンスをヴィラン。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟を監督に据えた大型アクション映画。
バッチバチの楽しい作品に仕上がっておりました!!
キャラクターがまずカッコいい。
主役のライアン・ゴズリングが最高にクールでイカしていて。
どんなにピンチに陥っても、冷静に対処する。
こいつに任せておけば間違いない絶対的なオーラは観ていて
気持ち良かったです。
敵のサイコ野郎を演じたクリス・エヴァンスも最高。
いききったサイコキャラはとても気持ち良かったですよ。
あと影のMVPともいえる女性エージェントのアナ・デ・アルマスも
良かったなぁ。
彼女の戦闘力も半端なくってね。
めちゃくちゃ有能すぎるでしょ(苦笑)
少しだけ不満点。
先に書いたキャラクターがめちゃくちゃ立っていたのもあって
最後の着地がなんだかスッキリしなかった。
だってさぁ・・・。
クライマックスのシックス(ライアン・ゴズリング)とロイド(クリス・エヴァンス)のバトル。
めちゃくちゃ見応えあって最高だったんです。
それが、あの決着の付け方。
外野がロイドをぶっぱなしての終了・・・。
いやいや、そりゃあないよ。
もっとスカッとさせてほしかったなぁ。
最後の終わり方も、全体的に解決していない感じがしてね。
ちょっともやもやが残った印象。
まぁまぁまぁ。
アクションは最高。
シックスの超絶無敵感を堪能できるアクションの数々。
カーアクション、電車アクションのあたりはフレッシュで気持ち良かったですよ。
地下に閉じ込められてからの脱出からのバッタバタとなぎ倒していく
テンポも良かった。
とにかく楽しく鑑賞することができました。
そんなこんなで。
このもやっとした終わり方。
こりゃシリーズ化するぞ。
調べてみると本作は原作があって、やっぱりシリーズ物みたい。
トム・クルーズの「ジャック・リーチャー」シリーズみたいなものかな。
いやぁ・・・楽しみ。
≪点数≫
8点
(23.01.08鑑賞)

満足ならクリック!!
2023-03-20 Mon

2022年制作 邦
監督:原 恵一
≪キャッチコピー≫
『君を、ひとりにはしない。』
≪ストーリー≫
中学生のこころは学校に居場所がなく、部屋に閉じこもる日々を送っていた。ある日突然、部屋の鏡が光を放ち、吸い込まれるように中へ入ると城のような建物があり、そこには見知らぬ6人の中学生がいた。さらに「オオカミさま」と呼ばれるオオカミの仮面をかぶった少女が現れ、城のどこかに隠された鍵を見つけたらどんな願いでもかなえると告げる。7人は戸惑いながらも協力して鍵を探すうちに、互いの抱える事情が明らかになり、徐々に心を通わせていく。
≪感想≫
とても評判の良い本作。
噂に違わぬ良作でした。
お話がすこぶる良かった。
どの時代にもいじめを受ける子はいたり不登校になる子どもが
いたりと考えると萎えてしまったのは事実ですが、
きっと彼ら彼女たちにも立ち上がるきっかけやチャンスは
転がっていて、もっと言うと誰しも一人じゃないんだなぁって
思わせてくれて。
子どもたちに観てほしいのもあるんですが、どちらかというと
周りにいる大人たちや社会へと向けられたお話でもあるような気がして。
そこに映っている残酷な真実は確かに存在しているんですよね。
例えば、主人公のこころに取り巻くいじめっ子たちの存在。
いじめっ子のあの描写は本当にきつかった・・・。
彼女の中の間違った正義で本当に悪い奴を決めきれない感じが
とっても嫌な気分に。
けど、現実もこういう事ばかりなんだろうなぁって。
ミステリ・ファンタジーとしてもすこぶる良かった。
徐々に明かされる7人の関係。
中盤ぐらいからうっすら気付き始めるんですが、それがとても良い塩梅。
序盤、中盤はとても苦みがあって観ているこっちもとってもイライラ
もやもや苦しい展開。
それが最後のカタルシスに繋がる。
最後はひたすら希望に満ち溢れた爽やかな着地。
脊髄反射的に泣かされる。
いやぁ、良い作品を観れました。
先日観た「すずめの戸締り」よりお話的にはこちらの方が好きでしたよ。
そんな感じで。
とても良い物語。
ただ、確かに少し飛び飛びの印象を受けた部分も。
俄然、原作が気になってきた。
原作を読まなくっちゃ。
追記:原作読ませてもらいました。
より丁寧に描かれていた印象。
こちらは大人はもちろんですがたくさんの子どもたちに読んでほしいなぁ。
≪点数≫
8点
(23.01.07鑑賞)

満足ならクリック!!
2023-03-17 Fri

2022年制作 英
監督:アレックス・ガーランド
≪キャッチコピー≫
『 - 』
≪ストーリー≫
夫ジェームズ(パーパ・エッシードゥ)の死を目の当たりにしたハーパー(ジェシー・バックリー)。心に負った傷を癒やそうとイギリスの田舎町を訪れた彼女は、豪華なカントリーハウスの管理人を務めるジェフリー(ロリー・キニア)の出迎えを受ける。町を散策するハーパーは、少年、牧師、警察官など出会う男たちの顔が、皆ジェフリーと全く同じであることに気がつく。さらに廃トンネルからつけてくる謎の影をはじめとする怪現象や、夫の死のフラッシュバックによって、彼女は追い詰められていく。
≪感想≫
映画スタジオ「A24」作品。
旦那を目の前で亡くした女性が、リフレッシュのために
田舎の家を借りてお休みをするっつーお話。
ジャンルはホラー映画。
気持ちの悪い演出やホラー演出。
見事にくらわされました。
演出がしつこくって気持ちが悪い。
中盤ぐらいの全裸男が庭にぼんやり立っているシーン。
めちゃくちゃ気持ちが悪かった!!
ドリフの
「志村うしろ、うしろー!!」
的な展開にひたすら握りこぶしをギュッとしながら鑑賞。
間を大切にしてしつこいくらいにぼんやりと全裸男を映し出す。
良い意味でいやぁな演出でしたよ。
演出で言えばトンネルエコーの件も不気味で美しくって良かった。
ちょっと「千と千尋の神隠し」を思い出したり。
ホラー演出で言うと、タイトルにもある通り、出てくる男どもが
みんな違和感のある顔だったのも良かった。
あの協会の少年?的なキャラの顔の違和感も最高でしたね。
最後の展開。
しつこすぎるほどのグロ展開。
気持ちの悪い男が気持ち悪い男を生み出し、
それがまた気持ち悪い男を生み出し、
また生み出す。
ぬめぬめしたルックとエグくてグロい演出は
不快度マックス!!!!
ただ、これが監督が描きたかったことなんでしょうねぇ。
主人公のハーパーが過去のトラウマから脱却する。
旦那の抑圧からの解放。
クライマックスのハーパーが少しづつ逞しくなって
「またかよ」顔になっていくのがとても楽しかったです。
最後の最後。
ハーパーは憑き物が取れたようなさわやかな表情。
あら、意外に鑑賞後の気持ちはスッキリ。
そんな感じで。
本音を言うとよく分かんなかった不思議な映画といった印象。
気持ちの悪い映像とルックなのに鑑賞後はなんだかスッキリ。
変な映画でした。
≪点数≫
6点
(23.01.03鑑賞)

満足ならクリック!!
2023-03-15 Wed

2019年制作 韓
監督:イ・ヘジュン/キム・ビョンソ
≪キャッチコピー≫
『半島が、崩壊する。』
≪ストーリー≫
北朝鮮と中国の国境付近に位置する火山・白頭山で、観測史上最大級の噴火が発生する。噴火によって大地震も誘発され、ソウル市内のビル群が倒壊するなど人々はパニックに陥る。白頭山の地質研究の権威である大学教授カン(マ・ドンソク)がさらなる大噴火の発生を予測したことを受けて、韓国政府は韓国軍大尉チョ・インチャン(ハ・ジョンウ)と彼が率いる爆発物処理班に対し、北朝鮮に潜入して火山沈静化を図る秘密作戦の遂行を命じる。そのためにインチャンたちは、作戦成功の鍵を握るとされる北朝鮮人民武力部の工作員リ・ジュンピョン(イ・ビョンホン)を見つけようとする。
≪感想≫
韓国映画。
豪華キャストでお送りする超絶エンタメ作品。
出演者は「KCIA 南山の部長たち」等々のイ・ビョンホン。
「PMC:ザ・バンカー」等々のハ・ジョンウ。
そして我らがマ・ドンソク兄貴!!!!
なんて香ばしいキャスティング。
そしてお話の内容が火山が爆発して国の危機を救うために立ち上がる的な内容で。
そりゃあテンション爆上がりに決まってるでしょう・・・。
ってな訳で楽しみにしていざ鑑賞。
さてさて。
・・・・あれ?
あれあれ??
なんだかノリきれないぞ。
なんだかアガらないぞ。
確かにド派手なんです。
確かに豪華キャストなんです。
ただ、なんかピンとこない感じ。
お話が詰め込み過ぎ。
火山の爆発を止めるお話の中に北朝鮮が絡んだり、
アメリカが絡んだり、妊娠している奥さんの危機が絡んだり。
山盛りな上に一個一個が薄っぺらくってノリきれなかったんですよね。
展開も雑で。
冒頭で、北朝鮮に潜入するチームが乗った飛行機が突然の故障。
火山灰が影響なのか分かりませんが、その演出いるかなぁ。
いきなりのアクシデントに思わず笑っちゃいましたよ。
あとは、適当にアクシデントは起こるんですが、全部が全部
突然すぎて。
やっていることは派手なんですが、繋がらないからとほほ・・・。
残念無念。
キャストについて。
先に書いた主役級の方たちには概ね満足なのですが、しいて言うと
マ・ドンソク兄貴のキャラがちょっともったいなかったかな。
兄貴はその体躯で火山なんかとバッチバチのマッスルアクションを
見せてほしかった(笑)
もちろん、今作のようなガリ勉キャラもギャップがあって最高なんですが、
それならそれで、もっと立たせてほしかった。
そんなこんなで。
ルックやキャストはやっぱりド派手。
これは映画館案件だったのかもしれませんね。
お家の小さな画面ではお話や展開を忘れさせてくれるような迫力を味わえなかったので
もったいなかったなぁと反省。
残念無念。
≪点数≫
4点
(23.01.02鑑賞)

満足ならクリック!!